いつの頃からか、がんもどきが大好物になった。
家でもしばしば煮付けるし、呑みに出た先でおでんにそれがある場合は必ず食べる。
先日の晩酌でも。
理由は寅さんの好物だから。それに尽きる。
映画「男はつらいよ」では寅さんの好物は、おばちゃんが拵えた「芋の煮っ転がし」「がんもどきの煮たの」とされている。
何を隠そう、自分は架空の人物なれど自分は寅さんを敬愛しているのだった(何を隠そうブログでもずいぶん書いてるが)。
一口にがんもどきと言っても、売っているものは千差万別。大きいの小さいの。厚いのやぺったらこいのやら(ぺったらこい=薄い)、ふっくらしてたりムチっと固め。また、ものによってはひじきや野菜などが入っていたり。
どんなのが好みかといえば、型は大きからず小さからずの厚からず薄からず、硬さほどほどが良い(いわゆる超フツーな感じ?)。でも一口ガンモのようなものも楽しい。
食べるのも簡単というのがかんもどきの良いところ。出汁、醤油などでさっと煮て、一晩放ったらかしておけば次の日には味がしみしみ。
その手軽なこと、大したもんだよカエルのしょんべん、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。
ものの始まりが一ならば、国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路島。泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、博打打ちの始まりが熊坂長範。日光結構東照宮。憎まれ小僧が世に憚る。三三六法で引け目がない。産で死んだか三島のお千。お千ばかりが女じゃないよ。 四角四面は豆腐屋の娘。色は白いが水臭い。四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水。粋な姐(ねえ)ちゃん立ちしょんべん。
寅さんが啖呵売での口上は有名である(因みに「大したもんだよ」は「田へしたもんだよ」に掛けている)が、自分は寅さんの一人語りが好きだった。
監督は第50話で物語を完結するつもりでいたそうな(第48話を最後に渥美清さんは亡くなった)。ストーリーも用意されていたらしい。ファン、映画界にとって誠に残念である。
で、どの作品がいちばん好きかって?
それを言っちゃあお仕舞いよ。
家でもしばしば煮付けるし、呑みに出た先でおでんにそれがある場合は必ず食べる。
先日の晩酌でも。
理由は寅さんの好物だから。それに尽きる。
映画「男はつらいよ」では寅さんの好物は、おばちゃんが拵えた「芋の煮っ転がし」「がんもどきの煮たの」とされている。
何を隠そう、自分は架空の人物なれど自分は寅さんを敬愛しているのだった(何を隠そうブログでもずいぶん書いてるが)。
一口にがんもどきと言っても、売っているものは千差万別。大きいの小さいの。厚いのやぺったらこいのやら(ぺったらこい=薄い)、ふっくらしてたりムチっと固め。また、ものによってはひじきや野菜などが入っていたり。
どんなのが好みかといえば、型は大きからず小さからずの厚からず薄からず、硬さほどほどが良い(いわゆる超フツーな感じ?)。でも一口ガンモのようなものも楽しい。
食べるのも簡単というのがかんもどきの良いところ。出汁、醤油などでさっと煮て、一晩放ったらかしておけば次の日には味がしみしみ。
その手軽なこと、大したもんだよカエルのしょんべん、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。
ものの始まりが一ならば、国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路島。泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、博打打ちの始まりが熊坂長範。日光結構東照宮。憎まれ小僧が世に憚る。三三六法で引け目がない。産で死んだか三島のお千。お千ばかりが女じゃないよ。 四角四面は豆腐屋の娘。色は白いが水臭い。四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水。粋な姐(ねえ)ちゃん立ちしょんべん。
寅さんが啖呵売での口上は有名である(因みに「大したもんだよ」は「田へしたもんだよ」に掛けている)が、自分は寅さんの一人語りが好きだった。
監督は第50話で物語を完結するつもりでいたそうな(第48話を最後に渥美清さんは亡くなった)。ストーリーも用意されていたらしい。ファン、映画界にとって誠に残念である。
で、どの作品がいちばん好きかって?
それを言っちゃあお仕舞いよ。
未完の美なのかな?
寅さんは懐かし映像で見る位しかしらないけれど
韻を踏んだ日本語は
読んでも聴いても心地よく引き込まれますね
その、一節一節の裏?
その隠れた意味を想像しだすと
時間もボトルの中身もスルスル流れていってしまいます(>皿<笑)
そうですね。未完の美と表現するのは言い得て妙。寅さんは残念ながらレジェンドになってしまったわけですから。
話芸も、今では伝統芸?の域になってしまって、何もかも時代の移ろいを感じないではいられません。