難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

NHKの台風のニュースには字幕がない公的責任放棄

2011年07月20日 01時22分11秒 | 権利



午前1時からのNHKの台風6号のニュースが始まったが字幕放送はない。 #jimaku #nhk #字幕
アナウンサーがかわるがわる出てきて口パク状態。その後映像になってテロップが出るが音声情報がこれに反映されているのか分からない。

NHKは字幕放送をローカルでは実施していない。ローカル局に字幕放送を送出設備もない、字幕制作スタッフもいないからだ。
首都圏であってもローカルである首都圏ニュースは字幕放送が実施されていない。つまり設備があっても字幕放送は行われない。
エリアごとにローカルな番組を放送できても、字幕放送をローカルに実施する仕組みがないのだろう。

NHKは全難聴や全日本ろうあ連盟の要望書に対する回答で常時字幕制作する高度の技術を持つ入力者や制作スタッフを抱えることが出来ないという。
しかし、台風は接近が事前に分かっている事象で災害の発生が予想され、しかも災害予防の報道の法的義務まであるNHKがコストを理由に実施しない理由はすでに破綻している。レガシーな体制しかないことが暴露されるからだ。

四国、近畿、東海と各NHK支局からの映像を放送しているが、取材スタッフを各地に派遣し、中継車も何台も出しているはずだ。渋谷のスタジオも24時間体制でスタンバイしているはずだ。それらの報道体制を組むのにかかる経費と字幕制作スタッフをその間確保する経費とどのくらいの割合を占めるのか公表して欲しい。

ラビット 記

最新の画像もっと見る

コメントを投稿