新年度に向け、小中学校の本部役員の選考が進んでいる中で、
本部役員を引き受けるかどうかの相談を受けました。
ご本人の事情は様々なので、参考になればと、私が初めて本部役員を引き受けた時の話をしました。
選考委員さんから本部役員を引き受けてほしい旨の電話を何度となく頂きながら、
当時、主人の両親と同居中で仕事もあり時間的にも精神的にも無理と判断し、申し訳ないと思いながらも断り続けていました。
そんな姿を見ていた長女が「いつも私たちに一番にならなくてもいいから挑戦しなさい!って言ってるのに、どうしてお母さんは挑戦しないの?」と、
言われ、私は愕然として言葉に詰まった事を覚えています。
その後かなり悩みましたが、次のお電話でお引き受けさせて頂き、結論から言えば、役員をさせていただいたことで沢山勉強させて頂きましたし、
忙しすぎてママ友を作ることも出来なかった私が、今でもお付き合い出来る先生や友人が出来、
学校での子どもたちの様子を堂々と見ることができたことは大きな宝物です。
また、会長のスケジュールでPTAの行事予定が組めるので、忙しい人にはぴったりなのかもしれません。
また、引き受けたときに、一緒に役員をやりたい人がいますかと、問われましたが、私と一緒に役員をやってもいいと言ってくれる人であれば
どなたでもいいと答えました。今更ながら、一緒に役員をやってくれたみんなに感謝しています。
自分が長になる組織でさえ、あれこれ指図せずにやりましたから、当然ながらほかの組織の役員人事に口を挟むことはありません。
議員になっても同じです。
私が話した体験談が彼女の参考になったかどうかわかりませんが、良き選択をしているに違いありません。