酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

お燗日和。

2013-01-09 | 酒風景
昨夜は業界筋の集まりがあり、

ああ、もうこの書き出しはマンネリか。


つまり会議のあとは飲み会になったってことなのだが。


夜。街を歩く足音がキュッキュと鳴る。これはかなりしばれ上がっている証拠。
真冬だもの、それはしょうがない。大雪に見舞われるよりはましだ。その分、燗酒が旨いと思えばよい。

で、今年初の「きわき家」へ。


寒い日には熱々のモツ煮込みなんぞを。
って、煮込みは冬でも夏でも美味しいが。

さて、燗酒だ。

店が定番の燗を楽しんだあと、ふと思いついて店主に相談。燗で旨い純米を頼むと。純米を燗にするのは、昨年来の関心事だ。

すると店主の提案は、なんと生酒。
さるブロ友さんもやっていたが、火入れをしていない酒をなんで加熱する?という、ある意味暴挙(笑)であるが、実は一度はやってみたいと思っていた。


人肌燗で。

ううむ、なんとまろやかな。
味は酒によっても当然違うだろうが、ともかくその満足感は、むりやり形容するならば、生まれて初めて行った京都(もちろん修学旅行)で、森の中にあるお寺の境内でいただいた甘酒の何ともいえない安堵感というか、よく分からないが何かが違うという曖昧な確信とでもいうか、まあ、そのくらいの奥深さはあったということだ。

で、楽しく夜はふける、といういつもの流れ。
それが何より。


オマケ

あ、ラーメン食べて帰ったようだ(またも、カメラはかく語りき)。


歳が明けても変わらぬ味であった。

ぬるいラーメン(温度も味も)。ここのメニューは普通のラーメンと、それより美味しいと称するラーメン(値段も高い)があるのだが、そういうメニュー設定って、イマイチ意味がわからない。