佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



毎年開催されている 障害者就労について学ぶ市民講座2017に参加。

障害者就労について学ぶ市民講座2017「働くっていいね!」では、障害者 就労(福祉的就労も含む)の

現状や、就労までの具体的なプロセス及び社会資源を学び、現場で働く職員の方の声を聴くことが出来ました。

印旛特別支援学校さくら分校の先生もみえ、就職支援と並行して卒業後の定着にも

指導して下さっている現状をお話しくださいました。

高校卒業後に薬物をすすめられてもきっぱりと「ダメ。ゼッタイ!」と断れるように

木更津金嶺ライオンズクラブ、佐倉ライオンズクラブ、佐倉中央ライオンズクラブ、

佐倉むらさきライオンズクラブ合同で薬物乱用防止教室を行っていますが、

彼らを取り巻く厳しい環境も知ることが出来ました。

障害者福祉は、国施策の方針によるところが大きく、3か所のクリーニング工場を運営している

就労継続支援A型事業所では、千葉県最低賃金842円を守るために収益をきちんと出さないと経営できない事、

また来年から改正される制度がどのようになっていくかについても議論されました。

佐倉市は、障害者が就労する場所が多いいとはいえ、すでに定員いっぱいの所もあります。

ご家族からは、ご本人がどうしたいか希望を聴き、将来的にはどうしたいかを事業所・施設に伝えることが

重要ではないかと思いますと、おっしゃていました。

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」が平成28年4月1日により施行されました。

障害を理由として、正当な理由なく、サービスの提供を拒否したり、制限したり、

条件を付けたりするような行為は禁止されています。

ご相談や制度詳細は、橋岡もしくは、以下へお寄せ下さい。

佐倉市役所[福祉部]障害福祉課

電話: 043-484-6137

ファックス: 043-484-1742

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )








徳永由美子議員と市内施設の視察をしました。

山崎にある「重心通所さくら」の特徴は、常時1対1の支援を行い、本人がやりたいことを一緒に探して

行う活動をするところにあります。

看護師が常時2~3名常駐し、人工呼吸器、吸引、注入など医療的な支援が必要な方が安心して利用できます。

今まで特別支援学校高等部を卒業すると生活の場がありませんでしたが、

この重心通所さくらでは、

1、主に18歳以上の重症心身障害者が月曜日~土曜日まで9:30~15:00まで

利用でき、リラクゼーションや創作活動に取り組めます。

2、未就学児の重症心身障害者、医療的配慮が必要な子どもたちが利用できます。

3、放課後等デイサービス(重心)は、学校に就学している重症心身障害児が

放課後~20:00まで 学校休業日9:30~午後18:00まで

利用できます。

希望があれば送迎も依頼できます。

 

天井を見ている時間が長い利用者さんが圧迫感を感じないように天井を高くし、廊下は白熱灯で柔らかな空間にしています。

トイレは、入口から入った方向のまま便座に移乗できるように設計されているなど、小さなことまで温かな配慮がされています。

何よりも所長さんはじめスタッフさん方が素晴らしい施設です。

働くお母さんにとっても力強い施設になっていまので、一度見学してみてはいかがでしょうか。

043-483-5550見学は随時受け付けています。



障害者就業・生活支援センター就職するなら明朗塾は、面接練習、面接同行、実習同行などの

本人支援と並行して企業の方に障害を理解して頂く地道な努力で、

年間100名以上の方を就労につなげています。

障害を持っている方が、

会社で働きたい、職場で悩みを抱えている等について無料で相談にのってくれます。

また、千葉県の委託事業の企業支援員として、企業雇用の経験がない企業に雇用管理上の

アドバイスや成功事例を紹介し、主に障害のある方の雇用の場を広げています。

民間企業での経験をお持ちの男性の担当者は「なにがあってもみすてない」を大切に、

朗らかに対応して下さいますので、どんどん相談してみて下さい。

千葉県佐倉市鏑木仲田町9-3

TEL 043-235-7350(代表) FAX 043-235-7351

E-mail center@meiroh.com


就労施設で作っている めいろう弁当450円(税込)も好評です。

ちなみに議会のお弁当もここに頼んでいます。

TEL 043-442-0101

FAX 043-440-2020


 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




佐倉市主催「誰もが住みやすい佐倉~地域で共に暮らす」講演会で講演して下さいました、

全国手をつなぐ育成会連合会会長久保厚子さんが、今夏相模原で発生した津久井やまゆり園の事件直後、以下のようにメッセージを出しました。

平成28年7月26日、神奈川県にある「津久井やまゆり園」

で起きた事件につきまして、当会として障害のあるみなさんへメッセージを送ります。

皆さんへのメッセージ

津久井やまゆり園の事件について
(障害のあるみなさんへ)

