難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

全米難聴者大会HLAA2018で ミュージカル観劇の情報保障訴訟勝訴の報告

2018年06月15日 02時24分15秒 | 2018全米難聴者大会ミネアポリス
【全米難聴者大会スタディツアー2018 in ミネアポリス】

米国で劇場を相手に、ミュージカル観劇における配慮を求めて訴訟を起こした難聴者がいます。字幕なしにはミュージカルを楽しむことができず、このことはADA(障害を持つアメリカ人法)の第3章「サービスや施設を平等に楽しむことができる」に違反しているとの訴えです。

2016年に始まった訴訟ですが、この度やっと判決がおり、めでたく勝訴したそうです。
最初は地道に要望を出していたが通らず、最終的に訴訟に踏み切ったということですが、こうした草の根活動があって初めて法律が意味を持ってくるのだと思いました。

原告のティナさんは成人中途失聴者協会(ALDA)の役員で、全米難聴者協会(HLAA)の会員でもあります。劇場のアクセシビリティ関連で積極的な活動をしており、6月の大会でも3つの分科会でプレゼンします。お会いできるといいな!
https://stlrecord.com/stories/511408403-fox-ordered-to-make-accommodations-for-hearing-impaired


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