難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

歯医者と人工内耳

2009年03月07日 14時00分12秒 | 生活
081224-歯医者183657.jpg歯医者で治療中も人工内耳と補聴器を付けたままだ。

人工内耳は電気メスに気を付けなければいけないが、最初に診察したときに人工内耳の説明をしたが特に何もいわれなかった。
歯を削る音がどんなふうに聞こえるのか身構えたが、よく言われるチューンというような甲高い音は聞こえない。
ポンプのパコンパコンという音や医者の口を開けて下さい、噛んで下さいというのが聞こえる。

マスクをした医者の声が聞こえるというのは助かるが、やはり耳マークの標識板を持って行こう。


ラビット 記





3/15障害者放送バリアフリー・セミナーについて

2009年03月07日 13時28分06秒 | 放送・通信
090305-232934NJ.jpg障害者放送協議会放送通信バリアフリー委員会のセミナーが開催される。

今回は、東京と大阪の2会場の二元中継をする。


ラビット 記
--以下、開催案内--
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/

障害者放送協議会 セミナー
地上デジタル放送の今後への期待

○日時:2009年3月15日(日)午前9時45分から16時30分まで

○会場;秋葉原コンベンションホール 2階ホール(JR秋葉原駅徒歩1分)定員300名
   (〒101-0021 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル)
     大阪会場 特定非営利活動法人 CS障害者放送統一構
   (〒530-0044 大阪市北区東天満2-7-12 スターポート
    TEL.06-6242-6501 FAX.06-6242-6502)
※東京/大阪 二元生中継

○参加費;無料

○お申し込み・お問い合せ:文末の申込用紙に必要事項をご記入のうえ、事務局までお申し込みください。

○開催趣旨;2011年7月に予定されている、地上デジタルテレビ放送への完全移行に向けて、障害者を含むすべての利用者が、等しく放送を受信できるために、各分野でさまざまな準備が進められています。
今回のセミナーでは、情報へのアクセス保障を謳う「障害者権利条約」が2008年5月に発効したことを受け、地上デジタル放送にかかわる行政、産業界、利用者による最新の取り組みを紹介しながら、その現状と課題、今後への期待について検討します。

○プログラム
9:45 開会挨拶
[基調講演]
9:55 地上デジタル放送の今後に期待するもの
藤井 克徳(日本障害者協議会 常務理事)

[行政報告]
10:35 地上デジタル放送と視聴覚障害者向け放送を巡る政策・取組等について
平林 正吉(総務省情報流通行政局情報通信利用促進課長)

[デジタル放送の技術と取り組み]
11:15(1)世界のデジタル放送の取り組みについて ~英国を中心に~
中村 美子(NHK 放送文化研究所 主任研究員)

11:55 昼休憩

12:55(2)英国のデジタル放送受信機の開発について(ビデオ・プレゼンテーション)
リチャード・オーム(英国盲人協会(RNIB)アクセシビリティ部長)

13:25(3)目で聴くテレビと「クローズド手話」放送について
大嶋 雄三((特)CS放送統一機構 専務理事)

13:55(4)指定発言【大阪会場】
高田 英一(特定非営利活動法人CS障害者放送統一機構理事長)
岩井 和彦(特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)

14:15(5)地上デジタル放送受信機の現状と活用例【大阪会場】
1)開発者の立場から
谷水 明広(三菱電機(株)京都製作所AV機器製造部新規事業開発担当部長)

14:35
2)利用者(視覚障害者)の立場から
「地デジ受像機のアクセシビリティに注目」
福井 哲也((福)日本ライトハウス点字情報技術センター編集主幹)

[パネルディスカッション]
15:00 「地上デジタル放送の今後への期待」
パネリスト(五十音順・敬称略)
大久保 常明((福)全日本手をつなぐ育成会 常務理事)
高岡 正  ((社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 理事長)
南谷 和範 ((特)全国視覚障害者情報提供施設協会 情報アクセシビリティ検討委員会外部委員)
宮本 一郎 ((財)全日本ろうあ連盟 理事)

コーディネータ:寺島 彰(障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員長/浦和大学教授)
16:30 閉会
※プログラムは変更することがあります。

参考 秋葉原コンベンションホールアクセス
【JR】秋葉原駅(電気街口)改札口を出て右側より徒歩1分
【地下鉄】東京メトロ銀座線 末広町駅(1・3番出口)より徒歩3分/東京メトロ日比谷線 秋葉原駅より徒歩4分
【つくばエクスプレス】秋葉原駅(2・3番出口)より徒歩3分

セミナー申込用紙
・お名前
・所属
・ご住所 〒
・E-mail
・電話番号
・ファックス
・希望する会場 東京・大阪
・希望するもの (1)手話通訳 (2)点字プログラム (3)要約筆記 (4)車いすスペース
・その他ご要望など
※いただいた個人情報は、個人情報保護法に基づき、この「セミナー」に関する問い合わせおよび統計以外の目的で使用いたしません。

お申し込み・お問い合せ セミナー事務局(日本障害者リハビリテーション協会内)
TEL.03-5292-7628 FAX.03-5292-7630 E-mail: rehab@dinf.ne.jp
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/
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聴覚障害者の労働問題学習会って?

