Y子ちゃん(小4):
コード演奏の「パフ」。
これは、1960年代にPPM(ピーター・ポール&マリー)という男性2人、女性1人のユニットが歌ってヒットした曲です。
舞台設定はメルヘンで、友情とペーソスに満ちた歌詞が何番にもわたって続く歌だけど、単なる子どもの歌というより、ベトナム戦争への反戦歌としてのフォーク、という位置づけもあって、若者も大人もみんなが愛唱した歌だったのです。
Y子ちゃんは、2コーラス繰り返して終わっていたので、
「この歌、終わりの方に、悲しいところもあるし、3番はちょっと静かな感じで弾いてみたら?」と言ってみました。「この歌、知ってるんだよね?」
するとY子ちゃんは、「学校では習ったけど、内容は知らない」と言うのです。
「えっ、そうなの?じゃ、このタイトルの『パフ』はわかるよね?『ジャッキー』は?」
いろんな質問をしてみましたが、Y子ちゃんは「うーん、なんだかよくわかんないで、ただ歌ってた」というのです。
「なーんだ、知らないで歌ってたのか」
私はびっくりして、早速 手近にあった絵本を見せながら「パフ」の説明をしました。
「パフって、恐竜だよ。こんな感じの。(Y子ちゃんに見せたのは、日本の児童書『もりのへなそうる』です)こうやって、海辺の街ホナリーで、ジャッキーっていう男の子と出会って 友だちになるの。二人はすっかり仲良しになって、毎日船に乗ったりして遊ぶんだけど、そのうちジャッキーは大人になって、もう遊びにこなくなってしまったの。パフはひとりぼっちになって、悲しく暮らすの」
「えーっ、じゃ、パフって悲しい歌なの?!」
「そうよ。最後は悲しいのよ。ピーターパンみたいに」
そうです。悲しいパフ。
みんな、知らないで歌ってた?
ここに「パフ」の動画を貼るので、ぜひ見てくださいね。
パフ・魔法のドラゴン
後記:HPに「あの曲の由来」と題し、パフのことを書きました。パフの背景を詳しく載せたので、興味のある人は見てくださいね。
コード演奏の「パフ」。
これは、1960年代にPPM(ピーター・ポール&マリー)という男性2人、女性1人のユニットが歌ってヒットした曲です。
舞台設定はメルヘンで、友情とペーソスに満ちた歌詞が何番にもわたって続く歌だけど、単なる子どもの歌というより、ベトナム戦争への反戦歌としてのフォーク、という位置づけもあって、若者も大人もみんなが愛唱した歌だったのです。
Y子ちゃんは、2コーラス繰り返して終わっていたので、
「この歌、終わりの方に、悲しいところもあるし、3番はちょっと静かな感じで弾いてみたら?」と言ってみました。「この歌、知ってるんだよね?」
するとY子ちゃんは、「学校では習ったけど、内容は知らない」と言うのです。
「えっ、そうなの?じゃ、このタイトルの『パフ』はわかるよね?『ジャッキー』は?」
いろんな質問をしてみましたが、Y子ちゃんは「うーん、なんだかよくわかんないで、ただ歌ってた」というのです。
「なーんだ、知らないで歌ってたのか」
私はびっくりして、早速 手近にあった絵本を見せながら「パフ」の説明をしました。
「パフって、恐竜だよ。こんな感じの。(Y子ちゃんに見せたのは、日本の児童書『もりのへなそうる』です)こうやって、海辺の街ホナリーで、ジャッキーっていう男の子と出会って 友だちになるの。二人はすっかり仲良しになって、毎日船に乗ったりして遊ぶんだけど、そのうちジャッキーは大人になって、もう遊びにこなくなってしまったの。パフはひとりぼっちになって、悲しく暮らすの」
「えーっ、じゃ、パフって悲しい歌なの?!」
「そうよ。最後は悲しいのよ。ピーターパンみたいに」
そうです。悲しいパフ。
みんな、知らないで歌ってた?
ここに「パフ」の動画を貼るので、ぜひ見てくださいね。
パフ・魔法のドラゴン
後記:HPに「あの曲の由来」と題し、パフのことを書きました。パフの背景を詳しく載せたので、興味のある人は見てくださいね。