難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

NTT東日本からメールがありました

2006年02月23日 12時23分00秒 | 機器について
NTT東日本から返事があった。問い合わせてから、一両日で返事が来たのは好感が持てる。
NTT東日本の通常の電話機の増幅度、音量増大機の増幅度が分かったのも良かった。
やはり、こうしたデータはNTT東日本のWEBに公開すべきだ。

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お世話になっております。
NTT東日本@△△ 技術推進担当 ○○です。

αGXtypeLのVerUpしてから全ての電話機(防水電話機、カールコードレスは対象外)が受話音量増大機能になります。
ですから、今回のカタログがどのバージョンだか解りませんが、購入する時期には新バージョンになっていますので心配はいりません。

何デシベルかは、通常の受話音量調整は、4段階で
+9dB/+6dB/0dB/-3dBです。
増大機能は、7段階で
+6dB/+9dB/+12dB/15dB/18dB/21dB/24dBです。

<電話機の種類>
ボタンの数(18、24、36)の電話機が用意されてます。

NTTリースに関しては、営業担当者の□□氏が説明しますのでご確認してください。

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ラビット 記





補聴器ユーザークラブ

2006年02月23日 08時59分38秒 | 機器について
060223_0758~001.jpg人工内耳のユーザーの会はあるが補聴器の装用者の会は聞いたことがない。
補聴器メーカーや販売店が組織する購入者のリストはあるかも知れないが、補聴器ユーザー同士の交流が目的ではない。あくまでも顧客サービスのためにある。

補聴器ユーザーはその聞えの体験は共有することがない。
補聴器ユーザーの聞えがまちまちなことから自分の体験は他人に適用されない、補聴器の聞えが環境に影響されることからなかなか自分に適した聞えが得られない、成功体験が少ないというはことはあるがその他に理由はないか
聞えを表す言葉が極めて貧弱であり、共通の体験と結び付いていない。
「キンキン響く」
「もやもやと聞こえる」
「今一つはっきりしない」
など、聞いたほうも難聴者の聞こえを経験していないだけに、イメージしにくい。

オーディオ愛好者の試聴感は雑誌にもサイトにもある。それなりの共感が得られるのは、カラヤンのベルリンフィルハーモニーオーケストラの何月何日にカーネギーホールでの指揮の第九だとか共通の「音源」に基づく「イメージ」があるからと思われる。

補聴器ユーザーの経験の交流の目的は、環境によっても大きく異なり、その人の聴力レベル、周波数分布によってまちまちであっても、類型化は出来る。その類型化で聞こえの共通パターンが出来れば、補聴器のフィッティングも違ってくるのではないか。
補聴器メーカーの補聴器フィッティングはコンピュータ化しているがどのような仕組みか知りたい。そこに、ユーザーの経験値というかデータを入れる余地はないのかしら。
交流の目的は、補聴器ユーザーがその聞こえは環境に原因があることを理解し、社会に対して、聞こえの環境整備の要求を持ってもらうことだ。
これが、今、重度の難聴者が主体の難聴者協会では組織しにくい。

(この記事未完)

ラビット 記