難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「ADAの現状と推進体制ーADA20周年・・・」の報告から。

2010年11月01日 01時43分47秒 | 障がい者制度改革
立命館大学の立岩真也先生の主催するサイトから、障害学会にたど り着いた。
障害学会第7回大会(2010年度) 2010年9月25日(土)・26日(日)のプログラムが紹介されていた。

その中に、ADA20周年で米国の状況の報告があった。臼井久実
子氏と瀬谷紀子氏の報告だ。
2008年のADA修正とその効果、ADAに基づいて設置された全米10カ所のADAセンターとADAコーディネーターの活動などが紹介されている。

ワード版の報告の最後に、差別禁止法とその後の運用、法律や機構にフィードバックする仕組みが求められるようになっていくとあり、もうそういう時代なのだと思った。

「日本でも2010年から、障害者政策を根本的に変えていく方
向で、障害者制度改革推進会議が議論を重ねている。差別禁止法制
定と適用は、今後の制度改革の基軸にあたる。6月末の閣議で、推
進会議がまとめた「障害者制度改革の推進のための基本的な方向
(第一次意見)」が決定された。差別禁止法を制定すると同時に、
その実際の適用を進める仕組み、そして現実の問題を法律や機構に
フィードバックして変革していく仕組みを、日本でどうつくるか
が、ますます重要な課題となっていく。そのことに広く活用される
ことを願って今回報告する。」
06.臼井久実子・瀬山紀子 「ADAの現状と推進体制──
ADA20周年を迎えた米国での短期調査から」
ワード版の報告とテキスト版があり、内容が異なる。
http://www.jsds.org/jsds2010/Poster/06_Usui_Seyama.doc
テキストデータは
http://www.jsds.org/jsds2010/Poster/06_Usui_Seyama.txt


ラビット 記


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