昨年来、私が再三にわたって指摘してきたように、
天中殺に入った岸田文雄首相が9月に行われる自民党の総裁選に出馬しないと表明しました。
岸田首相は7月29日で大運天中殺も明けたのですからここで退くのは必然であるといえます。
一方、岸田さんの後継の総裁候補に現時点で
なんと11名もの議員が名乗りをあげる事態となっています。
今回の9月に行われる自民党総裁選は、
先の”政治とカネ”の問題を踏まえ、
党としての出直しを含めた旧体制の一掃が求められていますが、
幸いなことに、派閥解消の影響もあり、
旧派閥や当選回数、世代などにとらわれない形での
新しい候補者も名乗りをあげてきています。
もちろん自ら総裁候補に名乗りを上げ手を挙げたとしても、
正式に立候補するためには20名の推薦人を集める必要があるので、
まだ最終的に候補者は固定できませんが、
現在名前があがっている候補者は11名、
以下にそれぞれの天中殺とともに挙げてみました。
・石破茂元幹事長(寅卯天中殺)
・加藤勝信元官房長官(午未天中殺)
・上川陽子外務大臣(寅卯天中殺)
・小泉進次郎元環境相(子丑天中殺)
・河野太郎デジタル担当相(寅卯天中殺)
・小林鷹之前経済安全保障担当相(申酉天中殺)
・斎藤健経済産業相(戌亥天中殺)
・高市早苗経済安全保障担当相(辰巳天中殺)
・野田聖子元総務相(辰巳天中殺)
・林芳正官房長官(寅卯天中殺)
・茂木敏充幹事長(辰巳天中殺)
ちなみに、六種天中殺ごとの候補者の内訳は
・子丑天中殺 1名(小泉進次郎)
・寅卯天中殺 4名(石破茂、上川陽子、河野太郎、林芳正)
・辰巳天中殺 3名(高市早苗、野田聖子、茂木敏充)
・午未天中殺 1名(加藤勝信)
・申酉天中殺 1名(小林鷹之)
・戌亥天中殺 1名(斎藤健)
となっています。
さて、なぜ11名の候補者の名前とともに
それぞれの天中殺を記したのかというと、
一つの集団はそのトップの者の天中殺によって
その後の組織、集団の流れが大きく変わってくるからです。
自民党は1955年自由党と日本民主党の保守合同により結党されました。
そして、初代総裁の鳩山一郎氏から現在の第27代の岸田文雄氏まで、
26名(21代と25代は安倍晋三氏)の総裁が自民党を率いてきたわけですが、
驚くことに、そのうちの半数13名の総裁は
跡継ぎ運(継代運)といわれる寅卯天中殺と申酉天中殺なのです。
・寅卯天中殺(鳩山一郎、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、福田赳夫)
・申酉天中殺(石橋湛山、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登、小渕恵三、安倍晋三、谷垣禎一)
寅卯天中殺と申酉天中殺は東西を結ぶ横軸に位置する現実に強い天中殺、
すなわち集団、組織としては、
寅卯天中殺や申酉天中殺がトップにあるほうが盤石の世襲体制を築けることになります。
ついでにいうと、なにか新しいことを始めるときは初代運の子丑天中殺、
物事の幕引き、収拾をはかるにはしめくくり運(末代運)の午未天中殺ですが、
この二つは精神面に強い縦軸の天中殺で
逆にいうと、現実面は弱く組織は弱体化しやすくなります。
また、一時的に流れを変えたいときは、はみだし運(一代運)の
辰巳天中殺と戌亥天中殺のトップにその役を委ねることになります。
もちろん上記六種のどの天中殺であっても、
その時点で天中殺に入っている者がトップに立っていれば
組織の弱体化は避けられません。
このことからすると、
まず現在天中殺に入っている辰巳天中殺の高市早苗氏、野田聖子氏、
そして、茂木敏充氏の3氏の総裁就任は
どんなに能力があっても天中殺期間に入っているだけに、
自民党的には非常にリスクがあると考えられます。
もっとも、それ以前に天中殺ですから20名の推薦人が集まらなかったり、
総裁選に出られたとしても当選しないという可能性のほうが大きいかもしれませんが…
では、11名からこの辰巳天中殺の3氏を除いた8名の候補者の中で
現時点で自民党の総裁の座により近い人間は誰か?――といえば、
私は政治の流れを変える、自民党の負のイメージを払しょくする、
さらに、その後に行われるであろう総選挙において、
野党に負けない与党の”顔”になれるという点からいっても
次の3氏にしぼられるかと予想します。
・小泉進次郎(子丑天中殺)
子丑天中殺はいま最も運気が強い天中殺です。
同じ子丑天中殺の父・小泉純一郎元総理が
「自民党をぶっこわす」といって総裁選に打って出たように、
旧体制を打ち壊して新しい自民党を作るという原理原則からすると、
43歳という小泉氏の若さと子丑天中殺のエネルギーに賭けるというイメージは湧きます。
下剋上に近いくらいのものすごい世代交代となります。
ただし能力的には他の候補者よりもはるかに見劣りしているので、
よほどまわりに相当優秀なブレーンやお目付け役をつけなければいけないと思われます。
でも、それだとすると菅元総理の傀儡にすぎない?
