難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

火災の中の難聴者

2005年12月16日 06時51分47秒 | 生活
051214_0724~002.jpg051214_0724~001.jpgつい先日歳を一個重ねたと思ったら、勤務先が火事で二つの工場のうちひとつが操業ストップ。
生産の肩代わりの手配に大わらわになり、日ごろから情報格差を痛感しているところに、ウワーッと声の情報の洪水、何が話されているのか分からない状態になった。
今までもこうした非常事態というか緊急事態は何回もあり、その時は何が起きているのかも分からなかったが、今回は発生時から何が起きたのかは分かっていた(何しろ火災の現場に行ったので)。
前は事態発生自体が知らされなかったり、会議でもフォローもない状態だったが、今回は上司の考え方もあり、ホワイトボードを使いながら対話や会議を進めているので、まあ分かる。
また、周囲が紙やメールで連絡や依頼をしてくれるので、前よりは助かっている。口頭では伝わらない、間違えるということが以前よりは理解されているのではないか。
しかし、それ以外の圧倒的に多い会話や電話は全く分からない。

中途失聴・難聴者は文字の情報が一番確実に伝わることを再確認した。普通の人が文字の形でコミュニケーションしようとするのは会話ではない、すくなくともビジネスシーンではない。
その証拠にビジネスの世界に書式のない文書はない
会話体の文章を探せばメールか掲示板システムか
これも記録に残るので気を許した関係でないと普通に書いてくれない

話が脱線したが会議の発言をホワイトボードに書く人がペンをグルグル回してどう書こうか迷っているのはおかしかった
音声言語を狭いスペースに書記言語化して筆記しようと苦慮しているのは要約筆記に似ているからだ

ラビット 記