難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新幹線と人工内耳

2008年11月01日 08時57分01秒 | 人工内耳
081013-220255.jpg新幹線に乗って、窓側の席に乗ると危険?!。

左側に人工内耳をしている人が左端の席に座ると人工内耳側にガラスの窓がある。
お酒を飲んで寝てしまった際に、窓のガラスに頭を持たせかけると人工内耳が落ちる恐れがある。別に酒を飲まなくても疲れて寝てしまっても同じだ。

実際にあった経験だ。
一仕事を終えて、新幹線のシートで一日の疲れを癒すための一杯は悪くない。しかしいつの間にか寝てしまい、降車駅が近づいた頃に目が覚めると何か変だった。
左耳にしていた人工内耳がない!あわててシートの下や座席を見たがない。ふと見ると座席の後ろに女性のカバンが口を開けておいてある。もしかしてこの中に落ちて入っているのではないかと考えたが、持ち主の若い女性は寝ている。
降車駅が近づく。あわててて元の紙に補聴器のようなものがカバンに落ちていませんかと書いて見せた。幸いすぐにカバンを見てくれたがないと言う。
万事休すと思ったが、女性がカバンを持ち上げるとあった!やれやれ!汗がどっと出て疲れてしまった。

新幹線車内はゴーと聞こえているだけなのでスイッチを切っておいてもかまわないがそうすると本当に落ちたときが気が付かない。


ラビット 記
人工内耳は補聴器と違って操作用のパネルがあるので目立つ。