最初は表題の意味が分からなかったが、事業のための相談支援ではなく、当事者の立場に立った真の相談支援が必要ということだろう。
東日本大震災でも難聴者、中途失聴者は「相談支援」が必要だが、自宅や避難所でのコミュニケーションが壁となって多くの問題が生じている。しかし、本人が問題を潜在化してしまい、顕在化していない。
聴覚障害者救援本部の医療・メンタル班によるアセスメント活動が行われたがろう者を対象に実施されたものだ。
要約筆記者養成事業で養成される要約筆記者は「アドボケイト」できるように学んで欲しい。
ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様へ
山本眞理です。
私たち「精神病」者にとってはいわゆるソーシャルワーカーやましてや精神保健福祉士は何も知らない、まったく無知、一体なんで彼らに相談支援をさせられるかという思いでいっぱいです。
私たち障害者団体は彼らワーカーの後始末に奔走しています
なんせ彼らの専門課程のカリキュラムには、生活保護や障害年金の実務については一切ない、ちょっと資料を確認すればいいことでも有資格者は答えられません。そして実習先には介護支援事業所も、障害者団体も指定されていません。
さらに本人を取り囲んで実質さまざま強制します
最近あった相談の例では、退院の条件として毎日ヘルパーを入れることといわれてつらくてたまらないという話でした。各地で支給量が足りないという声が多いのに、嫌だという人にはこういう押し付けがされています。
必要なのは相談支援ではなくて、アドボケイトです
なお以下のパンフ出しました。送料込み1000円でお送りいたします。ご希望の方は山本までダイレクトメールで。
「私らしく普通に暮らしたい 私のとなりでそっとお手伝いを 精神障害者アドボケイト入門」
権利主張センター中野 編
【前書き】
はじめに
この冊子は精神障害者のアドボケイトとして活動しようとするすべての方の参考のために作成いたしました。
現在ピア・サポートという言葉を、行政も専門職団体も使い始めており、ピア・サポートが、彼らの役に立つ安上がり労働力として精神障害者を精神保健福祉の体制に組み込んだ形で使われようとされています。
しかし今必要なのはこうした体制に組み込まれたピア・サポートではありません。行政や精神保健福祉体制、自立支援法の支援提供機関などから完全に独立したアドボケイトであり、ピア・アドボケイトです。
一人一人の普通に暮らしたい、を支援するためにアドボケイトをこれから育成していかなければならないと考え、権利主張センター中野では2009年よりキリン福祉財団の助成を受け、アドボケイト要請カリキュラム作り、アドボケイト養成講座開催などを重ねてきました。
本冊子はこうした活動の一環として現段階でのアドボケイト養成のためのテキストとして作成しました。
多くの方のご批判ご意見をいただき、改訂を重ねていきたいと考えております。ぜひご意見をお寄せください
この冊子作成およびアドボケイト養成講座に継続してご支援いただいているキリン福祉財団に深く感謝いたします
2011年4月
権利主張センター中野
【目次】
アドボケイトはなぜ必要か、いったい何をするのか 3
生活保護の質問についてよくある質問と答え 6
障害者自立支援法関係でよくある質問と答え 12
人身の自由剥奪について 20
資料編 43
国際人権と障害者権利条約 44
池原毅和弁護士
労働現場と精神障害者公開学習会講演録 76
神奈川労災職業病センター 川本浩之さん
普遍的な人権救済制度について 125
参考文献 127
--
以下署名
山本真理(ペンネーム 長野英子)
nrk38816@nifty.com ※@は半角@に変えて下さい。
fax 03-5942-7626
http://nagano.dee.cc/
全国「精神病」者集団ニュースご購読を
http://www.jngmdp.org/
WNUSP障害者権利条約履行マニュアル邦訳版のお買い求めを
http://nagano.dee.cc/wnuspmanual.htm
東日本大震災でも難聴者、中途失聴者は「相談支援」が必要だが、自宅や避難所でのコミュニケーションが壁となって多くの問題が生じている。しかし、本人が問題を潜在化してしまい、顕在化していない。
