
めざす会のニュース。たった今着信。
細川厚生労働大臣は11時からの表彰式典で全く覇気がなかった。病人みたいだった。
ラビット 記
━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2010.12.3 第82号(通巻190)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━
◆1◆ 「改正」法案可決・成立に抗議!
今日の悔しさ忘れず、より大きな運動につなげよう!
自立支援法の「復活」を許さないため、「改正」法案の廃案求め連日、ねばり強い運動を広げてきましたが、卑劣な政治の取引によって、国会最終日に、異例の委員会が開催され十分な審議もなく採決し、そして「ボタン一押し」の本会議で可決・成立させられました。
○参議院本会議可決瞬間の映像
http://www.youtube.com/watch?v=8bH4BW8hazk
こんな暴挙は断じて許されません。歴史の大きな汚点です。
訴訟団や1029大フォーラム実行委員会は抗議声明をそれぞれ発表しました。
(添付word)
参議院議員会館前の抗議集会では、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」にまったく反している。
民主党PTが8回57人からヒヤリングしたと言うが、一言一句変わらないでは何も聞いていないことと同じだ!
またもや政争の具にされた。二つの法案の交換条件に差し出された。
「議員立法だから今日通した」と聞くが、旧与党・厚労省案で大嘘だ!
5年前の自立支援法成立と違うことが二つある。
基本合意がある。そして推進会議・部会がある。
困難が大きければ大きいほど運動は深く根を下ろす。
深い根っこには美しい花が咲く。つながりをさらに強め、
各地で多くの人たちと、しっかり腹を据えてがんばろう!
などの発言がつづきました。
○12.3写真アルバム
http://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20101203?authkey=Gv1sRgCMigiPaWuNSrlAE#
◆2◆ 暴挙!参議院厚労委員会はわずかな審議で、本会議は「ボタン一押し」
○午前8時 参議院議面所
スコールのような土砂降りの雨。参議院にわたる歩道は水浸し。
JD太田、ろうあ連盟久松、大行動八柳がつぎつぎあいさつ。
議面所内は集会禁止なのでみんなで手話で拍手!
○9時15分 参議院厚労委員会
インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
*カレンダー12/3 → 人物マーク の順で
質問者は、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
反対討論、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
賛成討論、川田龍平(みんなの党)
○田村智子議員=審議のやり方に厳しく抗議する。通常国会となんら変わらないものを出したのか
○中根康宏(民主党)=先の通常国会で審議され可決されたもの
・民主党PTは8回57名ヒヤリングを実施。賛成意見、危惧される意見もあった。それらふまえて、政府に求めることとして決議をいただいた。真摯にうけとめとりくんでいきたい
○田村=政省令でできるじゃないかが障害者の声だ。部会の緊急4課題にもあってない。利用者負担見直し、応益負担が問題だ。これがなくなるのか
○中根=明確に応能負担にあらためるもの。政令で定める。低所得者は4月からすでに無料と承知している
○田村=児童は大改悪になる。都道府県の補助がなくなる。大臣に聞きたい。「延命」ではないか、貫徹すると約束できるか
○細川厚労大臣
自立支援法は6月閣議決定をした基本的方向に示されているように、廃止して総合福祉法をH24年通常国会に提案して8月までの施行をめざす方針にかわりありません。
○福島みずほ=今日は国際障害者デー。国会軽視は許されない。今日は日本の障害者にとって最悪な日。なぜ推進会議と部会を軽視されたのか。
協議を推進会議と正式におこなったか?
○中根=八回民主PTでヒヤリング。賛成も危惧もあり、一つ一つの意見を尊重させて
○福島=でたらめなんですよ!この法律と新法がダブルのはいかがなものか?
○中根=じゃまになるとはおもっていない
○細川厚労大臣
4つの当面の課題。予算措置で対応できるものは今年の概算要求にもりこんでいる
地域移行、緊急整備事業で100億円要望。自立支援医療は年末にむけて検討している。
○福島=なぜ一割負担を削除しないのか?
○田村(自民)=家計の負担能力、その他の負担能力、上限を押さえるために入っている。
○福島=「百分の十」という規定をなぜ削減しないのですか。これは延命策でしかない。
問題点が削除されていない法案だ。まったく理解できない!
