武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

歌壇に佳作

2013年01月30日 | Weblog
今朝の朝日新聞をひらくと、歌壇に前投稿した短歌が佳作にはいっていた。前のことなのでスッカリ忘れていた。
ま、めでたいことである。

font color="yellow">この夏に長き介護の母送り展覧会に顔見せし君

末尾がちょい直されてあった。去年の夏の作だ。全国版だとレベルも高い・・・・長野県版で佳作と言うことだ。
ま、気分よく前のやりかけのポチ袋を12枚完成した。
デザインのおもしろさを味わったと言っておこう。ま。

追い出し部屋

2013年01月29日 | Weblog
相撲の世界もきびしいもので伝統ある部屋がなくなったり、合併したりしてる。後継者がいなかったり、資金不足だとか。
それとは別に大会社には「追い出し部屋」なるものが誕生したようだ。
ここに配置されるということは、あきらかに戦力外通告というもんだ。名前の通り、排泄する機能をもった部屋の感じがする。
まったくやりきれない部屋だ。
この世の醜い荒波は大学を志向する高校生や卒業する大学生のもふりかかることもあるのだ。この世の最悪のエゲツない部屋だ。

君はストリスク

2013年01月28日 | Weblog

節分が近いのか、商魂たくましいのか・・・・豆など売られ鬼の面もやたらと飾ってある。日本の鬼はちょい頭の弱いがおそろしい悪者として扱われる。ま、愛嬌ある悪者ってとこか。
西洋にはオーグルというこれに似た悪者がいる。シンデレラや眠り姫で有名なシャルル・ペローが17世紀つくったらしい。大きく不器用でお姫様をさらったり、村人の怖がれたり・・・・・・ただオーグルが食人種なのだ。
そんな話は横において、不吉なフクロウの化け物・ストリクスを切ってみた。古代ローマにいたフクロウだ。人間の肉をえさにし、これがあらわられるのは死の前兆とされていたーーーーーーーーーーー。

ボスという貫禄

2013年01月25日 | Weblog

ちょい変わったスタイルの版画と思いいたった。・・・・しかしながら、今までを脱出するのは結構むずかしい。
これは「ボス」というタイトルをつける予定であった。しかし、ボスというのは大事なのは貫禄であり、小顔では葉巻に負ける。・・・・・・いまいち貫禄が出ないので「街角」とでもするか。
やっぱりジャン・ギャバン風でないとモチマセン。

現代教育論

2013年01月24日 | Weblog
同窓会の連絡がきた。最初に教えた子供たちでいよいよ還暦だそうだ。その記念の年らしい。
わたしは当時ペイペイで、副担任となっていて一緒に遊びまくっていた。・・・・担任の先生方は当然私より年輩で、もう亡くなった方もおられ・・・・・・・私を思い浮かべたのだろうか。

法律の改定で、今辞めると退職金が減らず、かえって増えるとか・・・・で早期退職者が増えている県があるらしい。教職と言う使命感がないのだろうか・・・と論評してる。補充をして影響ないとか言ってるが影響はあるに決まってる。子供は生身の人間なのだ。・・・といっても先生が臨時だろうが正規だろうが子供にとると関係なく、先生が変わってかえって生き生きすることもあるのでなんともいえない。
自宅の近くの会社の前を通ると、小学校5年の時担任した青年にあった。転職して最近ここへ勤めてるとのこと。30歳だそうだ。・・・・まったく最初はわからなかった。こっちはあまり変化はないが、・・・・あちらは成長期だのだ。
病院に入ったら受付にペーパーで花飾りを作って飾ってあった。それをパクリ。少し変化させてみた。

江戸人のあそび心

2013年01月22日 | Weblog

江戸時代の出版物はもちろん木版だ。数的には結構多くて驚いた。
元禄五年の例だと、7300点だそうだ。きっと絵師とか彫師とか刷師が大勢いて活躍してたのだろう。人数が多いということは競争相手も多いと言うことだから、技量も競いあって高くなっていったのだろう。
そのうち「遊び」に関する本が1200点だそうだ。「遊び」といっても子供の遊びでなく、大人の遊びだ。そこには江戸の大人の遊びがつまっていた。
遊郭とか俳諧などになるとお金がかかるので、庶民はお金をかけず知的に遊ぶのが江戸人の心意気だったらしい。言葉遊びは回文とか、花見見物ではなく蓮見とか、手ぬぐいあわせとか、はさみを使ったきりぬきとか影絵とか・・・・・あらゆるところに遊びを見つけたようだ。しかし、これが西洋文化が押し寄せると、前近代的とすたれた・・・・ほそぼそ生きているものもあるけど。

ツラツラツララ

2013年01月21日 | Weblog
この間の雪がまだ結構残ってる。屋根からツララが光ってる。
昔の家屋だとどでかいツララができた。今はこじんまりまとまって・・・・目にもとまらない。ツララと響きがいいが、地方によって色々呼び名があるらしい。
ツロコンボとかチャラりンとかサガリツユとか。昔の子供にとっておもちゃの少ない時代は、ツララは楽しい遊び道具であった。子供たちによって、それどれの地方地方に色々な呼び名ができたとか。ということとぜんぜん関係なく・・・伊勢えびを作った。

隣家とのつきあい

2013年01月18日 | Weblog

これは未完。途中である・・・・・中国の怪奇小説集から題材をいただいた。
ある男がいた。実直で勤勉な男であった。
しかし、嫁様との縁が不思議となかった。ある日、美貌の若い女があらわれ妻となった。自分のことを詮索しないと約束し・・・・・平和な日々が続いた。ある日、男はどうしても妻の素性を知りたくなった。これが妻に知れ・・・・約束をやぶったからには、ここにもおれません・・・・と去った。
おおまかに言うとそういう筋だ。
なんか日本にもこれに似た民話がある。他の中国のお話にも日本のに似たものがある。
これは中国から伝わって日本風にアレンジされ広まったのではないか?
とにかく、争っていても何もいいことは両方にないのだ。

切り絵という切りこみ

2013年01月17日 | Weblog


ま、そういうことで二枚目の切り絵を作った。
疲れたのは目と肩だ。あわせてメカタという。
芥川賞の受賞された黒田さんと言う方の文体を、ちょいテレビで聞く。
なるほど、そういう切り込みもあるのだ・・・・・七十五歳だそうだ。
まいるなーーー。

きり絵のさそい

2013年01月16日 | Weblog

江戸幕府も閉鎖。いばっていたお侍もおちぶれ、こどもは「寺小屋」から「学校」へ通うようになった。
そのころの図工の時間は、西洋の技術を習得するためものを模写するが目的だった。・・・つまり図を描く技術を得るものだった。
最初の頃はは子供に自由に描かせえるなどは考えられていなかった。
そんな図工の歴史を書いた本を読む。
「切り抜き」などが載っている。最近本屋に行くと「切り抜き」とか「もんきり」の本がたくさん並んでいる。どういう現象かよくわからないが、・・・・・・・・・・
教科書の巻末には「・・・手工は申すまでもありませぬが行儀正しく充分仕事に注意をしなければうまくいきませぬ。」と言う注意書きがついていた。

そこで思い立って黒紙を折りたたんで切ってみた。・・・・注意ぶかく。