この花、5日にあるホームセンターでたまたま目にして買ったもので、見た瞬間、思わず「いい花だなーー!」と思うほど見事な花だったのだが、「たぶん値段は高いだろうなーーー!」と思いつつ見た値札はナント「1000円」だったのである。
店員によると「昨日までは1980円だったのを今日から値下げしました」と言うのであるが、帰ってきて値札をはがしてみるとその下には「2980円」の値札が出てきたのである。
他にも何鉢かあったのだが、この色はこれだけで、後はピンクとオレンジ系が多く、花も多少痛み始めていたのだが、これだけは花も痛んでおらず、店員が間違えて値札を付けたようである。
話が少し横道にそれてしまったのだが、タイトルの「隔世の感」と言うのは、「これだけの花がこの値段で買えるような時代になった」と言う意味で、私がランに興味を持ち栽培を始めた40年余り前は、「このレベルの花の開花株は10万円位した」と言うことで、当時の給与水準から考えれば「今の100万円以上」と言うことになり、まさに「高嶺の花」で、皇族や一部の金持ちだけが楽しんでいたのであるが、今では大量に出回るようになり、価格も驚くほど安くなり、我々庶民でも気軽に楽しめるようになったのです。
当然の話しだが、当時はこのような花を買うことはとても不可能なことで、新宿御苑の温室で見るか、三越(銀座)で蘭展が開かれる時くらいしか見ることは出来ず、苦労して買ったランも、今では殆ど誰も見向きもしないようなレベルでしかなかったのです。
2009.01.08.
追記。
このシンビも、4年前の舌癌の手術で入院中に失いました。
もう一度お目にかかれたら・・・・。
見るだけで買わないと思います。
店員によると「昨日までは1980円だったのを今日から値下げしました」と言うのであるが、帰ってきて値札をはがしてみるとその下には「2980円」の値札が出てきたのである。
他にも何鉢かあったのだが、この色はこれだけで、後はピンクとオレンジ系が多く、花も多少痛み始めていたのだが、これだけは花も痛んでおらず、店員が間違えて値札を付けたようである。
話が少し横道にそれてしまったのだが、タイトルの「隔世の感」と言うのは、「これだけの花がこの値段で買えるような時代になった」と言う意味で、私がランに興味を持ち栽培を始めた40年余り前は、「このレベルの花の開花株は10万円位した」と言うことで、当時の給与水準から考えれば「今の100万円以上」と言うことになり、まさに「高嶺の花」で、皇族や一部の金持ちだけが楽しんでいたのであるが、今では大量に出回るようになり、価格も驚くほど安くなり、我々庶民でも気軽に楽しめるようになったのです。
当然の話しだが、当時はこのような花を買うことはとても不可能なことで、新宿御苑の温室で見るか、三越(銀座)で蘭展が開かれる時くらいしか見ることは出来ず、苦労して買ったランも、今では殆ど誰も見向きもしないようなレベルでしかなかったのです。
2009.01.08.
追記。
このシンビも、4年前の舌癌の手術で入院中に失いました。
もう一度お目にかかれたら・・・・。
見るだけで買わないと思います。
でも栽培テクニックの不足ですぐに失いました。
"シャルテレッドハート"はこの時1回見たきりです。
1年前によく似た"紅の貴婦人"を購入しました。
色はほぼ同じで紅の貴婦人の方がわずかに小さいと思います。(リップの模様も微妙に違う)
これは今年の酷暑にも耐え、現在は花芽が6~8本出ています。
赤とは言えない、あずき色のこの色合いは寒蘭由来か?と思うような不思議な感じがしました。もし再会できるなら、高くてもまた購入したいと思う品種です。
濃赤の品種はネット検索で多々出てきますが、皆黒っぽいため感動を覚えるような色合いではありません。今のところ濃赤品種では"シャルテレッドハート"と"紅の貴婦人"に勝る品種に出会っていません。
このブログはわけあってもう画像が載せられなくなり、ほぼ休眠じぃうたいです。
なので、今は別の所で書いています。
で、私がシンビジウムに関心を持たのは今から60年以上前のことで、そのころはまだ大卒サラリーマンの初任給が「1万円にも満たない」という時代で、シンビジウムの開花株が「数万円」という時代だったんだよ。
カトレアの開花株だと「10万円以上」という時代。
今ならいくらくらいに当たるのか。
で、今はもうシンビジウムの栽培はやめたよ。
大きくて場所を取るのが欠点だから。