武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

小野小町の雨乞い

2012年07月30日 | Weblog


雨が降らなければ、農作物に良くない。降れば降るで災害が起きたり・・・・それにしても暑い。テレビはオリンピックで怒鳴ってるばかりで、余計暑い。

夕方、雷とともにいい雨が来た。
天気予報もあたるのだ。
大昔は、「雨乞い」の儀式をやり、全くの「神だより」だったのだ。
なかには俳句や和歌が結構はばをきかせていたらしい。
小野小町がなんとか・・・という和歌を詠ったら雨が降ってきたと言う話もある。
俳人其角にもそういう話がある。「夕立や田を見巡りの神ならば」と詠んだら雨が降ったとか・・・・・・
ま、どっちでもいいが・・・
ワークショップ用の十二支人形が一応完成したのだ・・・・・暑い。

キタアカリ

2012年07月28日 | Weblog

この暑さの中、イモを掘った。
今年は「キタアカリ」と言う品種で栽培してみた。その名前からして北海道あたりかな・・・・・・
だいたいジャガイモは遠いインカの産だろう・・・・できはこれでイインカと言うところだ。

胴体を三つの筒で作る。少しづつ小さくして一つの筒にはいるようにする。一番上から糸でひっぱる・・・・そして放すとストンと落ちなく・・・・ゆっくり縮まる。
これはイイアイデアだ。・・・・・・でもどっかの誰かが気が付いているでしょう。

同じく虎で、東京台東区に昔から和紙で虎をつくり、周囲を屏風で囲みうちわであおぐ胴体に空気が入り、フアフア浮かぶ「ズボンボ」と言う民芸品があるそうだ。足の重しはシジミの貝を使ったそうだ。

夏の頭をひねれ

2012年07月26日 | Weblog

ま、暑いのは夏だ。厚いのは豆腐の揚げがいい。
前に作ったのをリホーム。
昔の名品に「お茶運び」のカラクリ人形があった。江戸時代だ。バネに鯨のひげを使ったとか。お客にお茶を運び戻ってくる。その距離もコントロールできる。
すごい。

階段を回転してくる人形もあるが、水銀を使ったとか。こっちもすごいわ。

この人形は動かない。自分で飲むだけだ。それだけだと、工夫がないので・・・・・・・考慮中

君は空を飛べるか?

2012年07月25日 | Weblog


オリンピックでさわがしい。
イチロウ選手が移籍だそうだ。松井選手は戦力外通告の危機らしい。
人間は年齢には勝てない。

朝、ラジオ体操の音楽が聞えてくる。世の中は夏休みになったらしい。

オスプレイと言う蚊も飛んできて、困ったものだ。撃退のスプレイはなく、ただ普通のスプレイを振り掛けるふりしている。消費税・・・・使い道は違うぞ。

猫のうらみ

2012年07月24日 | Weblog

猫をかわいがる人は多い。しかしながらこの動物は、エジプトの昔から人との生活でどうすれば人間が喜ぶか知っている。
気まぐれで自己中心的な性格を喜ぶ人が多い。しかしながら年をとると「ねこまた」と呼ばれる大きな化け猫になる。尾っぽが二つにわれ、一種の魔物だ。
最近、猫フードが良くなり、人間並みに栄養過多でコロリ死が多く、猫又になかなかなれない。
猫又は恩のある人間には襲うことはない。他の人は遠慮なく食べてしまう。・・・・・・

このことを理解して飼ってる人は少ない。


昔の農家は猫はどの家にもいた。お蚕さまを飼育していると、それをネズミが襲うので猫が活躍したのだ。
猫が多いと、当然婚活もないまま出産する。
これを全部飼ったら、人間の食料が減る。当然捨てるのだ。
これが子どもの役目で「目のあかぬうちに捨てて来い」と、大川に流し捨てるのだ。親猫の目を盗んで・・・
波にのまれアッ言うまに流されていく。
当時、プールなどなかったので川遊びが夏場盛んだった。遊んでいると上流で流された子猫が生き残ってピーピー泣いているのに出くわした。これを拾いあげ、そっと飼う。・・・・・それはドラマの出来事で・・・当時は見て見ぬ振りをしてた。
現実は厳しいのだ。

