武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

あがたの森

2007年10月31日 | Weblog
ひと昔、小説家北杜夫が青春を謳歌していた旧制松本高校の校舎(講堂)です。
信州大学の文理学部になって今東京都の副知事をしている猪瀬直樹さんかな。
卒業生が、当時をなつかしみバンカラ風で応援歌を歌っているニュースを見ます。青春を刻んだ校舎が残っていることは、とても自分の残像が鮮明になりますね。

通りかかった時コーラスの声が聞こえたので、絵では勝手に外へ出ていただきました。

孔子廟

2007年10月31日 | Weblog
多色を使ったものを作りたくなって、一昔、タイペイに行った時の風景を彫りおこしました。この建物は「孔子廟」だったと思います。スケッチと写真を参考に組み立てました。
孔子廟は中国の山東省にあるのが有名だそうですが、孔子を祀ったものですから、方々にあると思いますし、奈良、平安時代には日本にも作られたとか。
「仁」(おもいやり)を理想にした道徳思想で受け入れられ、広く広く尊敬されたのでしょう。

俳句短歌ーちりとてちん・・・・・・・・

2007年10月30日 | Weblog
文化祭に展示する短歌、俳句を映えるように展示したいというので、切り抜きがどうかと言うことで作って見ました。切り絵がでしゃばらないように抑えて・・・・

この俳句、短歌はA氏のものを借りてあります。

寝る頃になると、肩が張ってきて明日もできるかな。というところです。

列車の旅なかで・・・・・・

2007年10月29日 | Weblog
長い列車の時間の中で、隣席で初老のおじいさんが寝ておられた。窓の外には穏やかな丘が続き、オレンジ色の屋根の農家が見える。広い緑の中でよくマッチしている。中国へ行った時、中国の列車はソ連から入ってきたので、座席が大きいと聞いたことがあったが、ハンガリーも大きくゆったりしていて、きゅうくつでなくていい。長時間、飛行機の狭い座席に乗っていたせいもありそうだ・・・・

遊遊図3

2007年10月28日 | Weblog
めんこや野球や缶けりを描いてみました。缶けりというと神社を連想します。
神社がメイングランドでした。中央の石を使った遊びは「チョンチョンパ」とか言ったかな。

女の子が地面に書いているのは絵描き歌「たこ入道」です。

「みみずが三匹はって来て、朝飯昼飯晩の飯、雨がザーザー降ってきて、霰がポツポツ降ってきて、あっと言う間にタコ入道」地方によって少し変わっているようですけど。

昔日子ども遊遊図 2

2007年10月27日 | Weblog
長らくつついていた「遊遊図」終わりにしました。H幼稚園に贈る予定。
全体を写すと細かくなるので、部分にしました。
大きな三人は朴の葉っぱでお面で遊んでる。中央が笹舟。小川で流しましたね。女の子の遊びかな。笹で水車も作りましたね。右がくるみ笛。音の出るものはホオズキとかタンポポの茎とかいろいろできましたが・・・
小さい二人の少年は「くぎうちあそび」です。なんていうふうに呼んでいたか、名前を忘れた遊びです。最低二人でできたので結構やってました。地面がアスファルトだと無理ですけど。
他は竹馬、ゴムとびです。説明無用ですね。

聖堂のステンドグラス

2007年10月27日 | Weblog
教会のステンドグラスはどこも輝いていた。
外光がグラスを通して、薄暗い教会内部に厳かな雰囲気をかもしだしている。この空気が人々の信仰を一段と高めるのだろうか。
現実には宗教が生活の中にどっしり根をおろし、精神的なもの、文化的なものを生み出す根底にあることがよくわかる。小さい頃から、心に刻まれ土壌は簡単に消えないものだ。宗教が対立を生むことがあり、難しい問題をおこすもとにもなるから難しい。
このスケッチは、かなり作ってあります。少年も登場させて見ました。

地下道の演奏屋さん

2007年10月26日 | Weblog
少し芸がないので、タイトルを変えてみました。
地下道でバィヨリンを弾く人。どちらかというと連れの子犬の愛らしさの方が人気者の感じでした。本人もそのつもりらしい雰囲気でした。ケースに小銭入れになって、帰ってビールでも一杯やるのでしょうか。

同行したイラストレーターの方が「人物が入ったスケッチいいですねー」とおっしゃったので、いきおいずいてホテルでとどめておいたものです。

ハンガリーの旅 14

2007年10月25日 | Weblog
いよいよスケッチも少なくなった。
これはいわゆるハンガリーの温泉である。行く前にオペラ鑑賞にネクタイ、温泉用に海水パンツを忘れるなと言われていた。オペラは声かからなかったが、温泉は絶対体験しょうと、4人で地下鉄に乗って、朝6時に出かけた。
これまたすごい建物で、野球場のドームのような大きさに温度によってプールがあり、壁はレリーフがちりばまれ、色とりどりのタイル、ホールのステンドグラスなど、日本の風呂のイメージでははかれない。みんな水着。においは日本のような温泉のにおいがない。成分の違いか。早朝から結構人がいたので昼間はもっと多いのかもしれない。1500円くらいで、時間によって半分位返金された。いい体験だったけど、あちらの方の体格に圧倒されました。男女ともに・・・・・。

ハンガリーの旅 13

2007年10月24日 | Weblog
この人は何者だろう。メトロ(地下鉄)入り口に座り込んで、新聞を読んでいる。
ホームレスの人なのだろうか。いそがしそうにまわりを行き来している人がいても気にするふうもない。

この通りは「アンドラーシ通り」という。ブタペストの有名な通りだ。第二次世界大戦後は「スターリン通り」。ハンガリー動乱の時は「ハンガリー青年通り」と呼ばれるなどハンガリーの歴史を刻む通りなのです。