難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

被災地の難聴児、聴覚障害学生に支援事業が

2011年09月29日 18時20分29秒 | 東北地方太平洋沖地震
先ほど、東日本大震災聴覚障害者救援中央本部MLで、日本財団の補助事業として、実施されることが案内された。

支援の担い手は、誰を想定しているのだろうか。
ろう学校の教員や聴覚障害児教育課程の学生なども対象なのだろうか。
難聴者協会の役員のなかには高校教諭OBなどもいる。
幅広い支援を組織しなければならないだろう。

ラビット 記
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東日本大震災救援中央本部協力団体MLより

関東聴覚障害学生サポートセンターが、岩手、宮城、福島の各県の小中高に通う難聴児、および大学に通う聴覚障害学生、またその支援者を対象とした活動を開始することになりました。

この活動は、
・被災したことで情報保障を十分に受けられなくなった聴覚障害学生や地域の教育機関に通う難聴児への情報保障支援、情報保障コーディネート、遠隔地通訳の提供
・被災地の聴覚障害学生や支援者の心の支援のためのグループワークの実施
・必要に応じて、学生を対象にした心のケアの専門家の派遣
・聴覚障害学生の被災状況についての実態把握
・長期的支援のための情報保障のニーズのアセスメントと緊急マニュアル作り等を内容とし、日本財団ROADプロジェクト「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」への申請が採択され実施します。

なお、準備として支援者の研修会が下記の通り開催いたします。
「被災聴覚障害児・学生の状況に関する講演会」
日時:平成23年10月15日(土)9時~16時
日程:午前9時半~12時:「サイコロジカルファーストエイド」
  甲斐更紗氏 立命館大学衣笠総合研究機構
   午後13時半~16時:「被災地の聴覚障害児・学生の情報保障の現状につい
て」
 松崎丈氏 宮城教育大学准教授
会場:日本財団会議室
対象者:被災地での情報保障活動や学生支援に興味を持っている方
参加費:無料

関東聴覚障害学生サポートセンターから、
東日本大震災聴覚障害者支援中央本部・メンタル班の活動、また日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会の聴覚サポートなかまの現地での活動では対象になりにくい学生・生徒に対しての支援事業であり、必要に応じて「なかま」との連携も検討しているとの説明がありました。

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東日本大震災聴覚障害者救援中央本部
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