武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

弥生の終わり

2010年03月31日 | Weblog
いよいよ三月・弥生も終わりだ。弥生は「イヤオイ」が転化した言葉で、もとは「イヨイヨ茂ルコト」という意味だ。ま、旧暦の話だけど。

この寒暖差の激しさでトマトやアスパラの出荷がままならぬといニュースをやっていた。従来の気候の変化に対応できたノウハウが通用しないと。やはり気候も異常状態にはいっているのだ。

暗い話も子ヤギが母ヤギに甘えるのを見るとホッとする。こういう情景は心和やかにさせる。

珍野苦沙弥先生

2010年03月30日 | Weblog

珍野先生は「我輩は猫である」の飼い主の英語の先生である。猫の目を通して、あまりさえない先生として描かれている。漱石自身がモデルだからそうなるのだ。
えらく寒い日であった。1500円の床屋へ行ったせいで頭も冷えていた。

寒いのでコタツで珍野先生に色をつけて試作は終わった。折りたたんだ写真も載せました。

墓場鬼太郎

2010年03月29日 | Weblog
今朝から朝の連ドラが新しく始まるというので見る。漫画家の水木しげるさんの奥さんが書いた「ゲゲゲの女房」が原作だ。

「ゲゲゲの鬼太郎」は最初は「墓場鬼太郎」から出発している。写真は竹内寛行という人の漫画だ。さらに昔へもどれば、戦前はやった紙芝居の「墓場奇太郎」がはじまりらしい。
紙芝居から貸し本という流れの漫画は、買うというより借りるというシステムの中にいた。借りるという文化が衰退し、昭和三十年代から漫画雑誌に移っていったのである。その中で妖怪など登場させ進化したのが「ゲゲゲの鬼太郎」だ。

POP・UP

2010年03月28日 | Weblog

今までに作った「しかけPOP・UP」をパソコンの作品紹介に投稿してみた。(投稿っていうのかな?)それについて感想をもらえるのも楽しい。顔は見えないがパソコンでつながってる世界も楽しい・・・そういう人も多いのだろうか。

顔が見える句会は、短歌は前回に比べどんぞこ。俳句は二句入っていた。

まんさくの咲いて己の足軽し
庭梅の老いても手足にピアスあり

小諸なる古城のほとり・・・

2010年03月27日 | Weblog
今日は小諸で版画協会の総会であった。
なんか気分的に発展の見えない会なので気も重い。島崎藤村が泊まった旅館が会議場所であった。会のはじまりに旅館のお嬢さんが草笛を演奏してくれた。「椰子の実」が曲目だった。食事はおいしいと言えばおいしい感じだった。
楽器でない演奏もたまのはいいもんだ。
写真は近くの小諸城址入り口である。
千曲川に向かっての坂面にこの城は建っている。攻めるに難しそう。ここの城は山本勘助の築城だとか。勘助は実在に存在したのか不明らしい。

老桜の歴史

2010年03月26日 | Weblog

花といえば桜。「大仏の膝うづむらん花の雪・・・其角」この花はもちろん桜だ。
昨日「桜木町駅」というのに桜がないのはおかしいと桜の苗木を植える・・ニュースが流れていた。
写真の老桜は先日の重き雪や風で倒れた。ここはかって小学校があって・・そのご廃合があって保育園になり・・・その後児童園になった。長い歴史のなかで子どもたちを見てきた桜だ。寿命を感じたのか、関係者が近くに若い桜の苗木を植えてある。世の流れはこういうものだ。
公民館のカギも渡し、あと総会だけとなった。特に感慨もなし。館報3月号の裏面は川柳とわたしの漫画でしめくくっている。

我輩は猫である

2010年03月25日 | Weblog
「我輩は猫である」に出てくる主人は「・・・読みかけの本によだれをたらし、胃弱で皮膚は淡黄色を帯弾力がない不活発な兆候を表している。そのくせ大飯をくう」とある。漱石自身がモデルだそうだ。その主人は中央において、今日は猫に仕掛けをいれた。
縁側の左の猫は「斜め折りのポップアップ」を使っています。開くと回転をし、前を見てふくらみます。

「ポップアップ」とはとびだしたり動かすことのできる仕掛けの総称です。

電気の日

2010年03月24日 | Weblog
3月25日は電気の日である。日本ではじめて電灯がついた日である。
テレビで白熱灯製造中止とかのニュースをやっていた。エジソンが京都の竹を使って電球を作った話もしていた。電気の日にあわせたニュースかもしれない。

版画協会の役員選考で一休み。

ペーパー立体を少しやろうと始めたが、ここしばらくやってなかったせいか腕の鈍りと頭のにぶりで、もとにもどるに時間がかかった。開くと立体になる・・・飛び出す絵本。龍之介の「杜子春」です。

ゴータマ・ブッタ

2010年03月23日 | Weblog

自分でかってにアレンジしました。数え唄。
インド人の子どもは
煮豆が好きで、
さんざん食べて
しかられて、
ゴータマ・ブッタも
麦飯食った、
菜っ葉はやっぱり日本人と
くどくど
父さんにしかれれた。

昨晩は地区の総会で、無事新役員にバトンタッチした。めでたしめでたし。

月形半平太

2010年03月22日 | Weblog
昨晩は「龍馬伝」を見る。武市半平太が出ていた。この方は芝居で「春雨じゃ、ぬれていこう」という台詞で有名な月形半平太のモデルだ。龍馬と遠縁にあたり、土佐勤王党を結成し、公武合体派の吉田東洋暗殺を計画する。このあたりから龍馬は半平太と距離をおき脱藩の道を進む。その後半平太は力をますが後に粛清・切腹となる。

えらく暖かな日があったと思えば、風とか雨で大荒れだ。それでも春は近い。この暖かさで庭のカタクリが芽を出し、今日にも咲きそうだ。

春雨の話にもどると月形半平太は風流で「春雨に濡れていこう」と言ったのではなく、春雨は横から吹き込んでくる雨だから、傘をさしても同じだと言うことらしい。風流でいいのだ。こういう意見は物語をつまらなくする。