いずれにしても個人的には小泉氏が総裁・総理になるという状況を想像したくありません。
・小林鷹之(申酉天中殺)
私がかねてより注目していた通称コバホーク。
開成中高~東大法学部~財務省~ハーバート大学ケネディスクール修了
という非の打ちどころのない経歴。
世代交代の旗頭といえる49歳という若さ。
(特段どうだというわけではないけれど)イケメンで高身長、世襲議員でもない。
客観的に小泉氏と小林氏を比べた場合
政治家としての能力としてどちらに軍配が上がるかといったら
まず小林氏となるに違いありません。
ただ現時点で足りないのは小林氏の知名度ともいえますが、
その点ここにきてマスコミの注目度があがってきたのは、
遅れてきた総裁候補としてはかなり急テンポで知名度を上げているといえます。
・上川陽子(寅卯天中殺)
上川氏も東大~ハーバート大学ケネディスクールというエリート。
71歳という年齢、現役の閣僚ということで、決して世代交代にはなりませんが、
アメリカ大統領選でのカマラ・ハリス氏の台頭次第で、
日本も初の女性総理を構えて新しい時代を作っていこうという動きになれば、
ここは寅卯天中殺の上川氏以外にはないのではないでしょうか。
その点では外務大臣として実績の積み方や麻生副総裁の「おばさん」発言も
上川氏の存在感を知らしめるよい起爆剤になっているといえます。
問題は推薦人が20人集まるかだけれど…
以上、これはあくまでも現時点での私の予想です。
現時点での天中殺の運気の強さからいうと、
子丑天中殺>寅卯天中殺=戌亥天中殺>申酉天中殺=午未天中殺>>>>辰巳天中殺の順でしょうか。
しかし、まだ状況はわかりません。
政治の世界は魑魅魍魎、二転三転四転五転する可能性があります。
ですから、私がこれだけ辰巳天中殺はありえないと主張しても、
数週間たった時、高市氏と野田氏と茂木氏の中から総裁になるのは誰?
という選択になっているかもしれません。
でも、その時は潔く占い師は廃業します。
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天中殺に入った岸田文雄首相が9月に行われる自民党の総裁選に出馬しないと表明しました。
岸田首相は7月29日で大運天中殺も明けたのですからここで退くのは必然であるといえます。
一方、岸田さんの後継の総裁候補に現時点で
なんと11名もの議員が名乗りをあげる事態となっています。
今回の9月に行われる自民党総裁選は、
先の”政治とカネ”の問題を踏まえ、
党としての出直しを含めた旧体制の一掃が求められていますが、
幸いなことに、派閥解消の影響もあり、
旧派閥や当選回数、世代などにとらわれない形での
新しい候補者も名乗りをあげてきています。
もちろん自ら総裁候補に名乗りを上げ手を挙げたとしても、
正式に立候補するためには20名の推薦人を集める必要があるので、
まだ最終的に候補者は固定できませんが、
現在名前があがっている候補者は11名、
以下にそれぞれの天中殺とともに挙げてみました。
・石破茂元幹事長(寅卯天中殺)
・加藤勝信元官房長官(午未天中殺)
・上川陽子外務大臣(寅卯天中殺)
・小泉進次郎元環境相(子丑天中殺)
・河野太郎デジタル担当相(寅卯天中殺)
・小林鷹之前経済安全保障担当相(申酉天中殺)
・斎藤健経済産業相(戌亥天中殺)
・高市早苗経済安全保障担当相(辰巳天中殺)
・野田聖子元総務相(辰巳天中殺)
・林芳正官房長官(寅卯天中殺)
・茂木敏充幹事長(辰巳天中殺)
ちなみに、六種天中殺ごとの候補者の内訳は
・子丑天中殺 1名(小泉進次郎)
・寅卯天中殺 4名(石破茂、上川陽子、河野太郎、林芳正)
・辰巳天中殺 3名(高市早苗、野田聖子、茂木敏充)
・午未天中殺 1名(加藤勝信)
・申酉天中殺 1名(小林鷹之)
・戌亥天中殺 1名(斎藤健)
となっています。
さて、なぜ11名の候補者の名前とともに
それぞれの天中殺を記したのかというと、
一つの集団はそのトップの者の天中殺によって
その後の組織、集団の流れが大きく変わってくるからです。
自民党は1955年自由党と日本民主党の保守合同により結党されました。
そして、初代総裁の鳩山一郎氏から現在の第27代の岸田文雄氏まで、
26名(21代と25代は安倍晋三氏)の総裁が自民党を率いてきたわけですが、
驚くことに、そのうちの半数13名の総裁は
跡継ぎ運(継代運)といわれる寅卯天中殺と申酉天中殺なのです。
