こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

天国と地獄のはずが

2016年09月11日 03時41分51秒 | 文芸
涼しくなったのを見計らって、
庭の石垣の崩れを修復することにした。
この間の雨でえらいことになってしまっている。
それでも、まだ日中は暑い。
すこし時間をずらして夕方4時ごろから始めた作業。
崩れた石を、まず取り除く。
これが想定外に大変。

胸に抱え込んで運ばなければならない大きさの石。
「ヨイショ!」
と抱え込んだのを持ち上げる。
(あれ?)
腰に来る重さだ。

30数年前、ひとりで積み上げた石垣。
みようみまねで、大きなのを積み重ね、
石と石の隙間に
小石や割れ石を詰めて安定させる。
姫路城の石垣を観察して得た知識をフル動員だ。
二段目、3段目と上がるにつれて、
思い石を積むのは力とコツがいる。
それでも、あの当時の石の重さと、
修復にかかった石の重さは同じか、
風化して軽くなっているはず。
それが、やけに重たい!
二個も担ぎ上げると息を吹き、小休止だ。
腰への負担はかなりある。体の筋肉もきしんでいるかのよう。

ハタと思い当たった。
石の重さに変化はなくても、
作業する当人は年を食ったのだ。
こりゃ、つらい。
しかし、やらなきゃならない。

6個大きな石をわきにのけたところで、もう駄目!

無理をしたら、石垣の修復は実現しない。
体への負担を頭にしながら長丁場でいくしかない。

いまさらながら、若さがほしい!

夕食は娘が見つくろった北海道土産のオンパレード!
大きな殻が豪華なホタテ貝を焼き、
生ウニと味付けいくら……こりゃまた贅沢だ!

3人分は有にあるサイズのホッケは、明日に食べることにした。

すこしもち米を加えた飯を炊き上げたふっくらご飯。
娘と妻は豪華な海鮮三昧に舌鼓を打つ。私は……?

実はウニは苦手。いくらもそう好きじゃない。
調理師にあるまじき(?)好き嫌い。

結局焼いたホタテと、地ビールをグビリ。

ああ、辛子明太子と佃煮海苔がほしい。
暑いごはんには、海鮮より、そっちの方がいい。
我ながらそう思う。
このバチアタリめ!(大笑い)

娘に感づかれぬように、
ウニにもちょっと箸をつけてみる。いやはや!
コメント
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