今日の診察は、特にどうするということもなく、聞こえている現状を説明した。
●いまの聞こえは「混迷期」。聞こえ方が安定しない。一日の中で生活の環境がかなり変化するので、人工内耳をその場に合わせて、モードを切り替えなければならない。
会議と言っても、その壁の材質や発言者の声質にも座る場所によっても変わる。ビームを使うか、ASCを使うか。感度を上げてみるか。いちいち切り替えなければならない。
補聴器は、ボリュウムを上下させるだけでよいのに。
○1年3ヶ月前は、補聴器でも聞き取れなかった左耳が人工内耳だけでも聞こえる時がある。
・電車の車内放送はよく分かる。「次は○上水です、○上水を過ぎると次は千歳○山です。お降りの際にはお忘れ物ないようにお気をつけ下さい。」
・テレビの声は字幕無しで分かることが多くなった。しかし、よく聞き取れないのはソフトバンクの「白い犬」。はさめるしゃべる白い犬がテーマらしいが聞き取れない。
・PHSの受話部分を人工内耳のマイクにあたるように当てると、人によっては通話が出来る。
●人工内耳を装用して一定の時間が過ぎると時計の秒針や水滴の落ちる音がよく聞こえる時期がある。初めは驚きと喜びがあるが、そのうち言葉をもっと聞き取れるようになりたいという期待が強くなってくる。
物音が聞こえるということは脳が働き始めた証左だからそのまま言葉を聞き続けると言うことが必要だ。
○まだ1年半経っていないが55年間聞こえていなかった耳が『聞こえる』のだから、大進歩だ。STは補聴器を出来るだけ使わないで、人工内耳だけで聞くようにしたらという。1年半のほとんどは補聴器と併用だった。人工内耳の音が補聴器の聞き取りを邪魔しているようだったが、いま、補聴器なしでも聞こえる時がある。補聴器の役割をどうするか、生活の中で考えよう。人工内耳のモードの切り替えをスムーズに行うために、コントローラーの使用に戻してみよう。
●○今日も1時間弱講義をした。挨拶程度と思って話す内容をまとめていなかったが、自分の声がよく聞こえるので、話を組み立てながら話すことができた。
ラビット 記
●いまの聞こえは「混迷期」。聞こえ方が安定しない。一日の中で生活の環境がかなり変化するので、人工内耳をその場に合わせて、モードを切り替えなければならない。
会議と言っても、その壁の材質や発言者の声質にも座る場所によっても変わる。ビームを使うか、ASCを使うか。感度を上げてみるか。いちいち切り替えなければならない。
補聴器は、ボリュウムを上下させるだけでよいのに。
○1年3ヶ月前は、補聴器でも聞き取れなかった左耳が人工内耳だけでも聞こえる時がある。
・電車の車内放送はよく分かる。「次は○上水です、○上水を過ぎると次は千歳○山です。お降りの際にはお忘れ物ないようにお気をつけ下さい。」
・テレビの声は字幕無しで分かることが多くなった。しかし、よく聞き取れないのはソフトバンクの「白い犬」。はさめるしゃべる白い犬がテーマらしいが聞き取れない。
・PHSの受話部分を人工内耳のマイクにあたるように当てると、人によっては通話が出来る。
●人工内耳を装用して一定の時間が過ぎると時計の秒針や水滴の落ちる音がよく聞こえる時期がある。初めは驚きと喜びがあるが、そのうち言葉をもっと聞き取れるようになりたいという期待が強くなってくる。
物音が聞こえるということは脳が働き始めた証左だからそのまま言葉を聞き続けると言うことが必要だ。
○まだ1年半経っていないが55年間聞こえていなかった耳が『聞こえる』のだから、大進歩だ。STは補聴器を出来るだけ使わないで、人工内耳だけで聞くようにしたらという。1年半のほとんどは補聴器と併用だった。人工内耳の音が補聴器の聞き取りを邪魔しているようだったが、いま、補聴器なしでも聞こえる時がある。補聴器の役割をどうするか、生活の中で考えよう。人工内耳のモードの切り替えをスムーズに行うために、コントローラーの使用に戻してみよう。
●○今日も1時間弱講義をした。挨拶程度と思って話す内容をまとめていなかったが、自分の声がよく聞こえるので、話を組み立てながら話すことができた。
ラビット 記
障害者放送協議会放送通信バリアフリー委員会のセミナーが開催される。
今回は、東京と大阪の2会場の二元中継をする。
ラビット 記
--以下、開催案内--
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/
