武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

がんばれニッポン

2012年04月30日 | Weblog
昭和44年に発行された本に朱鷺のことが載っていた。
もう日本にしかいない。日本でも朱鷺は佐渡の九羽、能登に一羽になってしまった。この頃、中国のニュースははいってこない時代であったので中国にいたこたは知れてない・・・・・
当時、佐渡でも朱鷺のいるところは奥地で、道らしい道の無い深山にあったと言う。佐渡一番高い国見山と言うところだ。案内人がいないといけなかったらしい。調査も大変だったらしい。

もともと朱鷺は平地に住んでいた。函館、伊豆、加賀、九州、東京西多摩、朝鮮、台湾などにいたと言う。
森林の伐採で水たまりが減少して、水棲動物のいなくなったとか減った原因はいろいろあるようだ・・・・個体が少なくなって近親交配で弱いひなや無精卵が産まれることも原因らしい。

朱鷺の学名はニッポニア・ニッポンと言い、野鳥の激減を心配して法律ができたのは戦後アメリカからきたオースチンと言う人のおかげだ。当時まだ日本は戦後のドサクサで人間が生きることで目一杯だったのだ。がんばれニッポン。

色のいろいろ

2012年04月29日 | Weblog

安曇野の春の風景だ。
この間、怒りのコメントをいただいた菜の花畑が散歩道にあった。菜種油でもとるのだろうか。そこから東の山が見える。白い筋は桜だ。山の頂上に向かって花盛りだ。
菜の花は黄色だ。少し前までは東北の一部では、お年寄りが「菜の花がまっさお咲いてなす」とか言っていたそうだ。・・・・昔は「青」と言う言葉の意味は広く、黄色とか緑も含まれていた名残だそうだ。色について現在程、細分化していなかった。

日本には「とき色」とか「ふじ色」とか・・・色合いの微妙さを表すネーミングがある。

句会があった。ギリギリではいった俳句

花冷えに旅立つ末っ子送りけり

信州の教育を考える

2012年04月28日 | Weblog


長野県では教員の不祥事が続き、知事が現場に檄を飛ばしてる。いろいろな人間がいるからなーーーーーではすまされない。
教員育成の欠陥か。人間育成の欠陥か。・・・どこかにガタがきている・・かな。
その昔の寺小屋は青少年の育成におおいに役立った。非行防止、躾がビシバシとおこなわれた。手習いよりも躾にはそうとうエネルギーを注いだ。そこから育った子どもは自制のある人間の育ったのだろう。

寺小屋男座のおきて
  ①父母ならび師の申すことに逆らっていけない。
  ②服装を正しく礼節を重んじろ。
  ③手習い中、高笑い悪戯禁止。などなど
寺子屋女座のおきて
  ①顔のよしあし言わない。
  ②着物のよしあし言わない。
  ③無駄口、告げ口、高笑い禁止。
  ④友および男子のうわさ禁。などなど

これについて人権侵害とかやり過ぎなどとわめくPTAはいなかったようだ。

江戸の犯罪を考える

2012年04月27日 | Weblog

世に犯罪は絶えない。
無罪となっても臭いと思わせる人もいる。調べる方も勝手に調書を作ったりする。

江戸時代は拷問にかけ、自白させるということを頭に浮かぶ。エビ責め、つり責め、駿河責めなどの拷問があったそうだ。駿河責めとは、縄でつるして回転させる拷問だ。



しかし実際はそう多く行われたことはないらしい。・・・が自白は重要視されたようだ。

テレビの警察ドラマでは活躍している。鑑識捜査も手本があったらしい。こういう傷口はこういう凶器とか。

捜査手続きも現在に比べたら不備が多く、迷宮入りも多数。役人の功名心からの冤罪も多かったらしい。時代時代の流れがあり、裏があり表があり・・・・

酒の神

2012年04月26日 | Weblog
「紙で作るからくり人形・・ビールで乾杯」
いやに暑さが来て、ビールの季節だ。
ヨーロッパで酒の神というとブドウの栽培、ブドウ酒製法を考えたバッカスである。
日本では京都の松尾神社の祭神が「酒つくりの神」だそうだ。行ったことはないが、秦(hata)氏の氏神であるそうだ。秦氏というのはもともと朝鮮から帰化した人たちで、「酒の醸造」を伝えたのがこの神社の信仰のはじまりらしい。昔、プロ野球に秦選手という人がいて、祖先は日本に渡ってきた人かもなーーーと思いつつ見ていた。

