武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

座頭市物語

2009年12月18日 | Weblog

「座頭市物語」という子母沢寛・作の物語がある。文庫本5、6ページの短編だ。
これが映画の原作である。映画といっても最近の北野武監督のどこがいいののかわからない「座頭市」ではなく、私の高校時代にヒットした座頭市映画である。いままでの颯爽としたスターが時代劇ヒーローだったのが、盲目の逆手居合い斬りのヒーローが「勝新太郎」という個性とあいまって出現したのだ。この意表さがヒットしたのだ。私も当時何本かみた。なにかスカーーッとした感じだった。これをまた筋を変えてシリーズ化する脚本家はすごい腕と思います。原作は5,6ページですから・・・子母沢寛といえば「新撰組」で有名だ。この関係の本には、かならず参考にしたと出てくる。まだ関係者が生存して証言してるのを取材して書いているので、又聞きで書いた「新撰組」の本とは違う信憑性が高いのだろう。

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