武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

暫定税率・・・・道路

2008年03月31日 | Weblog
ここは塩の道の一部である。昔はここにはなにもなくて石仏をまとめて塩の道の雰囲気を出そうと並べたようだ。
もう苔むして、昔からここにあったような風情である。ここから越後に入っていくが塩をつんだ牛がころげおちた位の急峻な道になるから、ハイキング気分では歩けない。

昔は、お盆になれば「盆道作り」と言って、道の草刈など村総出でおこなった。それはお盆に祖先が戻ってくる道であり、嫁いだ娘が帰ってくる道であり、出稼ぎの人が帰ってくる「里帰り」の道であった。昔の人は道について現代の人よりは確かに敬虔な気持ちをもっていたのだ。

帰ろかなーー

2008年03月30日 | Weblog
帰ろうかなーー帰ろかなー帰るのよそうかなーー
というような歌がありました。
北松本の駅の近くの風景です。川は完全にコンクリートで制御され、水も流れていましたが、あまりきちんとすると味気ないものです。
白鳥も北へ帰っていきました。

「どこやら知れる人目をば、隠せど色香梅が花、散りても跡の花の中、いつか故郷へ帰る雁、まだ肌寒き春風に」

花より団子

2008年03月29日 | Weblog
庭の梅が咲いた。家猫が飛び出して梅の木に登った。
これから桃とか杏とか・・・桜と春たけなわとなる。
われわれ日本人は梅といえば丸い赤い花をおもいだし、桜といえばあの吹雪のごとくの花びらを連想する。ところが欧米ではCHERRYと言えば「さくらんぼ」を連想し、PLUMと言えばすももの甘酸っぱい実を連想するらしい。
まさに彼らは「花より団子」なのだ。

幕末・明治の浮世絵

2008年03月28日 | Weblog
この浮世絵は昔から家にあったものです。昔は数枚あったと記憶していますが・・
古い道具が「民芸ブーム」とかになり、古い物をただ同然に買いにくる人が来て当時は邪魔なものでしたから母は一気に整理してしまいました。その残りのひとつがこれです。
明治期の浮世絵は「赤絵」などと呼ばれ、化学染料が入り赤・紫のどぎつき色彩が強くなり題材も「事件絵」が多く江戸時代に比べると絵画的な質の高さはないと言われている。それが画面から見られる。
しかし、当時はこのような「事件絵」は見る人にとって外国文化への好奇心そそられるものだったのでしょう。

春よ、またくる春よ

2008年03月27日 | Weblog
風にのって小学校から「蛍の光」が流れてきたのが、つい先日。
いよいよ春という感じは、先生方の異動の新聞のページをみていよいよ深まる。庭のカタクリも芽をだした。クロッカスは先日から咲いている。


   厚き雲消えて鳴き出す雲雀かな

福寿草

2008年03月26日 | Weblog
3月の句会の句である。高得点の部に入ったので記念して・・・・若干、しっくりきている句ではないのですが。
短歌も2首出したのですが、いまいち。
自分ではいいと思ったのが、選ばれません。気負いがあるせいかなーーーー。

塩の道挿話・・・祭

2008年03月25日 | Weblog
頼まれたスタンプの原画を作ってみた。5月の塩の道祭り用だ。
「きつねの花嫁」を題材にしてみた。
さるは粗食に耐え樹皮など食って冬を耐えていたが、最近人里におりて野菜など食べてひんしゅくをかっている。きつねも鶏を襲ったとかのニュースもあった。しかし、最近鶏を家で飼うのも少ないせいか聞かない。さるに比べひっそり生きているらしい。きつねは昔はわなでとられ毛皮になっていた。ただし毛皮としては二級品だそうだ。しかしきつねを獲る人も減り、またさるより雑食なので観光客や登山客の増加でたくましく生き延びているらしい。昔から「十里を走る」という健脚でもあるのが生きているらしい。十里だと約40キロだ。マラソンの距離だ。違うのはそれが山であることだ。

ちゃんめろ

2008年03月24日 | Weblog
わたしの生まれたところでは「ふきのとう」のことを「ちゃんめろ」と呼びました。どうして呼ばれるようになったか知りませんが、そうでした。ちゃんめろ味噌で食べましたけど、こどもの頃はおいしいとは思いませんでした。

この春の山菜の苦味を歌った俳句も句会には見えました・・・・・です

飛び出すインコ

2008年03月23日 | Weblog
前日の続編です。
これをつくったのは5年生の女の子でした。上手にインコをととのえて作ってました。ていねいな仕事ぶりになにか忘れたものを感じさせられます。「仕事ぶりがていねいでいいよ」と声かけました。
線にも魅力を感じるのは、自分の描く線がただ手先の仕事になっているだけということかもしれません。

みんなで楽しく工作教室

2008年03月22日 | Weblog
今日はK図書館でペーパークラフト教室をおこない3作品を作りました。全員が小学生でした。みんな完璧にできたので・・・・成功ということでした。前の教室がちょい失敗があったので、それが生きていました。
写真は怪獣を組み立てて開き具合を試しているとこです。