酉と戌の場合

2012年07月23日 | Weblog
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犬はかわいく色紙の残りでカゴをあんでいれてみた。テレビで今年の持ち主のわからぬ犬猫の殺生数をグラフで見せていた。・・・減ったそうだが、数の多いこと。
南無阿弥陀仏。

にわとりはカゴにいれてみた。このカゴは「籠目」と言う切り方切り出す。こういうことは江戸時代に「文様切り」と言って盛んにやられた一つだ。

江戸時代の手先から生まれた民衆文化はすごい。
特に玩具類はすごいなーーー。
消えてしまったものもあろうが、収集されていた人のおかげで残っている。
尾崎清次さんのコレクションはすごいそうだ。日本玩具博物館におさめられているそうだ。
場所は姫路だ。

アア、青田刈り

2012年07月22日 | Weblog
「青田」と言えば、そういう名のプロ野球に名選手がいた。川上哲治がテキサスの哲とか呼ばれたころだ。
長島以前の話だ。長島の出現で「見せるプロ野球」が花咲いたのだ。

一点の偽りなく青田あり   誓子
この雨で田んぼの稲の緑が濃い。弱弱しい苗がたくましく根をはり秋にそなえている。
むかし、貧しい農家が秋まで待てず「青田売り」をした。悲しい言葉だが・・・・就職戦線に「青田刈り」として登場した。優秀な人材を集めるため、稲穂のつく卒業をまたず手をつけると言うことだ。・・・・ところが最近そういうわけにいかず、青田の前に刈り取りがはじまり規制があったり・・・・・「青田刈り」と言う言葉も使わないようになった。
就職戦線は厳しいのだ。
私の時代は3月の末になって採用決定という時代だった。もうすぐ4月だな・・・と思ってると通知が来たものだ。

ワークショップの種は、年代にあわせ「干支で遊ぶ」ことにした。
設計図を描いたり,試作したり・・・・一日で三つしかできなかった。

午と兎と蛇だ・・・・だ。

いろころも

2012年07月21日 | Weblog


雨だ。結構な雨だ。・・・・と言っていいのか各地で被害がでそうだ。
こういう時は読書でいく。「限界集落株式会社」と言う本を買った。
題名のごとく、過疎村の物語だ。・・・結構いやにならず読める・・・・書き方がうまいのだろう。・・・展開もおもしろい。

古着の写真を撮ってみた。祖母の使っていたものらしい。黒いのは花嫁衣裳らしい。
大事のとっておいたのだろう。

かたびらや浴して来し人の貌
着やせする黒といふ色単物
灯火吹く単衣の肩のほそりかな

この日の憂鬱

2012年07月20日 | Weblog
版画教室の帰り、寄り道をして駐車してるとバッテリーがあがった。
ついてない。JAFに来てもらった。劣化してるとか・・・・・・く。
「大のこ」を売ろうとアンテック店による・・・・・このブームは去り、5つで1000円くらいですーーーーー。ブームの来るのを待ったら・・てーーーーーーく。
地区の文化祭に作品を出したいのでワークショップの依頼がきた。昨年はペーパーで動物の顔を立体にし壁飾りを作った。・・・良かったのか、評判悪かったのか不明。


私よりちょい上の女性の団体なので、千代紙でこんな箱でも作るか・・年代にあってるかも・・・紙人形にしてみるか。
なにやら資料を探してみたら大町の作家・タマコ女史の消しゴムハンコがあった。
これでもいくか・・細かいと抵抗あるな・・と迷いつつ日が暮れた。

ばけ猫

2012年07月19日 | Weblog


次はばけ猫だ。
気ままで自己中心的な・・・・それが魅力かもしれない。猫好きな人は・・・・・・・・


猫は死神の使いとも言われ、死体を飛び越えると死体が動き出すと言う。こういう場面は見たことがない。だいたいお葬式になると人が集まるので、猫はどこかに引っ込んでしまう。
歌舞伎などに出てくる猫は、だいたい化け猫のたたりだ。講談も出てくるが、これもたたりだ。
やっぱり夏は化け猫のシーズンだ。