聴覚障害者救援本部の医療・メンタル班によるアセスメント活動が行われたがろう者を対象に実施されたものだ。
要約筆記者養成事業で養成される要約筆記者は「アドボケイト」できるように学んで欲しい。
ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様へ
山本眞理です。
私たち「精神病」者にとってはいわゆるソーシャルワーカーやましてや精神保健福祉士は何も知らない、まったく無知、一体なんで彼らに相談支援をさせられるかという思いでいっぱいです。
私たち障害者団体は彼らワーカーの後始末に奔走しています
なんせ彼らの専門課程のカリキュラムには、生活保護や障害年金の実務については一切ない、ちょっと資料を確認すればいいことでも有資格者は答えられません。そして実習先には介護支援事業所も、障害者団体も指定されていません。
さらに本人を取り囲んで実質さまざま強制します
最近あった相談の例では、退院の条件として毎日ヘルパーを入れることといわれてつらくてたまらないという話でした。各地で支給量が足りないという声が多いのに、嫌だという人にはこういう押し付けがされています。
必要なのは相談支援ではなくて、アドボケイトです
なお以下のパンフ出しました。送料込み1000円でお送りいたします。ご希望の方は山本までダイレクトメールで。
「私らしく普通に暮らしたい 私のとなりでそっとお手伝いを 精神障害者アドボケイト入門」
権利主張センター中野 編
【前書き】
はじめに
この冊子は精神障害者のアドボケイトとして活動しようとするすべての方の参考のために作成いたしました。
現在ピア・サポートという言葉を、行政も専門職団体も使い始めており、ピア・サポートが、彼らの役に立つ安上がり労働力として精神障害者を精神保健福祉の体制に組み込んだ形で使われようとされています。
しかし今必要なのはこうした体制に組み込まれたピア・サポートではありません。行政や精神保健福祉体制、自立支援法の支援提供機関などから完全に独立したアドボケイトであり、ピア・アドボケイトです。
一人一人の普通に暮らしたい、を支援するためにアドボケイトをこれから育成していかなければならないと考え、権利主張センター中野では2009年よりキリン福祉財団の助成を受け、アドボケイト要請カリキュラム作り、アドボケイト養成講座開催などを重ねてきました。
本冊子はこうした活動の一環として現段階でのアドボケイト養成のためのテキストとして作成しました。
多くの方のご批判ご意見をいただき、改訂を重ねていきたいと考えております。ぜひご意見をお寄せください
この冊子作成およびアドボケイト養成講座に継続してご支援いただいているキリン福祉財団に深く感謝いたします
2011年4月
権利主張センター中野
【目次】
アドボケイトはなぜ必要か、いったい何をするのか 3
生活保護の質問についてよくある質問と答え 6
障害者自立支援法関係でよくある質問と答え 12
人身の自由剥奪について 20
資料編 43
国際人権と障害者権利条約 44
池原毅和弁護士
労働現場と精神障害者公開学習会講演録 76
神奈川労災職業病センター 川本浩之さん
普遍的な人権救済制度について 125
参考文献 127
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以下署名
山本真理(ペンネーム 長野英子)
nrk38816@nifty.com ※@は半角@に変えて下さい。
fax 03-5942-7626
http://nagano.dee.cc/
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相談支援は、相談する人の主体性を尊重しています。過度なほど。主体性尊重は、過度であってもいいはずです。が、状況に拠ります。
どんな状況か。本人の主体性が十分に発揮できない状況です。
この場合のアドボケイトは、昔むかしの「措置」に近いものとなるでしょうね。
「措置」には、それだけ強力な権限とともに、大きな責任が伴っていました。
精神障害者や知的障害者については、「必要なのは相談支援ではなくて、アドボケイトです
」という意見は、大いに出てきそうですね。
身体障害者についても、右片麻痺及び言語障害2級の人が身寄りもなく避難所に逃れた場合、同様の意見が出てきそうです。