障害者放送協議会 セミナー
地上デジタル放送の今後への期待
○日時:2009年3月15日(日)午前9時45分から16時30分まで
○会場;秋葉原コンベンションホール 2階ホール(JR秋葉原駅徒歩1分)定員300名
(〒101-0021 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル)
大阪会場 特定非営利活動法人 CS障害者放送統一構
(〒530-0044 大阪市北区東天満2-7-12 スターポート
TEL.06-6242-6501 FAX.06-6242-6502)
※東京/大阪 二元生中継
○参加費;無料
○お申し込み・お問い合せ:文末の申込用紙に必要事項をご記入のうえ、事務局までお申し込みください。
○開催趣旨;2011年7月に予定されている、地上デジタルテレビ放送への完全移行に向けて、障害者を含むすべての利用者が、等しく放送を受信できるために、各分野でさまざまな準備が進められています。
今回のセミナーでは、情報へのアクセス保障を謳う「障害者権利条約」が2008年5月に発効したことを受け、地上デジタル放送にかかわる行政、産業界、利用者による最新の取り組みを紹介しながら、その現状と課題、今後への期待について検討します。
○プログラム
9:45 開会挨拶
[基調講演]
9:55 地上デジタル放送の今後に期待するもの
藤井 克徳(日本障害者協議会 常務理事)
[行政報告]
10:35 地上デジタル放送と視聴覚障害者向け放送を巡る政策・取組等について
平林 正吉(総務省情報流通行政局情報通信利用促進課長)
[デジタル放送の技術と取り組み]
11:15(1)世界のデジタル放送の取り組みについて ~英国を中心に~
中村 美子(NHK 放送文化研究所 主任研究員)
11:55 昼休憩
12:55(2)英国のデジタル放送受信機の開発について(ビデオ・プレゼンテーション)
リチャード・オーム(英国盲人協会(RNIB)アクセシビリティ部長)
13:25(3)目で聴くテレビと「クローズド手話」放送について
大嶋 雄三((特)CS放送統一機構 専務理事)
13:55(4)指定発言【大阪会場】
高田 英一(特定非営利活動法人CS障害者放送統一機構理事長)
岩井 和彦(特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)
14:15(5)地上デジタル放送受信機の現状と活用例【大阪会場】
1)開発者の立場から
谷水 明広(三菱電機(株)京都製作所AV機器製造部新規事業開発担当部長)
14:35
2)利用者(視覚障害者)の立場から
「地デジ受像機のアクセシビリティに注目」
福井 哲也((福)日本ライトハウス点字情報技術センター編集主幹)
[パネルディスカッション]
15:00 「地上デジタル放送の今後への期待」
パネリスト(五十音順・敬称略)
大久保 常明((福)全日本手をつなぐ育成会 常務理事)
高岡 正 ((社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 理事長)
南谷 和範 ((特)全国視覚障害者情報提供施設協会 情報アクセシビリティ検討委員会外部委員)
宮本 一郎 ((財)全日本ろうあ連盟 理事)
コーディネータ:寺島 彰(障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員長/浦和大学教授)
16:30 閉会
※プログラムは変更することがあります。
参考 秋葉原コンベンションホールアクセス
【JR】秋葉原駅(電気街口)改札口を出て右側より徒歩1分
【地下鉄】東京メトロ銀座線 末広町駅(1・3番出口)より徒歩3分/東京メトロ日比谷線 秋葉原駅より徒歩4分
【つくばエクスプレス】秋葉原駅(2・3番出口)より徒歩3分
セミナー申込用紙
・お名前
・所属
・ご住所 〒
・E-mail
・電話番号
・ファックス
・希望する会場 東京・大阪
・希望するもの (1)手話通訳 (2)点字プログラム (3)要約筆記 (4)車いすスペース
・その他ご要望など
※いただいた個人情報は、個人情報保護法に基づき、この「セミナー」に関する問い合わせおよび統計以外の目的で使用いたしません。
お申し込み・お問い合せ セミナー事務局(日本障害者リハビリテーション協会内)
