蓄光素材は、太陽や電灯などからの光エネルギーを蓄積し、光源が断たれた後も暗闇の中で発光する塗料やシートで
3-11震災以降は、避難経路案内板に使用され注目されています。
上記のプリントにあるように、豪雨の中や夜間の緊急避難時、停電しても昼間の太陽光で蓄光出来る素材で柵のない用水路を渡ることが出来、
地震発生時津波の危険がある地域では、高台への階段坂道にこの蓄光素材の塗料を使用すれば、夜間でも避難することが出来ます。
避難所への案内板の図柄を2020年のオリンピックまでに統一することが国から通達が出ていますので、更新時にこの蓄光素材を使用するのが
ベストではないでしょうか?
実は、ユーカリ祭りの会場である南公園の東側にチェーンの柵があり、お祭り前にはそのチェーンで転ばないように全て取り外し倉庫へ運搬していましたが、
かなりの重量なので、どうにかならないか?と、ご相談がありました。
この蓄光素材をチェーンに使用出来ればと検討しましたが、結論としては、チェーンの形状から蓄光素材は使用出来ず、
公園緑地課で蛍光のロープをチェーンに巻き付けて現在に至ります。
いずれ、この蓄光素材の塗装やシートが普及すれば、防災や防犯、交通事故防止に必ずや役立つに違いありません。