朝鮮半島は日本のすぐ隣だ。歴史からみても隣人なのだ。隣人と言うよりもっと近いかもしれない。

菜の花・・風景

2012年04月25日 | Weblog

文部省唱歌に「おぼろ月夜」がある。今は文部省と言わないが・・・・・
「菜の花畠に入日うすれ、見渡す・・・・・」春の風景だ。
わが畑には野沢菜や唐菜や残った白菜がきれいな黄色の花を咲かせている。ここは散歩の通り道なので「まだ、咲かせてるだね」とか言われそうなので全部ぬく耕作した。
この写真は隣のNさんの菜の花だ。
ゆったりと咲かせているので・・・こういう方の隣だとあせらずいける。

鰯を銀粉を使って彫ってみた。

カラ

2012年04月24日 | Weblog

暗いニュ―スばかりだが、佐渡の朱鷺のヒナが三羽確認できたそうだ。これは明るい。
話だと人家に以外と近く巣の位置も見にくいところで、外敵から襲われることも少ないだろうと・・・・・・・そういえば前はカラスが卵をさらったとか。
カラスは「黒し」というところから来た。・・とあの新井白石は言っている。これはあやしい・・・・「カラ」は鳴き声で、「ス」はカケス、ホトトギスなどと同じように「鳥」と言う意味・・・・これが正説となっている。
「カラ」という歌謡集団がいるが、カラスとはイメージが随分ちがう。
一般的に鳥の名前は、鳴き声から来てるのが多い。
ジュウイチ、ヒヨドリ,チドリ、シジュウカラ、カッコウみんなそうだ。

なんでも鑑定団に

2012年04月23日 | Weblog

前島密・・・・変な名前だなと思いつつ小さい頃、教科書で顔も確認した。4月20日は日本の郵便制度が確立した日だ。この前島さんが活躍した。・・・しかし、それまでの「飛脚」をしていた人の抵抗はでかかった。いわゆる失業だ。しかし、最近の不況だからリストラします、ハイくび・・・・と言う社長とちがう。「内通通運」と言う輸送会社を作り、そこで「飛脚」の人の生活を保障した。
この時の日本最初の切手が鑑定団に出たら・・・・・どえらい値がつく。「これを竜文切手」と言う。この切手は「銭四十八文」と書いてある。好きな人にこの話をすると、うるさいくらい御説明なさるので、話さないことにしてる。

ものの言い方・・・

2012年04月22日 | Weblog


人のお話しするのは気を遣わないといけない。
腰の低い人、なんだか横柄な人、馬鹿なことを言ってるが知性を感じる人,
プライドが高いのか威圧的な人・・・長年の職業が身についてきたのだろう。
他人のことは言いやすいが・・・・・

要職を経てボケてしまった方が施設でも、抜け消えず周りの方に嫌われているとか・・・・母のいた施設を訪れた時、本を持ってブツブツ大声で文句を言ってる方がいた。・・・・元教員をなさっていた方です・・・とか。職業はぬけきれないのだろうか。

ある本によると知的な人間ほど暴力的言動に対応できないと言う。知的な人が怒鳴られたり、叱られると論理的に反論できなくなる。それをいいことに自分の権威をひらけそうとする人間は大声で威喝する。これはかっての鈴木宗男議員だそうだ。最初の怒鳴る。その後なだめ、おだてる・・・相手は安心して慕ってくるという。それが人のコントロール方法だと。・・・これだと権威は増しても知性は増えるわけではない。

カラクリ

2012年04月21日 | Weblog

江戸時代に大いに栄えた「からくり」は、お年寄りなど夜なべで作って縁日や街角で売ったとか。しかし、手間がかかる・・利益が少ない・・・。
御祭りの屋台などに残っているが、日常生活から消えてしまった。
カラクリは「絡繰る」(karakuru)から来てるらしい。
ゼンマイは鯨の「ひげ」を使ったとか。
「卵を産み続ける」カラクリ玩具を作ってみた。回転によってポトンと産んで、それが下から巻き込まれて、またポント産まれる仕組みだ。
こういうニワトリはいたら、養鶏場は大いに繁盛するだろう。>