一番肝心のきもが残っているならダメだ。
■質疑
○田村智子(反対討論)
○川田龍平(賛成討論)来たFAXすべて読んだ。新法制定はすでに約束されている。
発達障害をいっこくもはやく成立させたいから。
○福島みずほ(反対討論)
○9時53分 採決、挙手多数
◆3◆ 怒りの抗議集会に300名! 発言ダイジェスト
○ろうあ連盟・久松=たいへん残念ですが、民自公の多数で採決された。
絶対忘れることはでません。議会の非民主的な壁にぶつかってしまい、
ほんとうに残念。でもわたしたちはあきらめません。
○大行動・八柳=「八割が賛成してるよ」のヤジがあった。
黙っていてはきかれない、声が認識されないダメだと痛感している。
○横浜の人=うそっぱちな答弁が許せない。がんばりましょう
○埼玉元原告・五十嵐=これから新しい闘い。
基本合意守ってもらうようみんなでがんばりましょう
○JD福井=総合福祉部会に事前のことはいままでいっさいない。
攻撃が強ければ強いほど私たちは強くなっていく
○全難聴・新谷=政争の具とされたことに憤り。基本合意に対する反撃だ。闘う
○兵庫ろうあ連盟・島本=私たちのことをどうおもっているのか!
○太田事務局長=私たちの運動はこれからです。いろんな人のつながりのもとで、
全国の人たちとつながり、二人の議員は真剣に質問してくれた。
これは運動があるから、運動をたやしてはいけません。
◆4◆ 16時 厚労省記者クラブで記者会見(声明は添付)
○藤岡弁護団事務局長
・違憲訴訟にとりんだ訴訟団とめざす会の声明の発表(添付参照)
・人権を政争の”愚”とする過ちは二度と繰り返してはなりません。
・今日から”応能”の「新自立支援法」。
○家平元原告
・今日やられたことは非常に悲しい。今の法律の固定化でしかない。
○太田めざす会事務局長
・10.29大フォーラム実行委員会事務局長としても怒りでいっぱい
・ここまでして自立支援法の「延命」「復活」させたいのか
▽▲▽編集後記
激しい雨が降っていました。最終日、異例づくめの委員会。
二人の女性議員の迫力ある質問はぜひ中継録画で見てください。
そして、ホントにボタン一発の本会議可決。この痛みを感じない投票システムって世界で日本しかないだろうな。
国会が終われば、外の銀杏は激しい風に舞う。
この思い絶対に忘れない。でも、ほんとに連帯できるなかまが増えた。
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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp にメールください。
細川厚生労働大臣は11時からの表彰式典で全く覇気がなかった。病人みたいだった。
ラビット 記
━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2010.12.3 第82号(通巻190)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━
◆1◆ 「改正」法案可決・成立に抗議!
今日の悔しさ忘れず、より大きな運動につなげよう!
自立支援法の「復活」を許さないため、「改正」法案の廃案求め連日、ねばり強い運動を広げてきましたが、卑劣な政治の取引によって、国会最終日に、異例の委員会が開催され十分な審議もなく採決し、そして「ボタン一押し」の本会議で可決・成立させられました。
○参議院本会議可決瞬間の映像
http://www.youtube.com/watch?v=8bH4BW8hazk
こんな暴挙は断じて許されません。歴史の大きな汚点です。
訴訟団や1029大フォーラム実行委員会は抗議声明をそれぞれ発表しました。
(添付word)
参議院議員会館前の抗議集会では、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」にまったく反している。
民主党PTが8回57人からヒヤリングしたと言うが、一言一句変わらないでは何も聞いていないことと同じだ!
またもや政争の具にされた。二つの法案の交換条件に差し出された。
「議員立法だから今日通した」と聞くが、旧与党・厚労省案で大嘘だ!
5年前の自立支援法成立と違うことが二つある。
基本合意がある。そして推進会議・部会がある。
困難が大きければ大きいほど運動は深く根を下ろす。
深い根っこには美しい花が咲く。つながりをさらに強め、
各地で多くの人たちと、しっかり腹を据えてがんばろう!
などの発言がつづきました。
○12.3写真アルバム
http://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20101203?authkey=Gv1sRgCMigiPaWuNSrlAE#
◆2◆ 暴挙!参議院厚労委員会はわずかな審議で、本会議は「ボタン一押し」
○午前8時 参議院議面所
スコールのような土砂降りの雨。参議院にわたる歩道は水浸し。
JD太田、ろうあ連盟久松、大行動八柳がつぎつぎあいさつ。
議面所内は集会禁止なのでみんなで手話で拍手!
