少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

Spertopf balun

2016-09-22 18:57:58 | アマチュア無線

今日も雨。7MHzのアンテナはマッチング部に水が入ったのか、SWRが上がってしまい使用不能。ということでコンテストにも出ずアンテナ研究。0.25波長の網線を同軸ケーブル(1.5D2V)の上に巻き付けて同相成分をブロックするシュペルトップバラン。

0.25波長はいいのだけれど、光の速度がどのくらいケーブルの中で遅くなるかというファクター(速度係数)が曲者。網線の長さを78センチとしてオープンしてある外と内の網線間のインピーダンスを計測した。網線の反対側はショートしてあるので、0.25波長の伝送路の反対側から見るとインピーダンスは無限大になるはず。測定結果をみると53MHz程度で抵抗成分が最大になり、リアクタンスがゼロになっている。この周波数を共振点とみると速度係数とは0.54程度となる。50.2MHzで共振するようにするためには、あと2センチくらいのばす必要がある。ショートした伝送路の端のインピーダンスは抵抗分ではなく純リアクタンスになる気がするのだけど、その辺はよくわからない。計測器の問題のような気もする。