TEL.03-5292-7628 FAX.03-5292-7630 E-mail: rehab@dinf.ne.jp
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/
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今回は、東京と大阪の2会場の二元中継をする。
ラビット 記
--以下、開催案内--
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/
障害者放送協議会 セミナー
地上デジタル放送の今後への期待
○日時:2009年3月15日(日)午前9時45分から16時30分まで
○会場;秋葉原コンベンションホール 2階ホール(JR秋葉原駅徒歩1分)定員300名
(〒101-0021 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル)
大阪会場 特定非営利活動法人 CS障害者放送統一構
(〒530-0044 大阪市北区東天満2-7-12 スターポート
TEL.06-6242-6501 FAX.06-6242-6502)
※東京/大阪 二元生中継
○参加費;無料
○お申し込み・お問い合せ:文末の申込用紙に必要事項をご記入のうえ、事務局までお申し込みください。
○開催趣旨;2011年7月に予定されている、地上デジタルテレビ放送への完全移行に向けて、障害者を含むすべての利用者が、等しく放送を受信できるために、各分野でさまざまな準備が進められています。
今回のセミナーでは、情報へのアクセス保障を謳う「障害者権利条約」が2008年5月に発効したことを受け、地上デジタル放送にかかわる行政、産業界、利用者による最新の取り組みを紹介しながら、その現状と課題、今後への期待について検討します。
○プログラム
9:45 開会挨拶
[基調講演]
9:55 地上デジタル放送の今後に期待するもの
藤井 克徳(日本障害者協議会 常務理事)
[行政報告]
10:35 地上デジタル放送と視聴覚障害者向け放送を巡る政策・取組等について
平林 正吉(総務省情報流通行政局情報通信利用促進課長)
[デジタル放送の技術と取り組み]
11:15(1)世界のデジタル放送の取り組みについて ~英国を中心に~
中村 美子(NHK 放送文化研究所 主任研究員)
11:55 昼休憩
12:55(2)英国のデジタル放送受信機の開発について(ビデオ・プレゼンテーション)
リチャード・オーム(英国盲人協会(RNIB)アクセシビリティ部長)
13:25(3)目で聴くテレビと「クローズド手話」放送について
大嶋 雄三((特)CS放送統一機構 専務理事)
13:55(4)指定発言【大阪会場】
高田 英一(特定非営利活動法人CS障害者放送統一機構理事長)
岩井 和彦(特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)
14:15(5)地上デジタル放送受信機の現状と活用例【大阪会場】
1)開発者の立場から
谷水 明広(三菱電機(株)京都製作所AV機器製造部新規事業開発担当部長)
14:35
2)利用者(視覚障害者)の立場から
「地デジ受像機のアクセシビリティに注目」
福井 哲也((福)日本ライトハウス点字情報技術センター編集主幹)
[パネルディスカッション]
15:00 「地上デジタル放送の今後への期待」
パネリスト(五十音順・敬称略)
大久保 常明((福)全日本手をつなぐ育成会 常務理事)
高岡 正 ((社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 理事長)
南谷 和範 ((特)全国視覚障害者情報提供施設協会 情報アクセシビリティ検討委員会外部委員)
宮本 一郎 ((財)全日本ろうあ連盟 理事)
コーディネータ:寺島 彰(障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員長/浦和大学教授)
16:30 閉会
※プログラムは変更することがあります。
参考 秋葉原コンベンションホールアクセス
【JR】秋葉原駅(電気街口)改札口を出て右側より徒歩1分
【地下鉄】東京メトロ銀座線 末広町駅(1・3番出口)より徒歩3分/東京メトロ日比谷線 秋葉原駅より徒歩4分
