“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

またもや天中殺!金銭傍受が明るみに出てしまった甘利明大臣の悲運!

2016年01月28日 18時38分31秒 | Weblog
人の目に触れるはずのないラインのやりとりが表出してしまった
天中殺中の川谷絵音さんの話を例にとり、
天中殺は隠れているもの、隠していることを、
容赦なく白日の下にさらすという話をしたばかりですが、
こんどは甘利明大臣が・・・

実は、昨日金銭傍受疑惑の責任を取って辞任した甘利明経済再生担当相も
2月3日まで天中殺期間にある午未天中殺の人なのです。

天中殺明けまであとちょっとなのに、と思いますが、
天中殺は入る時と出る時に特に気をつけなくてはいけないといいます。

そんな甘利さんの宿命を見ていきましょう。


甘利明 (1949年8月27日生まれ/66歳)


   己 壬 己         貫索星 天庫星
午  丑 申 丑     貫索星 調舒星 貫索星
未            天庫星 石門星 天恍星   
天  己 庚 己
中  癸 戊 癸   
殺  辛   辛


甘利さんの宿命の特徴は、陰占の日干支と年干支がともに己丑ということ。
このように同じ干支が2つ揃うことを律音(りっちん)といいます。
同じものが2つあるということは、
自分が二人ということから、2面性があるといえます。
しかし、2面性といっても二重人格とか裏表があるということではなく、
表現が難しいけれど、表が二つあるという感じで、
律音を持つ人はすぐに気が変わりやすいともいいます。

また、もともと律音の人は本来3つある干支が2つなので領域が狭く、
甘利さんの場合は東西の律音で親子の絆が強いことから、
国会議員であった親の仕事を継ぐのが順当な流れであったといえますが、
“終止運”の午未天中殺だけに甘利さんの代でその流れを断ち切ってしまいます。

つまり、甘利さんが議員を辞められた後は、
たとえ男のお子さんがいても、
おそらく甘利さんの後を継いで政治家になるようなことはないでしょう。

一方、陽占の中央の星は調舒星
これは正直かなり意外です。
甘利さんを見た目で判断しては申し訳ないけれど、
調舒星を持つ人はとても神経が細かく、繊細で、芸術家肌。
他人にも自分にも厳しくとても気難しい面を持っています。
おそらく絵を描く才能なのか、文才なのか、音楽の才なのか、
甘利さんは何か優れた芸術性を持っている方なのでしょう。

また、石門星を持っているので、
政党という同じ目的を持つ集団の中で過ごせる面はありますが、
調舒星があるので、たとえ集団の中に身を置いても、
心は常に一人、“孤独”を愛する人間といえます。

その調舒星の周りには貫索星が3つ。
貫索星を持つ人は、芯が強くて我慢強く、
そして、嫌なことには決して首を縦には振らない頑固さがあります。
その貫索星が3つもあるんですから、
表面的にはそうには見えなくても、
甘利さんは相当に融通が利かなくて頑固な性格です。

TPP交渉ではそんな甘利大臣の頑固さ、融通の利かなさが際立っていて、
むしろそれが功を奏したように思います。

そんな甘利大臣の年運に回っているのは行動と戦いの星・車騎星
すなわちこの1年は車騎星天中殺ということで、
トラブルや争い事が多発し、仕事に大きなダメージを受けてしまいます。

しかも、今年は西方も東方も破壊現象の起きる天剋地冲
このままでは大臣を辞すだけではとどまらず、議員辞職にまで及ぶかもしれません。

さらに、甘利さんの陽占の中央の星が調舒星なので、
今回のスキャンダルが甘利さんにかなり精神的な打撃を与えることにもなります。
他人事とはいえかなり心配です。

でも、もっともっと大きなダメージを受けることになるのは、
いよいよこれから天中殺に突入する安倍総理なのかもしれません。



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