こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

思い出のあの日

2016年09月07日 00時01分18秒 | 文芸

集団検診の結果、
メタボ予備軍の宣告を受けた。
いきいき健康教室に通って、
保健師さんの指導を受け、1キロ減量を目標に決めた。
「ご飯は小さい茶碗にしましょう。
間食と缶飲料をやめれば、
目標はラクラク達成ですね」
 保健師さんの説明にいちいち頷く。
若い女性を前に、結果を出すぞ!って気負う。
やっぱり男は、くだらない動物である。
 一日三本は飲んでいた缶コーヒーを、
まず1本に抑え、間食はやめた!
記録する体重と睨めっこ、
僅かな数字の変化に一喜一憂した。
 ところが一週間で、元の生活ペースに。
夕食から寝るまでの間に小腹がすく。
そばで娘がパリポリやるスナック菓子に、
手が伸びると、もう止まらない。
パリポリ、パリポリ!
「おとうさん、ダイエット中でしょ」
 これが、あの若い保健師さんの忠告だったら、
「はい。わかりました」と素直になっただろうが、
わが娘では全く効き目はない。
 やめることの難しさを痛感させられた。

コメント
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