【つくばエクスプレス】秋葉原駅(2・3番出口)より徒歩3分
セミナー申込用紙
・お名前
・所属
・ご住所 〒
・電話番号
・ファックス
・希望する会場 東京・大阪
・希望するもの (1)手話通訳 (2)点字プログラム (3)要約筆記 (4)車いすスペース
・その他ご要望など
※いただいた個人情報は、個人情報保護法に基づき、この「セミナー」に関する問い合わせおよび統計以外の目的で使用いたしません。
お申し込み・お問い合せ セミナー事務局(日本障害者リハビリテーション協会内)
TEL.03-5292-7628 FAX.03-5292-7630 E-mail: rehab@dinf.ne.jp
http://www.normanet.ne.jp/~housou/0315/
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朝から、聴覚障害者の就労問題を考える集まりに出ていた。
5月に開く労働問題学習会の名称を議論した。労働って固くないか、他に適当な言葉がないか、「就労」、「ワーキング」、「しごと」、「働くこと」などいろいろな言葉が出されてイメージを合わせていった。
議論の末、「聴覚障害者にとって、『働く』とは?学習会」に落ち着いた。
ろう学校が働いている聴覚障害者の実態や支援の実際を知りたいということもあり、内容をどうするか、様々な意見が交換された。
聴覚障害者の労働問題には、いろいろな立場の人が関わっている。ハローワークで就労支援にあたっている聴覚障害者職員、聴覚障害者対象のジョブコーチや支度訓練を計画している自立支援センター、ハローワークで仕事をしている手話通訳者、実際に企業等に働いているろう者、企業の採用担当者等に加えて、ろう学校の先生、親、生徒など幅広い。
学習会では現状や課題を話し合うが問題の整理が必要だ。討議の中で、午前中、就労前の問題、午後から就労後の問題に分けて話し合うことになりそうだ。
予算等は次回の会議になった。
障害者ジョブコーチは知的障害者がメインだが、東京しごと財団の東京聴覚障害者自立支援センターの職員二人が研修を受講して、聴覚障害者対象のジョブコーチの資格を取っている。全国でも少ない。
聴覚障害者からも企業からも「ジョブコーチ」を希望することが出来る。聴覚障害者本人が希望する場合はどういうことかというと、企業側が聞こえないのに補聴器の装用を強要された場合に企業に「コーチ」(説明)をするというようなケースだ。なるほどと思った。
案外聴覚障害者本人の希望者が多いかも知れない。もちろん、難聴者も対応する。
ラビット 記
5月に開く労働問題学習会の名称を議論した。労働って固くないか、他に適当な言葉がないか、「就労」、「ワーキング」、「しごと」、「働くこと」などいろいろな言葉が出されてイメージを合わせていった。
議論の末、「聴覚障害者にとって、『働く』とは?学習会」に落ち着いた。
ろう学校が働いている聴覚障害者の実態や支援の実際を知りたいということもあり、内容をどうするか、様々な意見が交換された。
聴覚障害者の労働問題には、いろいろな立場の人が関わっている。ハローワークで就労支援にあたっている聴覚障害者職員、聴覚障害者対象のジョブコーチや支度訓練を計画している自立支援センター、ハローワークで仕事をしている手話通訳者、実際に企業等に働いているろう者、企業の採用担当者等に加えて、ろう学校の先生、親、生徒など幅広い。
学習会では現状や課題を話し合うが問題の整理が必要だ。討議の中で、午前中、就労前の問題、午後から就労後の問題に分けて話し合うことになりそうだ。
予算等は次回の会議になった。
障害者ジョブコーチは知的障害者がメインだが、東京しごと財団の東京聴覚障害者自立支援センターの職員二人が研修を受講して、聴覚障害者対象のジョブコーチの資格を取っている。全国でも少ない。
聴覚障害者からも企業からも「ジョブコーチ」を希望することが出来る。聴覚障害者本人が希望する場合はどういうことかというと、企業側が聞こえないのに補聴器の装用を強要された場合に企業に「コーチ」(説明)をするというようなケースだ。なるほどと思った。
案外聴覚障害者本人の希望者が多いかも知れない。もちろん、難聴者も対応する。
ラビット 記
3月5日の夜11時半からの「ニュース・JAPAN」に黄色い字幕が?
