HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「狩」の右手

2010年03月07日 | ブルクミュラー
Y子ちゃん(小4):
ブルクミュラーの「狩」が仕上がりました。
左手の練習から始める、というユニークな流れで練習したY子ちゃんの「狩」でしたが、この曲は左手に、いろんな情景が現されているという特徴のある曲だったので、大変スムーズにわかりやすく学習することができました。

パカッ、パカッ、パカッ、・・・という馬のひづめの音が何度も出てくる「狩」ですが、その左手の上には、右手で ソソソ、ソソソ、ソソソ・・・とオクターブでジャンプするフレーズがかぶさっています。
これが、けっこう外しやすく、特に手の小さい子どもには負担が大きい部分です。
この部分は、オクターブのジャンプ部分に注目して弾くと 跳躍ばかりで難しくなります。
跳躍した後の、低い方の音2つ、これを拠点とし、高い方の音を横目でサッと弾いて、すぐ低い方の拠点に戻る、という気持ちで弾くと、大変弾きやすく、しかもミスなく弾けるようになります。

「うたはともだち」コード奏は、「パフ」を弾きました。
はずむようなスイング感を出して、自由にメロディーを揺らして弾くことを楽しみます。

さて、「狩」が終わって、次にやるメインの曲は、夏の発表会に弾く曲「ティコ・ティコ」を少しやってみました。
今まで2年続けて、古典のピアノ曲「ソナチネ」から「ロンド」を弾いてきたので、今年はちょっと変わってラテンの曲を経験してみることにしたのです。
Y子ちゃんは、これまでも「バーナム」など、テクニックをきちんと練習してきたので、そのピアノテクを生かせる スピード感のある曲を、と考えました。
さあ、どんな感じにできるかな。