○9時15分 参議院厚労委員会
インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
*カレンダー12/3 → 人物マーク の順で
質問者は、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
反対討論、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
賛成討論、川田龍平(みんなの党)
○田村智子議員=審議のやり方に厳しく抗議する。通常国会となんら変わらないものを出したのか
○中根康宏(民主党)=先の通常国会で審議され可決されたもの
・民主党PTは8回57名ヒヤリングを実施。賛成意見、危惧される意見もあった。それらふまえて、政府に求めることとして決議をいただいた。真摯にうけとめとりくんでいきたい
○田村=政省令でできるじゃないかが障害者の声だ。部会の緊急4課題にもあってない。利用者負担見直し、応益負担が問題だ。これがなくなるのか
○中根=明確に応能負担にあらためるもの。政令で定める。低所得者は4月からすでに無料と承知している
○田村=児童は大改悪になる。都道府県の補助がなくなる。大臣に聞きたい。「延命」ではないか、貫徹すると約束できるか
○細川厚労大臣
自立支援法は6月閣議決定をした基本的方向に示されているように、廃止して総合福祉法をH24年通常国会に提案して8月までの施行をめざす方針にかわりありません。
○福島みずほ=今日は国際障害者デー。国会軽視は許されない。今日は日本の障害者にとって最悪な日。なぜ推進会議と部会を軽視されたのか。
協議を推進会議と正式におこなったか?
○中根=八回民主PTでヒヤリング。賛成も危惧もあり、一つ一つの意見を尊重させて
○福島=でたらめなんですよ!この法律と新法がダブルのはいかがなものか?
○中根=じゃまになるとはおもっていない
○細川厚労大臣
4つの当面の課題。予算措置で対応できるものは今年の概算要求にもりこんでいる
地域移行、緊急整備事業で100億円要望。自立支援医療は年末にむけて検討している。
○福島=なぜ一割負担を削除しないのか?
○田村(自民)=家計の負担能力、その他の負担能力、上限を押さえるために入っている。
○福島=「百分の十」という規定をなぜ削減しないのですか。これは延命策でしかない。
問題点が削除されていない法案だ。まったく理解できない!
一番肝心のきもが残っているならダメだ。
■質疑
○田村智子(反対討論)
○川田龍平(賛成討論)来たFAXすべて読んだ。新法制定はすでに約束されている。
発達障害をいっこくもはやく成立させたいから。
○福島みずほ(反対討論)
○9時53分 採決、挙手多数
◆3◆ 怒りの抗議集会に300名! 発言ダイジェスト
○ろうあ連盟・久松=たいへん残念ですが、民自公の多数で採決された。
絶対忘れることはでません。議会の非民主的な壁にぶつかってしまい、
ほんとうに残念。でもわたしたちはあきらめません。
○大行動・八柳=「八割が賛成してるよ」のヤジがあった。
黙っていてはきかれない、声が認識されないダメだと痛感している。
○横浜の人=うそっぱちな答弁が許せない。がんばりましょう
○埼玉元原告・五十嵐=これから新しい闘い。
基本合意守ってもらうようみんなでがんばりましょう
○JD福井=総合福祉部会に事前のことはいままでいっさいない。
攻撃が強ければ強いほど私たちは強くなっていく
○全難聴・新谷=政争の具とされたことに憤り。基本合意に対する反撃だ。闘う
○兵庫ろうあ連盟・島本=私たちのことをどうおもっているのか!
○太田事務局長=私たちの運動はこれからです。いろんな人のつながりのもとで、
全国の人たちとつながり、二人の議員は真剣に質問してくれた。
これは運動があるから、運動をたやしてはいけません。
◆4◆ 16時 厚労省記者クラブで記者会見(声明は添付)
○藤岡弁護団事務局長
・違憲訴訟にとりんだ訴訟団とめざす会の声明の発表(添付参照)
・人権を政争の”愚”とする過ちは二度と繰り返してはなりません。
・今日から”応能”の「新自立支援法」。
○家平元原告
・今日やられたことは非常に悲しい。今の法律の固定化でしかない。
○太田めざす会事務局長
・10.29大フォーラム実行委員会事務局長としても怒りでいっぱい
・ここまでして自立支援法の「延命」「復活」させたいのか
▽▲▽編集後記
激しい雨が降っていました。最終日、異例づくめの委員会。
二人の女性議員の迫力ある質問はぜひ中継録画で見てください。
そして、ホントにボタン一発の本会議可決。この痛みを感じない投票システムって世界で日本しかないだろうな。
国会が終われば、外の銀杏は激しい風に舞う。
この思い絶対に忘れない。でも、ほんとに連帯できるなかまが増えた。
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事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp にメールください。
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