左上が「3年苗」で、手前は「2年苗」。
右上は「1年苗」と、9月に根挿しをしたものです。
これが3年経ったもので、このときは数本の根を挿してみたが、芽を出したのはこの1本だけ。
根ならどんなものでも良いわけではないようで、古いと成功率は低くなります。
元気の良い充実下根ほど成功率は良いようだが、そのような根を外すには躊躇します。
これは2年苗だが、このときは5本の根を挿し、そこから10個の子供が誕生しました。
ただ、他にも2株から取った10本の根を挿してみたが、これ以外は全て失敗です。
と言うことで、このときの成功率は「三分の一」に過ぎないのです。
この画像には2本の1年苗があるが、これは植えたままの状態で根を外して出来たものだが、このときの成功率は「4割」です。
要するに、根差しの成功率はかなり低いのです。
「葉挿し」と言う方法もあるようだが、こちらは更に成功率が低く、株自体も傷みやすいため、お勧めは出来ません。
この鉢には9月に植え替えをしたときに外した根を3本挿してあり、左端の根が根を出し始めている。
わかりにくいと思うが、2本小さな芽が伸び始めている。
こちらの2本はまだ出る様子が無い。
芽を出さずに腐ってしまうことも多いので、まだ予断は許さないが、今のところは腐ってはいないが・・・・。
2015.11.19.
追記(その後の顛末)
去年の秋に根挿しをした3本だが・・・・。
結局生き残って芽を出したのは1本だけ。
あとの2本はそのまま干乾びてしまった。
今回も成功率は33.3%。
とにかく成功率が低いので、安易に挑戦はしない方が良いと思います。
その後の成長も遅く、値段が高いのは仕方のないことかも。
種で増やす方法もあるが、種を採るのも結構大変だが・・・・。
1株では無理だし・・・・。