
最近、スズメが減ったと言われる。家が西洋風になり巣を作る場所がなくなったとか。
そういえば少なくなった気もする。
「いくら食ふものぞ追うなよスズメの子」と言う一茶の句がある。昔は貴重な穀物を食べるので害鳥で、農家の人にとって「許せない」となるが、・・・・一茶は「ま、そういうな」・・・と言うことかな。
昔台湾に行った時、屋台で焼き鳥を食べた。「おいしかった」。・・・なんの鳥と聞いたら「ハトだ」と答えが返ってきた。・・・・・なんとなく気落ちした。
ハトとかスズメは人間に近いところにいるので、食料としてはなじまない。
しかし、昔はスズメも「やきとり」として食べられた。薬用としても貴重だったらしい。腹痛、こどものかんの薬、夜尿症、せき、神経衰弱、眼病、はげ頭・・・・とにかく何でも効くのだ。何でも効くというのは、なんにも効かないということか。

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