7月26日に、神奈川県にある「津久井やまゆり園」という施設で、

障害のある人たち19人が 殺される事件が 起きました。

容疑者として逮捕されたのは、施設で働いていた男性でした。

亡くなった方々の ご冥福をお祈りするとともに、そのご家族には お悔やみ申し上げます。

また、けがをされた方々が 一日でも早く 回復されることを 願っています。


容疑者は、自分で助けを呼べない人たちを 次々におそい、傷つけ、命をうばいました。

とても残酷で、決して 許せません。


亡くなった人たちのことを思うと、とても悲しく、悔しい思いです。

容疑者は「障害者はいなくなればいい」と 話していたそうです。


みなさんの中には、そのことで 不安に感じる人も たくさんいると思います。

そんなときは、身近な人に 不安な気持ちを 話しましょう。


みなさんの家族や友達、仕事の仲間、支援者は、きっと 話を聞いてくれます。

そして、いつもと同じように 毎日を過ごしましょう。

不安だからといって、生活のしかたを 変える必要は ありません。

障害のある人もない人も、私たちは 一人ひとりが 大切な存在です。


障害があるからといって 誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。

もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、

私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります。

ですから、安心して、堂々と 生きてください。

平成28年7月27日


このメッセージは大きな反響を呼び、多くの方が励まされた反面、共感出来ないという電話もあったそうです。

相模原「津久井やまゆり園」犯人が措置入院した前後に地域で支える仕組みが無い現在、障害者福祉も高齢者福祉も我が事として丸ごと包括して

支援する仕組みづくりが急務です。

まさにそれが地域包括ケアシステムになるのではないかと。

上記のメッセージ中の障がい者を高齢者と読み替えると我が事に感じると思います。

「安心して、堂々と 生きてください。」

と地域から発信できるような仕組みを一緒につくっていきたいと思います。

明日から11月議会代表質問、一般質問です。







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





佐倉市立美術館で開催されている
第8回障害者作品展ふれあいギァラリーへ伺った後に、シュミット村木眞寿美さんの講演会「井戸を出た蛙たち」へ。
数々の力作が並び、ご本人の努力と指導された先生の熱意が伝わってきました。
実行委員長はじめ関係者の皆様のお力で温かな雰囲気の展示方法を工夫されている見応えのあるふれあいギァラリーでした。

講演会では、ミューヘン在住の作家村木さんから、日本と世界で活躍した日本の女性たちのご苦労と功績を伺いました。
明治に入り外国人への偏見がある中、津田梅子はじめ彼女達のご苦労は多大であったと思いますが、村木さんが作家としてだけでなく、現地に数々の公園を造った経緯の重みを感じ、しなやかに力強く成し遂げていく女性達に勇気を頂きました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




がんになっても認知症になっても地域で安心して生活できる佐倉市を目指すのと同じように

障害があっても地域でともに過ごすことが出来る佐倉市を目指して、会派のぞみで指定生活介護事業所「木の宮学園」

地域生活支援センター「レインボー」、指定福祉型発達障害支援センター「佐倉市さくらんぼ園」、

放課後津デイサービス併設あい・あいユーカリが丘園を視察勉強会をしました。

佐倉市では、安心して妊娠期から子育て期を過ごせるよう様々な事業を実施しています。

今年度4月から設置された子育て世代包括支援センターでは、様々なサービスの紹介や相談者の状況に応じたサポートをして。

妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援を目指しています。

つまり、子どもから高齢者まで、病気でも障がいがあっても、縦割り施策や世代間の社会保障費の取り合いの議論から

地域でまるごと支え合う視点での地域包括ケアシステムの構築が急務です。

佐倉市では、発達障害があっても地域の保育園や幼稚園で受け入れてくれます。これは、全国的にもすすんだ取り組みです。

さくらんぼ園でお子さんの発達に心配があれば相談にのってくれますし、療育手帳を持って居なくても相談員の許可がでれば

親子で通園することも可能です。

子どもから高齢者まで、厳しい状況の中で暮らしている方がたくさんおられますので、まずは相談からはじめて下さい。

未就学児、小学生、中学生、高校生と成長する過程において、障害を持ったお子さんが切れ目なく支援を受ける事が出来、

他施設との連携で研修の充実が図れるような道筋もつくり始めているさくらんぼ園さんはじめ各施設は、

保護者の方から心底頼りにされています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ 次ページ »