はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

改めて気付いた自分の気質

2008年06月19日 | はなこのMEMO
私は目の前のことに全力投球するタイプの人間のようだ。端から見たら張り切って見えるらしい。

先日のクラス懇談会でのこと。担任の先生がB5用紙を配り、それに自分の話を聞きながら3つの項目について書き込んで下さいと言われた。無記名で、とのこと。確か、受験に臨む子供達に親として伝えたいこと、受験に関しての疑問・不安、残り少ない高校生活を子供達にどう過ごして欲しいか、だったと思う。その用紙を何に使うかはその時点では知らされなかった。私は昔から講演会のメモ取りをしているので、人の話を聞きながら、考えをまとめるのはお手のものだ(講演会では講師の話を聞き取りつつ、その内容から瞬時に要点だけを取り出し、自分の頭の中で再構成する作業の繰り返しだ。ブログへの日々の書き込みで、文章を書くことが億劫でないことも理由かな)。私は10分程の間にすべての項目にびっしりと文章をしたためた。

その後先生は記入用紙を回収し、3つのグループに分れるよう指示された。そして回収した用紙を適宜シャッフルして、それぞれのグループに手渡し、それを読みながら懇談するよう提案された。他の父兄の書かれたものを読んで驚いたのは、1,2行しか書いていない人が殆どなこと、しかも漢字の書けない人が多いことだ。もちろん私のように文章をつらつら書けば良いというわけではなく、箇条書きに簡潔にまとめられたものもあった。おそらく利用目的が明確であれば、私もそれに合わせて書き方を変えただろうし、他の方ももう少し真剣に書いたと思う。ただ、このことで、自分がいかに過剰なまでに目の前の課題にエネルギーを注ぐのかが分ったのは確かだ。

先日のワークショップでグループに付いた先生にも、他の父兄が遠慮がちに意見を述べる中、ひとり活発に意見し、作業を進める私に「Aさん、張り切っていますね」と言われた。自分ではそんなつもりは毛頭なく、ただ時間内に何をすべきか考えたら、勝手に口も手も動いただけだ。私からしたら、おとなしい他のメンバーを見ていてもどかしい。能ある鷹が爪を隠しているように思えて。私の場合、ボランティア活動でディスカッションの場が多く、人前で意見を述べる(戦わせる?笑)能力が鍛えられていることもあるのだろう。

ワークショップでは伸び伸びやらせてもらった一方で、クラス懇談会ではグループの司会の方が黒一点の父親に気を使って、その人にばかり話を振るので、正直物足りなさを感じた。私としては、帰宅時間が遅く子供との接触が少ないという父親の話を聞くより、他のお母さん方の話をもっと聞きたかった。限られた時間内で、できるだけ多くの人から、有意義な話を引き出すのは難しいことなのかもしれないけれど。

こんな私がボランティア活動を辞めたら、エネルギーのもって行き場がなくて大変かなあ…有能だったら次のステージに向けて着々と準備を進めているはずだろうけれど、いかんせん中途半端なのである(__;)。

私のオアシス・スポット♪
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