happy kitchen

キッチンからのいいにおい、一番の幸せ♪

トラブル編

2006年08月23日 | 屋久島計画
今回の「車で行く屋久島への旅」は、9日間に渡り、その間、トラブルも多数発生。今回はそのトラブル編。

まず車で出発したと単に発生したトラブル
車のシガーライターの故障

車の走行には支障ないのだが、アウトドア冷蔵庫と携帯の充電のための電源をシガーライターから取っていたので、かなり痛い。特に携帯は充電用のコードを持って行かなかったので、高速のSAの充電サービスを利用。屋久島最終日には電池切れになったが、フェリーで充電サービス(1回100円)があり、フル充電させてもらえた。

さて、屋久島に着き、山に入ってからはもう、トラブル続き。
コンロの不調

1日目の山小屋で、さて、夕飯を作ろうと思って、コンロに火をつけるがうまくつかない。ついてもすぐ消えてしまったりして、まったく安定しない。とてもじゃないが、調理などできない。このままでは、明日Uターンかも・・・ということが浮かぶ。1時間ほどダンナが調整し、手でボンベとコンロの接続部分をうまく固定して、何とか調理でるようになる。この方法で何とか2回の夕食、2回の朝食を作った。残念ながらお茶を飲むような余裕はなかった・・・

ダンナは、帰ってきてすぐに、新しいコンロを注文していた(爆)


花之江河で上の子、はまる

さて、淀川小屋から宮之浦岳に上る途中には、小花之江河、花之江河という湿地帯がある。木道を歩くようになっていて、とても景色の良いところで、一休みしている人もたくさんいる。
そんな花之江河で、上の子が足を滑らせ転び、木道から落ちた。上の子はすぐに木道の上に上がってきたが、なんと片方の靴だけが土の中に埋まったまま。ちょうど田植えの時にはまったような状態になっている。引っ張ってとろうにも、中に入れば上の子の二の舞。木道から手を伸ばして、何とか引っ張るが、なかなか取れない!!

何とか引き抜いた靴は、中まで泥だらけ。近くの泉で綺麗にすすいだが、当然中までぐっしょり。でも、履かせておいたのはトレッキング用の速乾靴下。1足1600円というもので、高くてどうしようと思ったが、この靴下がどんどん靴の水分も吸い取り、乾かしてくれたおかげで、それほど不快ではなかったようだ。

下の子、ころびまくる

新高塚小屋に泊まって、縄文杉を見ながら下っていく、縦走3日目。下の子の疲れもピーク。足元がふらふらするのか、よくころぶようになる。それでなくても段差が大きく、大人でも歩きづらいので下の子にはきつかっただろう。大王杉を過ぎたころ、下の子は足を滑らせ岩の続く道を転倒。頭から落ちて、頭を打つ!!と思ったら下の子のすぐ後ろを歩いていた上の子が何とか止めて、頭を打たずにすんだ。右の頬に大きなすり傷を作ったとはいえ、それだけですんだのは、本当に幸いだった・・・・。

最終バスに間に合うのか?

ウィルソン株のあたりから、登ってくる登山者が多くなり、道ではすれ違うのが難しくなってくる。上り優先なので、下りの私たちが待っているのだが、なかなか進めない。その日は白谷雲水峡へ抜けて、バスで変える予定なのだが、最終のバスは4時10分。これに間に合わないと、タクシーを呼ばなくてはならないが、バス停付近はおろか、かなり上のほうでないと携帯は繋がらない。時間は、まだまだ余裕があると思って、歩いていたが、ペースはまったく上がらないどころか、遅くなっていく。
もののけの森を抜けたあたりで、上の子が痺れを切らし「先に行く!」と走るように下りだす。私も、万が一バスに間に合わなかったら、私だけがバスで携帯が繋がる所まで移動して、タクシーを呼ぼうかなどと考え、一緒に下る。もう、ゆっくり景色を見る余裕はなし。
白谷雲水峡の入り口に着いたのが3時50分。上の子はザックを置くと、「迎えに行ってくる!」と走り出した。私はぐったり・・・。恐るべし、5年生男子の体力。4時5分になっても姿が見えず、私だけ先に行くことになるのか?と思いながら50Mほど離れたバス停へ移動して行く途中で、上の子の「ついたよ!!」の声。ダンナも下の子(泣きながらおりてきたらしい)も何とかバスに乗ることができた。何日間か一緒に山を歩いてきた方たちが、「良かったね!」と声をかけてくれるのがうれしい。
バスに乗って、一緒に時間を心配してくれた白谷雲水峡の受付のおじさんに「乗れました~~!!」と手を振って、一安心。

