ここしばらくの検討で、チューナーをつけていてもエレメントの長さをきちんと共振させた方がいいということが分かった。今回はカーボンロッドに延長エレメントを追加することによって最も感度が高くなるポイントを探してみることにする。
10mのカーボンロッドに延長エレメントを追加、その時のRBNの強度をプロットしたのがこの図。
周波数は21MHz、EFHW用のチューナーを使ってマッチングをとっている。1,2m程度の線をつなげたときには20dB付近の信号だったのが、4mくらいにするとガクンと10dB近くアップした。さらに長くするとまた小さくなる。
チューナーを外して共振周波数をみると1.7mくらいで共振しているように見えるので、そのあたりで感度も最大になるかと思ったが、結果は4mくらいで感度が高くなる。なんでこんな長さで良く電波が飛ぶのかはちょっとよくわからないけど、かなり効果がありそうなのでぜひ山にもっていってやってみたいと思う。とにかく延長線の長さでパフォーマンスにだいぶ差が出ることがわかった。