・寅卯天中殺(鳩山一郎、池田隼人、佐藤栄作、田中角栄、福田赳夫)
・申酉天中殺(石橋湛山、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登、小渕恵三、安倍晋三、谷垣禎一)
寅卯天中殺と申酉天中殺は東西を結ぶ横軸に位置する現実に強い天中殺、
すなわち集団、組織としては、
寅卯天中殺や申酉天中殺がトップにあるほうが盤石の世襲体制を築けることになります。
ついでにいうと、なにか新しいことを始めるときは初代運の子丑天中殺、
物事の幕引き、収拾をはかるにはしめくくり運(末代運)の午未天中殺ですが、
この二つは精神面に強い縦軸の天中殺で
逆にいうと、現実面は弱く組織は弱体化しやすくなります。
また、一時的に流れを変えたいときは、はみだし運(一代運)の
辰巳天中殺と戌亥天中殺のトップにその役を委ねることになります。
もちろん上記六種のどの天中殺であっても、
その時点で天中殺に入っている者がトップに立っていれば
組織の弱体化は避けられません。
このことからすると、
まず現在天中殺に入っている辰巳天中殺の高市早苗氏、野田聖子氏、
そして、茂木敏充氏の3氏の総裁就任は
どんなに能力があっても天中殺期間に入っているだけに、
自民党的には非常にリスクがあると考えられます。
もっとも、それ以前に天中殺ですから20名の推薦人が集まらなかったり、
総裁選に出られたとしても当選しないという可能性のほうが大きいかもしれませんが…
では、11名からこの辰巳天中殺の3氏を除いた8名の候補者の中で
現時点で自民党の総裁の座により近い人間は誰か?――といえば、
私は政治の流れを変える、自民党の負のイメージを払しょくする、
さらに、その後に行われるであろう総選挙において、
野党に負けない与党の”顔”になれるという点からいっても
次の3氏にしぼられるかと予想します。
・小泉進次郎(子丑天中殺)
子丑天中殺はいま最も運気が強い天中殺です。
同じ子丑天中殺の父・小泉純一郎元総理が
「自民党をぶっこわす」といって総裁選に打って出たように、
旧体制を打ち壊して新しい自民党を作るという原理原則からすると、
43歳という小泉氏の若さと子丑天中殺のエネルギーに賭けるというイメージは湧きます。
下剋上に近いくらいのものすごい世代交代となります。
ただし能力的には他の候補者よりもはるかに見劣りしているので、
よほどまわりに相当優秀なブレーンやお目付け役をつけなければいけないと思われます。
でも、それだとすると菅元総理の傀儡にすぎない?
いずれにしても個人的には小泉氏が総裁・総理になるという状況を想像したくありません。
・小林鷹之(申酉天中殺)
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という非の打ちどころのない経歴。
世代交代の旗頭といえる49歳という若さ。
(特段どうだというわけではないけれど)イケメンで高身長、世襲議員でもない。
客観的に小泉氏と小林氏を比べた場合
政治家としての能力としてどちらに軍配が上がるかといったら
まず小林氏となるに違いありません。
ただ現時点で足りないのは小林氏の知名度ともいえますが、
その点ここにきてマスコミの注目度があがってきたのは、
遅れてきた総裁候補としてはかなり急テンポで知名度を上げているといえます。
・上川陽子(寅卯天中殺)
上川氏も東大~ハーバート大学ケネディスクールというエリート。
71歳という年齢、現役の閣僚ということで、決して世代交代にはなりませんが、
アメリカ大統領選でのカマラ・ハリス氏の台頭次第で、
日本も初の女性総理を構えて新しい時代を作っていこうという動きになれば、
ここは寅卯天中殺の上川氏以外にはないのではないでしょうか。
その点では外務大臣として実績の積み方や麻生副総裁の「おばさん」発言も
上川氏の存在感を知らしめるよい起爆剤になっているといえます。
問題は推薦人が20人集まるかだけれど…
以上、これはあくまでも現時点での私の予想です。
現時点での天中殺の運気の強さからいうと、
子丑天中殺>寅卯天中殺=戌亥天中殺>申酉天中殺=午未天中殺>>>>辰巳天中殺の順でしょうか。
しかし、まだ状況はわかりません。
政治の世界は魑魅魍魎、二転三転四転五転する可能性があります。
ですから、私がこれだけ辰巳天中殺はありえないと主張しても、
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