そしてバスに乗り、携帯が繋がるようになったので、メールをチェックすると母から「台風が来てるよ」とのメールが・・・

台風10号

白谷雲水峡の受付のおじさんも「明日のフェリーは危ないかもね。」といわれてはいたが、その時はバスのことで頭がいっぱいで、あまり深くは考えなかったが、バスに乗って、ほっとすると、台風のことが気にかかる。携帯で天気をチェックすると、ずばり台風が九州に向かっている。山での3日間はまったく雨が降らずものすごくいいお天気続きだったのがラッキーすぎて、一気につけが回ってきたのか。

宿に着いて、きいてみると、やっぱりフェリーは欠航の確立が高いとのこと。でもくたくたでほとんど考えることができず、とりあえずお風呂へ入って、ごはんとビールだ!ということになり、おなかいっぱい食べ、飲んであっという間に寝てしまった。
次の日起きると、やっぱりフェリーの欠航をニュースが伝えている。船はあきらめて、バスで空港へ向かうと、そこには同じことを考えた人たちがたくさん!!キャンセル待ちの番号も124~127。1日6便、それも小さな飛行機なので、キャンセルなんて1便につき5人分あるかないか。
増便要請をしたとアナウンスが一縷の望みだったが、機材の調整がつかず、増便はないというので、その日はもう1泊、泊まることに腹を決める。天気はほとんど晴れていたのだから、遊びに行っていたほうがよかったかも(爆)

最後で大ポカ、財布がなぁい!!

台風は小型で勢力も小さいため、フェリーが早く動き出しそうとのことで、次の日は飛行場には行かず、フェリー乗り場へバスで移動する。

バスの中から、「もうこの旅も終わりだなぁ。」なんて感傷に浸って、外を眺めていたのだが、バスから降りて、フェリー乗り場に行き、さて、フェリーの乗車券を買うために並ぼうとして、私の財布がないことに気がついた!!
どうも、バスに置き忘れてきたらしい。幸い、中に入っている現金は1000円札が1枚と小銭。カード類もなし。ただ、免許が入っているので、それが心配。
あわててバス会社に電話すると、そのバスはあと30分は連絡がつかないらしい。

乗る予定のフェリーは早くても午後発だし、まだまだ時間があるし、現金の多くは別にもっていたのでフェリーの乗船券もかえるので、のんびり待つことにし、30分後に電話してみると、「見つかりましたよ。」とのこと。おまけに同じバスがもう30分後には港にまた来るというので、待っていれば、お財布は受け取れるという。良かった!!

こう書いてみると、本当に最初から最後までトラブル続き。
高速では何度も事故に遭遇し、まだパトカーも来ていない現場の脇をそろそろと走ったこともあった。

そんな中、トラブルがあったとはいえ、大きな怪我や事故、病気もなく無事に家へ帰ってきたのが、一番良かったのかもしれない。
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黒と茶の幻想

2006年08月22日 | 屋久島計画


私が一番最初に「屋久島に行って見たいなぁ」と思ったのは、この本の影響。
Y島旅する4人の男女の物語。(伏せてはあるが、屋久島であろう)

でも、屋久島の話ではない。あくまでも主題は「謎」。
たくさんの「美しい謎」と、4人の絡まりあう「過去」。

それでも、屋久島に行きたいと思ったのは、本文に出てくる、心に疚しい所があると見えない「三顧の桜」という桜が見てみたかったからだ。

物語の終わりのほうに、縄文杉らしき木の近くにメデューサのような杉が出てくる。これは「逆さ杉」といわれているらしいが、これが「三顧の桜」ならぬ「三顧の逆さ」ではないかという推理がなされているのだが、やっぱり「桜」はあるのではないか?という声もあり、再びY島に来ようというところで話は終わる。