あれ、この番組、字幕放送だっけな。松本方哉氏と滝川クリステルさんがキャスターを務める「ニュース・JAPAN」が始まると画面上部に字幕が現れた。
上部に出る字幕は、日本テレビが多用している。改行が文の途中で行われたりする特徴も同じだ。
WEBで見ると、昨年3月31日からリアルタイム字幕を実施しているとある。ちょうどもうすぐ1年になるがあまり意識していなかった。
字幕放送は月曜から木曜に付くとある。入力者が少ないからか、金曜日だけ時間が下がるからか。
総務省の視聴覚障害者向け放送普及の指針では、生放送も対象になり、各放送事業者も取り組みを強めている。字幕制作方式にもよるが複数の話者が話す生番組の字幕放送は難しいとされている。
トークショー、政治討論番組、生放送を含むドキュメンタリー、一部のニュース番組などだ。
しかし、ふつうの国民である聴覚障害者からすればこの状態が放置されて良いはずはない。災害時の放送にすら字幕放送も実施されていないことは生命に関わる問題だ。
視聴覚障害者団体の運営する情報提供施設や法人が自らの手で手話、字幕を付けて「再送信」する事について、放送事業者は字幕・手話放送が実施できない以上、少なくとも著作権上の権利は譲歩すべきではないか。送信する相手や送信する方法について、きちんとガイドラインを決めればよい。
多くの団体や期間が手話や映像著作物の字幕制作に関わるようになればそうしたマンパワー、技術が社会の他の分野でも活用されるようになるだろう。放送にも適用できるかも知れないのだ。
ラビット 記
あれ、この番組、字幕放送だっけな。松本方哉氏と滝川クリステルさんがキャスターを務める「ニュース・JAPAN」が始まると画面上部に字幕が現れた。
上部に出る字幕は、日本テレビが多用している。改行が文の途中で行われたりする特徴も同じだ。
WEBで見ると、昨年3月31日からリアルタイム字幕を実施しているとある。ちょうどもうすぐ1年になるがあまり意識していなかった。
字幕放送は月曜から木曜に付くとある。入力者が少ないからか、金曜日だけ時間が下がるからか。
総務省の視聴覚障害者向け放送普及の指針では、生放送も対象になり、各放送事業者も取り組みを強めている。字幕制作方式にもよるが複数の話者が話す生番組の字幕放送は難しいとされている。
トークショー、政治討論番組、生放送を含むドキュメンタリー、一部のニュース番組などだ。
しかし、ふつうの国民である聴覚障害者からすればこの状態が放置されて良いはずはない。災害時の放送にすら字幕放送も実施されていないことは生命に関わる問題だ。
視聴覚障害者団体の運営する情報提供施設や法人が自らの手で手話、字幕を付けて「再送信」する事について、放送事業者は字幕・手話放送が実施できない以上、少なくとも著作権上の権利は譲歩すべきではないか。送信する相手や送信する方法について、きちんとガイドラインを決めればよい。
多くの団体や期間が手話や映像著作物の字幕制作に関わるようになればそうしたマンパワー、技術が社会の他の分野でも活用されるようになるだろう。放送にも適用できるかも知れないのだ。
ラビット 記
ちょっと見た目は補聴器らしくない補聴器。音楽プレーヤーみたいに見える。周囲にも受け入れやすいだろう。
形が大きいのは、高齢者に操作しやすい。
補聴器=難聴、難聴者=聞こえない人、話しても分からない人という理解が一般的だ。難聴者団体ですら、そう説明する。
しかし、この説明が難聴者の支援、自立を妨げている。
難聴者は補聴器を使っても、補聴援助システムを使っても、要約筆記を使っても聞こえは完全ではなく、日々様々な無理解、誤解により生活に支障が生じ、精神的なストレスにさらされている。
補聴器を使えば良く聞こえるというのは幻想で、周囲の環境や相手の理解度により、非常に限定的だ。
難聴者は、難聴という障害にどのように対応するかを学ばなければ快適に生きていけない。
難聴は「適応障害」なのだ。
ラビット 記
-------------------
期待値大!Panasonicから「ステレオ・チューニング方式」の補聴器が登場!
ITmedia
難聴というと聞こえないというイメージがありますが、
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/2009/01/panasonic-66f8.html
http://panasonic.co.jp/phi/products/onwa/jj.html
-----------------
sent from W-ZERO3
形が大きいのは、高齢者に操作しやすい。
補聴器=難聴、難聴者=聞こえない人、話しても分からない人という理解が一般的だ。難聴者団体ですら、そう説明する。
しかし、この説明が難聴者の支援、自立を妨げている。
難聴者は補聴器を使っても、補聴援助システムを使っても、要約筆記を使っても聞こえは完全ではなく、日々様々な無理解、誤解により生活に支障が生じ、精神的なストレスにさらされている。
補聴器を使えば良く聞こえるというのは幻想で、周囲の環境や相手の理解度により、非常に限定的だ。
難聴者は、難聴という障害にどのように対応するかを学ばなければ快適に生きていけない。
難聴は「適応障害」なのだ。
ラビット 記
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期待値大!Panasonicから「ステレオ・チューニング方式」の補聴器が登場!
