難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

今年、祈願したこと

2006年01月01日 23時22分18秒 | 生活
元旦に近所の神社に初詣に行った。高層団地群のはずれの高層ビルの下にある神社だ。夕方にもかかわらず、長蛇の列だ。ふるさとに帰らなかった人々が集まるのかもしれない。
祈るのは世界の平和だ。平和でなければ、福祉の発展はない。戦争で経済が疲弊するのは古今枚挙にいとまがない。ローマ帝国ですら滅びた。戦後60年間、戦争で死者を出さなかったのは、日本は戦争放棄した憲法第九条を持っているからだ。また、戦争は多数の障害者を生み出す。アフガニスタンでもイラクでも罪のない市民が多くの障害者になっている。
聴覚障害をもつ人々が幸せになるように力を尽くすことを祈願した。日本の難聴者の福祉が進めば、周辺国にもその理念、技術が使えるだろう。
最後に、家族の健康と安寧も祈願した。

近くの遊園地も子供連れやカップルで賑わっていた。

ラビット 記



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元旦のテレビ

2006年01月01日 17時28分50秒 | 機器について
元旦のテレビに字幕が付いている

1990年代初め頃、まだ字幕放送が普及していない頃、正月に字幕放送でテレビを楽しむ夢を雑誌に書いたことがある
コロムビアトップ氏や野末陳平氏が繰り返し、国会で字幕放送の拡充を質問して下さった頃だ
いまの字幕放送の拡充は、お二人の功績は大きい

この夢は2000年に著作権法改正で放送の音声の公衆送信権(インターネットによる送信のこと)が認められて実現する
NHKはニュースの他、紅白歌合戦などの生放送にも字幕放送を実施したので正夢になったが、今年の状況と見ると生放送になるとまだまだ少ない。
生放送の字幕放送は、聞いたことをそのまま文字化する技術は音声認識や速記キーボードの応用などの高速入力方式を脱却しないとブレイクスルーにならない。
また、生放送の字幕は聞いてから入力されるのでどうしても映像とずれてしまう。これは、受信機側で映像を蓄積して、遅らせて表示すれば解決する。パソコンでテレビを見る場合には出来ているし、デジタル対応テレビHDDやDVD録画機がたくさん発売されているので不可能ではない。

ラビット 記

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