この本を読んで、「三顧の桜」「三顧の逆さ」も見たかったのに、結局ちゃんと見れなかった・・・。メデューサの木は見たような気もするが・・・。

残念・・・・・
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思い出の景色

2006年08月21日 | 屋久島計画


最初に見た屋久杉「紀元杉」



淀川小屋に向かう途中で見た、うろに差し込む夕日。
木の中に灯りがともっているようだった。



宮之浦岳の周りは、一面こんな景色。
緑の海、そして本当の海。そして空。



向こうで休んでいるのは我がダンナ。
涼しい場所で一休み。



新高塚小屋に向かう途中で出会った鹿。
こんな上にも来ているんだ~。
「ねえ、ちょっとこっち向いてよ。」



山小屋の外での、夕食の風景。
煮込みラーメンが定番。




縄文杉、あまりに大きいので、二つに分けて撮ってみました(笑)



ウィルソン株。中は空洞になっていて、10畳ほどあるんだとか。
泉が湧き、鳥の巣がある、ひとつの世界のようでした。



ウィルソン株の中のある部分に座って上を見上げると、なんとそこには・・・



アシタカは、ここを登ったのかな?コダマは出てくるかな?


旅行の詳しい行程はこちらの旅行へ
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買出し

2006年08月05日 | 屋久島計画


屋久島計画まで、あと1週間。荷物の準備を始める。
今日は、縦走用の食料品の買出し。

朝はスープのもととごはん&もちで雑炊。夜は煮込みラーメン(乾燥の具入り)
これを予備を含めて3回分づつ。
缶詰はごみが重いので、パック食材(ツナ、とりのほぐし身、大豆)も購入。

お昼はきちんと作って食べる時間はないので、行動食。
和菓子系、洋菓子系、キャンディ、ゼリー飲料、魚肉ソーセージ、チーズ、レーズンなどを用意。

かなりの量を買ったつもりだけど、これで足りるのか心配。
でも、これを担いで登らなきゃいけないのかと思うと、もっと心配(爆)
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共通点

2006年03月26日 | 屋久島計画
ダンナと私の共通点。

細かいところにこだわって、道具をそろえてしまうところ

キャンプ用の鍋を細かいサイズでそろえて、使い分けるダンナ。
同じ形のサイズ違いのお菓子の型をそろえている私。

お互いのコレクションを、「まったく!!」と思いながら、結局は似たもの同士(爆)

もうすぐダンナの誕生日。何が欲しいかと聞いたら・・・・



「オルトリーブのドキュメントパック」

これは、地図を入れるビニールケース。100均のビニールケースでもよさそうなもんだが、そこはドイツ製、水の浸入を完全にシャットアウト。

でも、値段も違う(爆)

ネットで探して、比較的近い自転車ショップに注文した。

これは屋久島に行くために、用意したらしい。
早速2万5千分の1の地図(屋久島ほか、登山用)も、今日、ネットで注文していた。屋久島計画は彼の中では順調に進行中のようだ(私は大蔵省で、値段の交渉専門・笑)



今日は、誕生日のケーキと手巻き寿司で、誕生日のお祝い。
いちごケーキは、いろんなデコレーションを考えたが、結局はいちごたっぷりで、簡単なものに。

このケーキを一番喜んだのは、いちご好きの下の子(笑)
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屋久島計画

2005年12月03日 | 屋久島計画
ずいぶん前から、屋久島に行きたいね、と話をしていた。

それが、だんだん具体的になってきて、
来年、行こうということになった。

子供が小学生のうちに、
まだ一緒に行けるうちに、
一緒に屋久島に登りたい。

そんな念願がかないそうだ。





屋久島に行って、縄文杉を見るなら、
縦走も覚悟しなければならない。

今日は、スキーウエアを買いに行ったが、
なんとカードに入会すれば全品10%OFF!!

ザックと、シュラフ、スパッツ、ザックカバーを買ってしまった。

後はテント、マット。

それに、体力づくり > これが一番必要(爆)
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