武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

大雪の予感・・・

2007年12月31日 | Weblog
大晦日。朝からチラチラ。北は大雪警報。
大雪の予感だ。昨年はさっぱり降らなかった。
雪を下ろすのは、雪の降る地方では宿命的な仕事であると思っていたが、地球の変化でそうでもなくなっている年もあるのだ。
絶対的と思っていたものが、絶対的ではないことを強く知ったのは、いつのことだったろうか。1ドルが360円と教わったことが崩れた時か、父との相撲に勝った時か、あの東西ドイツのベルリンの壁の時であったか。

へーブが行く・・・・

2007年12月30日 | Weblog
あと二日か。
へーブというのは、ブタペストから近郊の都市に出て行く緑色の電車のことである。ゆったりした広さと、さほどのスピードで、のんびり気分になれる。都会を離れて緑の郊外であるし、オレンジ色の家や時々教会の塔など見えて旅情を誘う。
目を凝らすと、コンクリートの壁などに、やたらとスプレーの落書きがあり、ここも現実の生活があった。中国行った時、駅のホームにトラックが入ってきてびっくりしたが、ここの駅も段差などないから、道路から入れる。お客も自由に入れる。日本のように切符買って入るというより、入ってから切符を買う仕組みらしい。自由のホームに入れるのだ。途中、検札があったので、そこで切符をチェックする仕組みらしい。

ストーブ

2007年12月29日 | Weblog
昔、学校でお世話になったストーブです。小学校の時の作文です。
 
「こ寒い小風が吹いて来る。四季のうち一番寒い季節になりストーブに関係が深まる、僕等の教室にもどっしりした足でもっているおんぼろのストーブが安置してある。ストーブみるたびに思い出す思い出、雪を乗せ割れそうなふた、今にも二つに割れそうなストーブ、今年はだいじに感謝しなくてはならない。ストーブは火をたくと赤くなっていばる鉄びんも僕達にするようにあっためている。教室は暑くなると、うれしそうにねむっていく。ストーブ見てると表現がわかる。」先生は朱書きで「最後の意味がわからない」と書いてくださっている。
うーーーん、もっともだ。
ストーブに餅をこすりつけて、せんべいみたいに伸ばして食べていたこともあったな。

塩の道挿話・・・・青鬼集落

2007年12月28日 | Weblog
これは白馬村の青鬼集落です。「あおに」と読みます。白馬をぬけ、そろそろ小谷に入る前に右側の山に入っていきます。山道を20分ほど入ると集落が見えてきます。大きな家屋の集落が見えてきます。ここが歴史ある里・青鬼です。昔は峠越に鬼無里に抜け善光寺と通じていたはずですので、こちらが青鬼、あちらは鬼がいない。その昔話も残っています。
棚田もあり日本棚田百選に選ばれたとか。
最近、観光客も多いので、家の外装もきれいにしてました。

ドナウの向こうに・・・

2007年12月27日 | Weblog
ずーーーーとながめていると、あちこちと直したいという気持ちがでてきて作り直しをしました。どちらが東か西か、わかりませんが夕焼けの風景で組み立てました。
原油値上がり、格差とか不景気や殺伐な事件のニュースの多い昨今です。気持ちだけでも、これをながめて明るくと思うのですが夕焼けでは・・・・・・・落日気分になるかな。

年取りないないづくし

2007年12月26日 | Weblog
「猫には年をとらせない」と前に書いたので続編。

借り物に年をとらせない
縫い物に年をとらせるものでない
機に年をとらせるものでない
年取りの食事をはやく取らないと、来年の仕事がおくれる
年取りをやる時は、大戸をあけないと、福がはいってこない
大晦日の晩は火を消すものでない

正月飾り、3っ作ってみました。

フェレンツィ美術館もう一度

2007年12月25日 | Weblog
前に彫った美術館風景にもう一度挑戦してみた。すこし小奇麗になりすぎたかなという思いもありますが・・・・
いろいろと構成をしているうちに、実際の風景とはちがった風景になってしまた。

いずれにしろ美術館に展示されている作品、建物が宗教がバックボーンになっていいることがつくづく思いだされます。

ねずみの年取り

2007年12月24日 | Weblog
松も手に入れるのも面倒になったので、自作の「お飾り」で今年はいくことにした。干支のねずみを真ん中にいれ、小判とか鯛やこづちで作ってみた。

ねずみの話です。小さいころ年取りが近くなると、「ねずみにも年をとらせろ」と祖父がいって、米ににぼしをそえて、ねずみのでそうな場所においた。かすかに憶えている。昔の人は牛とか鶏にも年をとらせた。だけど猫は年をとらせるものでないと言ってた。
なぜだろうか?年とると働らかなくなるということかな。当時、猫はねずみ退治の有力な戦力であったからな。・・・・。

近藤 勇

2007年12月23日 | Weblog
新撰組の衣装も忠臣蔵を模しているのだろうかなと思いつつ切ってみた。
近藤勇も土方歳三も百姓あがりである。身分差別の厳しい江戸時代では百姓は永遠に百姓であったろう。しかし、幕末ともなれば、これも崩れ「剣」をきっかけに武士の仲間入りに成功した。ゆえにか、本来の武士以上に武士らしく行動し散っていった。

いま、先進国は格差社会に課題をもっている。イギリスのリバプールでは3人に1人が貧困層という。子どもも貧困であり、それが代々続いて貧困の連鎖状態であるという。個人の力ではどうにもならない。政府や企業が、先をみこんで職業訓練などの対策費を投資するという。それが将来の失業手当や犯罪対策費の節約につながると見込んでいると。はてわが国は・・・・・・。

木崎湖の昔話

2007年12月22日 | Weblog
大町の木崎湖の北端の風景である。かっては冬になると結氷しスケート大会なども行われたらしい。また夏の避暑地で皇室などの訪問もあった。今は昔の面影も薄い。
北端の「海ノ口」には、にわとりと犬は飼わないという言い伝えがある。それはキャンプ場近くに仁科氏の森城址があります。ある時、城主の貞高を木曽義仲の次男義重が攻めてきた。湖上を逃れようとしたが、かわいがっていた鶏と犬がさわいだため攻め殺された。海ノ口の衆は社をたて、鶏と犬は飼わないことにしたという。今はどうなのでしょうか?
現在、海ノ口には大糸線の小さな無人駅があり、数年前コミックにとりあげられ有名になったとか。