ITmedia
難聴というと聞こえないというイメージがありますが、
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/2009/01/panasonic-66f8.html
http://panasonic.co.jp/phi/products/onwa/jj.html
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sent from W-ZERO3
著作権法が改正されるという報道がある。
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障害者の映像鑑賞を容易に 文化庁、著作権法改正へ (共同通信)
文化庁は28日、著作権者の許諾を受けなくても耳が不自由な人向けに映画や放送番組に字幕や手話を付け、DVDで複製することを認めるなど、障害者が映像作品を鑑賞しやすくなるように著作権法を改正する方針を固めた。・・・
http://news.www.infoseek.co.jp/kyodo/society/story/28kyodo2009022801000447/
----------------------------
著作権課の説明では、障害者権利条約を意識した内容とのことで、DVDやビデオ等の著作物の字幕や手話を入れることと字幕や手話を入れたものを複製し、貸し出したりする場合や音声を字幕にしたデータの自動公衆送信をする際に著作権制限がかかるようになったり(著作権者の許諾が不要)、その制作者には特定の事業者だけという制約が外されるなど視聴覚障害者の情報アクセスにとって大きく前進したものになる可能性がある。
しかし、映像に字幕や手話を入れたものの公衆送信は認められていない。インターネットなどで流出する事をおそれているのかも知れない。
1.手話放送は字幕放送と違い、1%も放送されていない。字幕放送があるといわれるかも知れないが、手話でコミュニケーションとするろう者にとって、字幕は一般の人がが英語で聞いたり、全文カタカナで書かれた文章を読むように非常に理解しにくいものだ。
2.地上デジタル放送になっても、手話放送が拡大しない。現行の地デジの規格では必要な人だけが手話を見る機能(クローズドキャプション)が出来ない。
つまり、放送バリアフリーに役立つといわれている地デジは手話放送にとっては解決できず、ろう者はこの先何年ものテレビ放送にアクセスできないままになる。
3.国連の障害者権利条約に全ての障害者が障害を持たないものと平等の権利を有していることを歌っているにも関わらず、批准した政府の著作権法改正案は明らかに条約に反している。
著作権者の権利と障害者のアクセス権は対等でなければならない。
4.映像に字幕と手話を入れたテレビ放送を放送事業者は実施しない。大部分の聞こえる視聴者は手話や字幕が邪魔だからだ。
映像に手話と字幕を入れたものは、著作権者の利益を侵害しないように、特定の聴覚障害者にのみ送信できる。また、映像に手話と字幕を入れる形はいくらでも工夫できるし、クレジットさえ入れられる。
5.緊急災害時など国民の声明に関わる災害放送はNHKに義務付けられているが、これにすら字幕放送も手話放送も実施されていない。これも権利条約に明らかに違反している。
著作権法の情報アクセスの問題は、文化庁著作権課と2年前から協議してきたことだが、最後のところで、著作権者、事業者寄りになってしまった。当事者と著作権者との直接協議は出来ていたのだろうか。
著作権者は、自ら手話や字幕を付けた著作物を制作、公開する義務があるだろう。だから著作権が保護されているのだ。それが出来ない場合、それを必要とする障害者側が自らアクセス可能な著作物を作ろうとしているのに、どういう論理でそれを認めないのだろうか。そうした制作には多くの労力もコストもかかるが請求すらしていない。
多くの先進国の著作権法では、障害者のアクセスを保護するものとなっているのに。
ラビット 記
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障害者の映像鑑賞を容易に 文化庁、著作権法改正へ (共同通信)
文化庁は28日、著作権者の許諾を受けなくても耳が不自由な人向けに映画や放送番組に字幕や手話を付け、DVDで複製することを認めるなど、障害者が映像作品を鑑賞しやすくなるように著作権法を改正する方針を固めた。・・・
http://news.www.infoseek.co.jp/kyodo/society/story/28kyodo2009022801000447/
