神戸市においても職員、市民ともに1995年1月17日の大震災を体験しているのは、5割を切ったそうです。
経験に基づいたものを若い世代にバトンタッチするのは大変なことです。
阪神淡路の被災地の方々だけで語り継ぐのではなく、我々も阪神淡路大震災を忘れない事が何よりも重要です。
NHKニュースで特集されていた、震災の犠牲者、神戸大学の学生さんは橋岡會・舞謡會の舞台にも何度も立たれた競さんのご子息です。
当時、息子さんを助けに名古屋から駆けつけ倒壊しているアパートを目の当たりにしてからのことを時系列で書き込んだメモを今は亡きご主人様の遺品から見つかって.というかやっと読めるようになって今回の神戸大学の学生さんの聞き取り調査に協力し、ご遺族の目に触れることになったというものです。
誠実で真面目な競さんが、壮絶な状況を淡々と書きつづられているのをニュースで知り、嗚咽してしまいました。
生きているうちに大地震が有るとされた割合の活断層が31と本日発表されていましたが、割合以上に備えの必要を本日改めて感じました。
合掌