線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

北国のC11(1972年1月撮影)

2024-01-21 15:00:14 | 蒸気機関車の時代
 石炭など重くて長い貨物列車の多い北海道では 幹線用のD52やD51と言った大型貨物機 釧網本線などの亜幹線は万能機関車

C58 地方交通線の貨物列車には 9600が多く使用されていましたが 道東の標津線や 日高本線・瀬棚線などでは 小回りの利

くC11が活躍していました。

 播但線や姫新線の区間列車牽引で 目にする事が多かったC11ですが スノープローを着けた姿を見る事は無かったので 函館本

線や釧網線での撮影ついでに 足を伸ばし写しました。

 函館本線国縫駅近くで写した 瀬棚線の貨物列車です。

    

    1972年1月撮影 瀬棚線 国縫~茶屋川    C11  上り貨物

    

                          C11  下り貨物

 根室本線厚床駅近くから写した C11牽引の標津線の貨物です。

    

            標津線 厚床~奥行臼    C11 274  下り貨物

 当時の北海道は まだまだ道路事情が悪かったのでしょう ローカル線でも貨物列車が けっこう走っていました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1994年1月 夙川にて

2024-01-20 12:25:05 | EF66
 此処暫くSLの写真が続いたので 今日は 30年前の写真をアップします。

現在の東海道・山陽本線の主力機関車は 「桃」ばかりですが 30年前は EF65の一般形を始めPF・EF66・EF200などに

加えて 北陸本線に向かう臨時列車のEF81迄 多士済々の機関車が見られました その中から今日は 夙川で写したEF66 100

番台をアップします。

 丸めの一次型が牽引です 車体裾の線もありません。

    

    1994年1月撮影 東海道本線 西ノ宮~芦屋    EF66 105  上り貨物

 続いて角型ヘッドランプの二次型です。

    

                            EF66 110  上り貨物

 珍しく白黒フィルムで写していました。

    

                            EF66 126  上り貨物

 この写真撮影の1年後 阪神・淡路大震災が起こりました この辺りの被害も甚大で 民家は倒壊し線路は波打っていました 線路

山側の大きな平屋は倒壊し 春には綺麗な花を咲かせていた早咲きの桜も伐採され 跡地はマンションに建て替えられていま

した。

 1989年に登場したEF66 100番台も 一次型は既になく二次型にも廃車が出始め 今では殆ど見る機会が少なくなり 日

中写せる列車も2077レ一本だけになっています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道東の C58(1972年1月撮影)

2024-01-19 18:52:11 | 蒸気機関車の時代
 1972年当時の道東は 石北本線の北見・網走間や釧網本線 根室本線の釧路・根室間に 北見機関区や釧路機関区所属のC58が 

客貨の列車を牽引していました。

    

    1972年1月撮影 釧網本線 東釧路~遠矢      C58 385  普通 釧路行

 今では 何処から写したかはっきりしませんが 東釧路駅から東へ歩いて そう遠くない跨線橋の上から写した記憶があります。

釧路駅東の幣舞橋から写しました。

    

             根室本線 釧路~東釧路      C58  普通 釧路行

 下を流れる釧路川には 蓮の葉状の氷が びっしり浮かんでいました。

湿原を流れる細い川を C58牽引の牽引する 短い客車列車が渡って行きました。

    

            釧網本線 東釧路~遠矢      C58  普通 釧路行

 混合列車の多い釧網本線ですが 客車列車も運転されていました。

湯沸湖の湖畔から写しました。

    

            釧網本線 原生花園(臨)~浜小清水    C58  普通 網走行

 貨車の間に挟まれて 2輌の客車が見えます この列車の暖房は 如何なっていたのでしょう 当時列車の暖房は蒸気暖房だった

ので 機関車から離れた客車まで 暖房用の蒸気が届いていたのか疑問です この時釧路への移動中に乗った客車は 1輌だけ離れ

て繋がれていて暖房は無かったので 次の停車駅で暖房の利いた客車に 移動した記憶があります。

湯沸湖の湖畔に 雪を被った小さな船が置いて有ったので。

    

 どう見ても廃船の様でした 裏返っていればもっと良かったのですが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都会を走るEF210牽引貨物(1月17日撮影)

2024-01-19 14:30:30 | EF210
 一昨日花隈公園から写した下り貨物です。

背後のビルの屋上に設置された機器から 白い湯煙が 真っ直ぐ立ち上っていたので カメラを縦に構えて写しました。

            

    2024年1月17日撮影 東海道本線 元町~神戸    EF210 105  81レ

 今まで縦位置で写した事はありませんでしたが 高いビルを絡めた構図もありかなと思います。

次の貨物は カメラを横に構え 元町駅全景を入れて写しました。

    

    2024年1月17日撮影 東海道本線 元町~神戸    EF210 11  1059レ

 再び縦位置に戻し。

            

            2024年1月17日撮影 東海道本線 元町~神戸    EF210 137  2073レ

 風が無かったので 高層ビルと高さを競う様に 高く上る白煙を絡めて狙って見ました 2073レで漸く面に光が当たる様にな

り 釜の顔も綺麗に見える様になりました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SLの代名詞D51形機関車(1972年1月撮影)

2024-01-18 17:18:45 | 蒸気機関車の時代
 「デゴイチ」の愛称で親しまれ 蒸気機関車と言えば 誰でも真っ先に思い浮かべたのが このD51形機関車です。

 無煙化の波も遅く 当時の北海道では 産炭地の道央を中心に 南の函館から北の名寄 東は 石北本線の北見まで182輌のD51

が ほぼ全道を駆け巡っていました。

 大沼での撮影中にも 頻繁に行き来するD51を写しているので アップしたいと思います。

大沼駅を発車する 上り貨物です。

    

    1972年1月撮影 函館本線 仁山~大沼    D51  上り貨物

 仁山線から大沼へ向かう 下り貨物を線路際から。

    

                 七飯~大沼    D51 593  下り貨物

 数少ない砂原回りの下り貨物を 跨線橋の上から。

    

                 大沼~池田園    D51 150  下り貨物

 赤井川方面に向かう線路越しに 結氷した小沼が見えています。

小沼の傍から 大沼駅を通過する下り貨物を撮影。

    

 後にスキー場が見えます 今でも営業しているのかな。

大沼公園にむかう 下り旅客列車です。

    

 この年も暖かい冬でした 神戸育ちの私には 動き易くてありがたかったのですが オリンピックの会場では 雪不足でコースの

整備が大変だった様です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする