武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

こども歳時記

2008年04月30日 | Weblog
「猫の手もかりたい」という忙しさ。
子どももそれなりの分担をしていた。牛の餌の草刈をしてて遅刻するなど今では考えられない。私ではないけど・・・

私などは川の側の田んぼでは、川の魚のことばかり気になっていた。空を見て、そしてはやく暗くなるのをまっていた。

信濃大町・・新緑の中綱湖

2008年04月29日 | Weblog
白馬に向かう途中仁科三湖といわれる湖がある。中綱湖は真ん中の湖であり、一番小さい。冬には湖面が凍り、わかさぎ釣りなど行なわれていた。最近ブッラクバスなどでワカサギも減っているようである。
この湖底に鐘が沈んでいて、どうやってもひきあげれないという湖の誕生にまつわる鐘の伝説がある。

「湖ができたへこんだ分が有明が盛り上がったのだと・・・・・・」

アスパラガス

2008年04月28日 | Weblog
この食べ物は最初は観賞用としてはいってきたようだ。
ぼあーとした枝葉はたしかに観賞用だ。庭の片隅に去年植えたのが数本芽が出てきた。まだ細い・・・数年このままでゆったりさせて、肥らせて後年食するとなる。

最初に、この食べ物が私の口にはいいたのかと言えば、こどもが小さい頃だった昭和50年頃でしょうか。それまではかんずめで白いのを見たことがある程度。

聖火リレーは大騒ぎ

2008年04月27日 | Weblog
中国の赤い国旗がはためいて、なんか元気のいいころのメーデーを思い出す。
まけじとチベット亡命政府の国旗も見える。雪山獅子旗と言うらしい。

このチベットの国旗は赤、青、黄がくっきりと鮮明な旗だ。はじめて見た。
「原色をならべる」「混色しない」これを参考にしてみたい。
とかのんびりと感想をのべていていいのかとも思う。

つちのこ伝説

2008年04月26日 | Weblog
早川いくを著・イラスト寺西晃「へんな生き物」を読む。
架空の変な生き物が載っていた。

刺激されたせいか「つちのこ」を描いてみた。見たこともないし、探検隊など組んでイベントをしてるとこもあるという。いるとは思われないが楽しく探しているらしい。
蛇の類は、高校生の頃「まむし」に食いつかれてえらい目にあった経験があるので苦手だ。

白水素女・・・岡本綺堂訳

2008年04月25日 | Weblog
晋の頃の物語である。
大きなほら貝を拾ってきたまじめで恭謹の徳を持った謝端という男の物語である。
ほら貝の中に天帝からこの男を富ませよと命をうけた白水素女がいた・・・・・

これらの中国の昔話を読んでると日本のように「恨み」とか「怨念」とか「恩返し」がからんでこない。ふっとあらわれて、ふっと消えるような筋だ。たくさん読んでないので不正確かもしれない。

土蔵

2008年04月24日 | Weblog
土蔵・・または蔵。
子ども頃はここに入れられると怖かったという話を聞くが、わたしは一度も入れられたこともない。しかし電気もなくて、湿った空気感が別世界だった。入り口の鍵も三重になっていた。
これは今聖火リレーでさわいでいる長野市でのスケッチ。お店などに転用している蔵だ。通りの裏へ入ると蔵がまだ残っている。さすが門前町と思わせる。
安曇野にも蔵がそこらかしこに見える。堅牢な、なかには豊かさを誇るような蔵が健在だ。

つばめ

2008年04月23日 | Weblog
つばめがスイスイと飛ぶようになった。
えんび服のように尻尾が割れているツバメと割れてなく岩山に巣をつくる
イワツバメがいる。実際はまだ種類があるらしい。
益鳥で人間に一番近いツバメだが、最近フンなどで嫌われているらしい。そして住宅がコンクリート化してくると巣をつくるところが減り、かっての状勢が逆転してイワツバメが最近元気よくなっているらしい。
最近イエツバメが住宅を探しているらしい。

岡本綺堂

2008年04月22日 | Weblog
岡本綺堂といえば「半七捕物帖」とくる。
探偵小説、捕り物小説の開拓者、ルーツである。
後年怪奇物を出すことが多くなったと。この版画も「中国怪奇小説」のうちの捜神記「首の飛ぶ女」から採った。
もともと英文学にすぐれたうえに、中国語訳も手がけているからすごい人なのだ。

変怪民譚・・・猫

2008年04月21日 | Weblog
飼い主が死んで猫を飼うものがいなくなった。近所の人が時々えさをくれていたが、いつのころか姿を見せなくなった。一年たってふと猫があらわれ米一升を炊いてやるとぺろりと食べ姿を消した。二年目は二升、三年目は三升・・・・
村の衆は相談した。そして猫に言った。「もう、めしはだせねーよ」「山で静かにくらしてくれ」
それから猫はあらわれなかった。
それから冬になると山で道に迷った人がいなくなった。それは雪の上に猫の足跡があって、それをたどれば迷うことはなかったという。

この話のタイトルは「三升飯を喰った猫」と言う。