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著作権課の説明では、障害者権利条約を意識した内容とのことで、DVDやビデオ等の著作物の字幕や手話を入れることと字幕や手話を入れたものを複製し、貸し出したりする場合や音声を字幕にしたデータの自動公衆送信をする際に著作権制限がかかるようになったり(著作権者の許諾が不要)、その制作者には特定の事業者だけという制約が外されるなど視聴覚障害者の情報アクセスにとって大きく前進したものになる可能性がある。
しかし、映像に字幕や手話を入れたものの公衆送信は認められていない。インターネットなどで流出する事をおそれているのかも知れない。
1.手話放送は字幕放送と違い、1%も放送されていない。字幕放送があるといわれるかも知れないが、手話でコミュニケーションとするろう者にとって、字幕は一般の人がが英語で聞いたり、全文カタカナで書かれた文章を読むように非常に理解しにくいものだ。
2.地上デジタル放送になっても、手話放送が拡大しない。現行の地デジの規格では必要な人だけが手話を見る機能(クローズドキャプション)が出来ない。
つまり、放送バリアフリーに役立つといわれている地デジは手話放送にとっては解決できず、ろう者はこの先何年ものテレビ放送にアクセスできないままになる。
3.国連の障害者権利条約に全ての障害者が障害を持たないものと平等の権利を有していることを歌っているにも関わらず、批准した政府の著作権法改正案は明らかに条約に反している。
著作権者の権利と障害者のアクセス権は対等でなければならない。
4.映像に字幕と手話を入れたテレビ放送を放送事業者は実施しない。大部分の聞こえる視聴者は手話や字幕が邪魔だからだ。
映像に手話と字幕を入れたものは、著作権者の利益を侵害しないように、特定の聴覚障害者にのみ送信できる。また、映像に手話と字幕を入れる形はいくらでも工夫できるし、クレジットさえ入れられる。
5.緊急災害時など国民の声明に関わる災害放送はNHKに義務付けられているが、これにすら字幕放送も手話放送も実施されていない。これも権利条約に明らかに違反している。
著作権法の情報アクセスの問題は、文化庁著作権課と2年前から協議してきたことだが、最後のところで、著作権者、事業者寄りになってしまった。当事者と著作権者との直接協議は出来ていたのだろうか。
著作権者は、自ら手話や字幕を付けた著作物を制作、公開する義務があるだろう。だから著作権が保護されているのだ。それが出来ない場合、それを必要とする障害者側が自らアクセス可能な著作物を作ろうとしているのに、どういう論理でそれを認めないのだろうか。そうした制作には多くの労力もコストもかかるが請求すらしていない。
多くの先進国の著作権法では、障害者のアクセスを保護するものとなっているのに。
ラビット 記
難聴というと、あるいは聴覚障害というと「聞こえ」の障害と思われてしまう。
確かに耳で聞くことが困難な障害だが,それは難聴者の抱えている問題の一つにしか過ぎない。だから、「聞こえない」というと、一般的に治療するとか物理的な対策を思い浮かべる。
音を大きくする、大きい声で話す。補聴器を装用する。補聴援助システムを使う。
しかし、難聴というのは聞こえの障害ではないのではないか。そういうと誤解を招きそうだが、自分で問題解決できるという力を与えられておらず、自分の生き方に自信が持てない障害ではないか。
コミュニケーションの障害とも言われ、その結果、心理的にも精神的に問題を抱えている人が多い。しかし、補聴器を付け、磁気ループがあり、手話も使えるようになっても、まだ自立していくという気持ちを持てない人も多い。
社会の壁があるからだろうか、社会の壁は聞こえる人でも他の障害者でもある。難聴は、いろいろな障害、壁が複合的に作用しているのだろうか。
難聴は、聞こえの障害ではないと位置づけないと難聴者の支援は始まらない。
ラビット 記
確かに耳で聞くことが困難な障害だが,それは難聴者の抱えている問題の一つにしか過ぎない。だから、「聞こえない」というと、一般的に治療するとか物理的な対策を思い浮かべる。
音を大きくする、大きい声で話す。補聴器を装用する。補聴援助システムを使う。
しかし、難聴というのは聞こえの障害ではないのではないか。そういうと誤解を招きそうだが、自分で問題解決できるという力を与えられておらず、自分の生き方に自信が持てない障害ではないか。
コミュニケーションの障害とも言われ、その結果、心理的にも精神的に問題を抱えている人が多い。しかし、補聴器を付け、磁気ループがあり、手話も使えるようになっても、まだ自立していくという気持ちを持てない人も多い。
社会の壁があるからだろうか、社会の壁は聞こえる人でも他の障害者でもある。難聴は、いろいろな障害、壁が複合的に作用しているのだろうか。
難聴は、聞こえの障害ではないと位置づけないと難聴者の支援は始まらない。
ラビット 記