地域によって呼び名が違うのだが、私は「ネキリムシ」と言っている。
正確には「コガネムシ(甲虫)類の幼虫」である。
地域によっては、「ヨトウガの幼虫」をネキリムシと言うが、私は「ヨトウムシ」と言っていて、「ネキリムシ」とは言わない。
現実問題として、ヨトウムシは苗の地際を食いちぎり、地中の根は余り食べないし、地上部の葉や茎を食い荒らすことも多い。
逆に、このコガネムシ類の幼虫は、地上部を食害することは殆どなく、もっぱら根を食害し、ブルーベリーを枯らしてしまうような悪さをする。
掘り出してすぐは丸まっているが、少しすると動き出し、土を掘って地中に逃げ込んでしまう。
かわいそうでは有るが、この後こいつは池の鯉のお腹に・・・・。
2015.07.21.
追記(補足説明)です。
このネキリムシ。
土の中の有機質を主なえさとするので、堆肥を使うと発生しやすくなります。
特に「ピートモス」は好物のようで、ピートモスを使って植えることの多い「ブルーベリー」の鉢には良く発生します。
始めはピートモスを餌としているが、大きく成長するにしたがってピートモスも食べられて少なくなる。
すると・・・・。
ネキリムシは「エサ不足」に陥り、今度は植物の根を餌として食い荒らすのです。
そう、まさに「ネキリムシ」なのです。
これを知らずにブルーベリーを枯らしてしまう人も結構いるので。
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私は、この虫がいたプランターに朝顔を植えました。
朝顔が1本途中まで伸びて枯れました。もっとネキリムシが居たのかと植木屋さんに聞いたら 朝顔の根は毒だから ネキリムシは食べないはずよ、と言われました。
ネキリムシは そろそろコガネムシになるでしょうね。
成虫になる時期は種類によって違い、これは遅いほうかも。
成虫を放置していると、その危険性が高くなる。
なので、かわいそうだが、成虫も鯉の餌に。
この土は植物を枯らすためにあるような土だな…
かなり目(頭?)が悪いようだね(笑)。
今年は 鉢植えのオリーブが何か傾いてるって思ったら、出てきました、大量に。
苺のプランターの中からも・・・
ゼラニウムの鉢にもいました。
奴らが悪さしたあとの土はとても肥えていると聞いたことがあります。幼虫を取り除いた後で 黒い袋に入れて口を縛って 日の当たる場所に置いています。(殺虫効果ありそうな気がして)
堆肥などの有機質(特にピートモス)を餌とするので、特に土が肥えるわけではなく、むしろ、肥えた土ほどよく発生するよ。
「黒い袋に入れて口を縛って 日の当たる場所に置いています」
これは気休めでしかなく、有用な微生物も死んでしまうよ。
なので、私はしたことはないよ。
っていうか、これは昔の都市伝説のようなもので、今の日本ではこれをできる環境などあまりないからね。