2009年03月07日 12時30分05秒 | 就労
090226-223420.jpg朝から、聴覚障害者の就労問題を考える集まりに出ていた。

5月に開く労働問題学習会の名称を議論した。労働って固くないか、他に適当な言葉がないか、「就労」、「ワーキング」、「しごと」、「働くこと」などいろいろな言葉が出されてイメージを合わせていった。
議論の末、「聴覚障害者にとって、『働く』とは?学習会」に落ち着いた。

ろう学校が働いている聴覚障害者の実態や支援の実際を知りたいということもあり、内容をどうするか、様々な意見が交換された。

聴覚障害者の労働問題には、いろいろな立場の人が関わっている。ハローワークで就労支援にあたっている聴覚障害者職員、聴覚障害者対象のジョブコーチや支度訓練を計画している自立支援センター、ハローワークで仕事をしている手話通訳者、実際に企業等に働いているろう者、企業の採用担当者等に加えて、ろう学校の先生、親、生徒など幅広い。

学習会では現状や課題を話し合うが問題の整理が必要だ。討議の中で、午前中、就労前の問題、午後から就労後の問題に分けて話し合うことになりそうだ。
予算等は次回の会議になった。

障害者ジョブコーチは知的障害者がメインだが、東京しごと財団の東京聴覚障害者自立支援センターの職員二人が研修を受講して、聴覚障害者対象のジョブコーチの資格を取っている。全国でも少ない。

聴覚障害者からも企業からも「ジョブコーチ」を希望することが出来る。聴覚障害者本人が希望する場合はどういうことかというと、企業側が聞こえないのに補聴器の装用を強要された場合に企業に「コーチ」(説明)をするというようなケースだ。なるほどと思った。
案外聴覚障害者本人の希望者が多いかも知れない。もちろん、難聴者も対応する。


ラビット 記





おっ、「ニュース・JAPAN」に字幕放送が!?

2009年03月07日 09時57分43秒 | 放送・通信
090305-233618.jpg090305-233225松本.jpg3月5日の夜11時半からの「ニュース・JAPAN」に黄色い字幕が?
あれ、この番組、字幕放送だっけな。松本方哉氏と滝川クリステルさんがキャスターを務める「ニュース・JAPAN」が始まると画面上部に字幕が現れた。
上部に出る字幕は、日本テレビが多用している。改行が文の途中で行われたりする特徴も同じだ。

WEBで見ると、昨年3月31日からリアルタイム字幕を実施しているとある。ちょうどもうすぐ1年になるがあまり意識していなかった。
字幕放送は月曜から木曜に付くとある。入力者が少ないからか、金曜日だけ時間が下がるからか。

総務省の視聴覚障害者向け放送普及の指針では、生放送も対象になり、各放送事業者も取り組みを強めている。字幕制作方式にもよるが複数の話者が話す生番組の字幕放送は難しいとされている。
トークショー、政治討論番組、生放送を含むドキュメンタリー、一部のニュース番組などだ。

しかし、ふつうの国民である聴覚障害者からすればこの状態が放置されて良いはずはない。災害時の放送にすら字幕放送も実施されていないことは生命に関わる問題だ。

視聴覚障害者団体の運営する情報提供施設や法人が自らの手で手話、字幕を付けて「再送信」する事について、放送事業者は字幕・手話放送が実施できない以上、少なくとも著作権上の権利は譲歩すべきではないか。送信する相手や送信する方法について、きちんとガイドラインを決めればよい。
多くの団体や期間が手話や映像著作物の字幕制作に関わるようになればそうしたマンパワー、技術が社会の他の分野でも活用されるようになるだろう。放送にも適用できるかも知れないのだ。


ラビット 記






ステレオヘッドホン・スタイルデジタル補聴器

2009年03月07日 09時57分40秒 | 生活
ちょっと見た目は補聴器らしくない補聴器。音楽プレーヤーみたいに見える。周囲にも受け入れやすいだろう。
形が大きいのは、高齢者に操作しやすい。

補聴器=難聴、難聴者=聞こえない人、話しても分からない人という理解が一般的だ。難聴者団体ですら、そう説明する。
しかし、この説明が難聴者の支援、自立を妨げている。
難聴者は補聴器を使っても、補聴援助システムを使っても、要約筆記を使っても聞こえは完全ではなく、日々様々な無理解、誤解により生活に支障が生じ、精神的なストレスにさらされている。
補聴器を使えば良く聞こえるというのは幻想で、周囲の環境や相手の理解度により、非常に限定的だ。

難聴者は、難聴という障害にどのように対応するかを学ばなければ快適に生きていけない。
難聴は「適応障害」なのだ。


ラビット 記
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期待値大!Panasonicから「ステレオ・チューニング方式」の補聴器が登場!
ITmedia
難聴というと聞こえないというイメージがありますが、
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/2009/01/panasonic-66f8.html

http://panasonic.co.jp/phi/products/onwa/jj.html



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