年の瀬の手相鑑定

年の瀬の渋谷はすごい人の波で埋まっています。
といっても、その人出の大半は山手線の外側、いわゆるハチ公サイドのことで、
内側の宮益坂方面はいつもとそれほど変わらない人出です。

それにしても、外側の、例のハチ公前のスクランブル交差点の人波たるや、
さながら戦場みたいなありさまです。

さて、僕の方は、静かな宮益坂上の事務所で、
朝からせっせと原稿書きやメール鑑定の結果を整理していました。

そうしたら、福来る！　いきなり予約の電話が入りました。
なんでも「今駅のそばにいるんですが、手相を見てほしいんです」とのこと・・・

そして、男女３人の若者が手相鑑定に来てくれました。
現在、一般的な占い鑑定に関しては、さまざまな占術を駆使して占っている僕ですが、
今日みたいに「手相だけでいいです」という注文つきの鑑定の依頼は久しぶりです。

久しぶりだけに、久しぶりに力が入りましたが、
丹念に鑑定をしたら、３人とも「当たっている！当たっている！」と、
喜んで帰ってくれました。
ま、手相鑑定は、根気と誠意かな、と。

そういえば、占い学校の講師をしていた頃、
大みそかは決まって横浜・八景島シーパラダイスで
年越しの手相鑑定をしたものです。
厳寒の屋外でテーブルを出しての鑑定で、
見るほうも見てもらうほうも震えながらの鑑定でした。

今でも昔の仲間たちがやっていると思います。
寒い中、ご苦労さまです。


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渋谷の父 　ハリー田西　　“渋谷占い”