今年の住民福祉懇談会のテーマは、子育て。
スカイプラザモールに志津北部子育て包括支援センターが出来て、2か月。
母子手帳をここで受け取るときに、保健士さんと妊婦全員面接を受けることができます。
その3割の妊婦が支援が必要であり、理由の1番は子育て全般の不安だそうです。
子育て中のお母さんからは、お母さん同士の集いの場でお母さん同士で学ぶ環境が欲しいとのご意見。
子育て包括支援センターは平日のみですから、仕事をしているお母さんたちの子育ての不安をどのようにケアするか
という質問も投げかけられました。
田口副会長から、地域包括支援センターが10年経過して認知度が格段と上がったことを踏まえ、
この子育て包括支援センターを知って頂きたいと話されました。
佐倉市の子育て支援策は、近隣と比べても先進的ですので、これらの施策をまず知っていただくことからでしょうか。
ユーカリが丘地区社協第二ブロックに皆様、お世話になりました。
すべての人の「生」を肯定する 〜働けない、生活困窮..支援を問い直す
に参加。
一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事で、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授 稲葉剛先生の講演では、
90年代路上で新宿区で年間40名、路上でなくなっていることから始まり、
貧困は人間関係も貧困、頼れる人がいない、保証人がいない。
生活保護を受けないことが自立ではなく、 頼れる人が出来ることが自立であると。
路上生活を経験した当事者からも、「一人じゃないんだよ、仲間だよ。心配してくれる人がいる。」ことで
自立につながったとお話しされました。
子育て支援も生活困窮者支援も、「一人じゃないんだよ、仲間だよ。心配してくれる人がいる。」
を大切に、「最期まで尊厳ある生き方を選択できる社会環境の確立」が必要と考えます。