HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ノリ感・フレディズサンバ🎵

2010年03月23日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Mちゃん(小5):
ソロ曲の「フレディーズ・サンバ」。
こういう曲が似合ってる、と先生が見込んだ通り、いいノリで順調に進んでいます。
今日は、宿題だった前半をちゃんと覚えてきたので、それに少しずつアレンジを加え、さらに形をつけていきました。
「2回目に繰り返したときには、ここにスケールを入れてね。そうして・・・」と、先生は「仕上がりパターン」を弾いてみました。
「こうやって、ペダルを入れて、テンポを早くして、リズムに乗って・・・
すると、たちまち曲は リズミカルに流れ出します。
「おお~サンバらしくなった\(^O^)/
思わず拍手するMちゃん。
来週は春休みでレッスンはお休みになるので、2週間の間がんばって、こんな風にかっこよくできるようにしてきてね、ということになりました。

「曇りのち、快晴」は、Mちゃんも好きな曲です。
Mちゃんも 嵐が大好きなのです。
Mちゃんはベテランなので、ピアノパートをやってもらうことにしました。
まず、しょっぱなのグリッサンド!
それから、シャッフルのリズムを作る、大事なバンプのバッキング。
この、ピアノのリズムで、曲全体のノリが決まります。
OK! コード、リズムともにいい感覚のMちゃんは、思ったとおり上手に弾いてくれそうです。
途中でメロディーを弾く出番があったり、フェイクを投入したりと、曲全体のイメージづくりに重要なカギを握っているのだ、このピアノパート。

M3ちゃんのリードボーカル、Mちゃんのピアノサポートが中心となれば、きっと「」、成功できると思います!
がんばってね。

リードボーカル

2010年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小5):
きょうは、Mちゃんとのジャンケンに負けたので M3ちゃんから先にレッスンです。
ソロで弾く「カノン」のレッスンが終わって、先生は言いました。
「じゃ、あれやろう。みんなで弾く・・・『晴れのち曇り』じゃなくてなんだっけ」
「ちがうよ、『曇りのち、快晴だよー なんか変だと思った』とM3ちゃん。
「『晴れときどきぶた』っていう本、あるよね」とMちゃん。

この曲は、「嵐」の大野くんがソロでうたってる曲で、嵐大ファンのM3ちゃんの強い希望で 全員合奏に採用したものです。
だ・か・ら
「Mちゃんはメロディーパートだよ。リードボーカルだからね」と 役割を与えました。
先週までは「メロディーなら簡単だ」と喜んでいたくせに、リードボーカルと言われた途端に「えっ リードボーカル!やだ・・・リードボーカル、Tに譲る・・・」とびびり出したM3ちゃんです。
なーに言ってんのさ。キミがやらんで誰がやる。
M3ちゃんが、みんなをリードしていかなきゃダメでしょ。

時々、こうして弱気になる(自信のない)M3ちゃんなので、それを克服してもらいたいと思います。
誰よりもこの歌をよく知ってて、大好きであるM3ちゃんに、ぜひリードボーカル(キーボードですが)を務めてほしいと思います。
がんばってね!

大人物Tくん

2010年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小4):
Tちゃんのレッスンが半分くらい過ぎた頃、Tくんがやってきました。
「今日、学校から帰ってきて家に入ろうとしたら、鍵わすれてて入れなかった。だから、そのまま来た」
と、学校からの持ち物そのまま、着の身着のままで やってきたのでした。
「そうか。楽譜も何ももってないんだ」
「うん」
「で、体だけ来たんだね。でもよく来てくれたね
楽譜がないし~、行くのヤダ・・・となってしまうのが普通かもしれないのに、Tくん、よく来てくれました。大物だ。
「ドラクエ、はじめのところは暗譜してるし」といいながらピアノに向かいます。
この間レッスンした、最初のファンファーレの部分は、もうしっかりマスターしていました。
堂々とした響きで、ぱんぱかぱーんと弾きましたが、もうそこで終わり。楽譜ないから。
「残念!こんなに上手なのに、先に進めないね しょーがない。あと、また一人で練習しておいてもらうしかないね」
せっかくのドラクエ序曲、Tくんはピアノの響きを味わうように、何回か弾いてみました。
かえすがえす、残念。もっと進みたかったな・・・

夏のコンサートで、全員で弾く曲のアイデアが、ようやくできあがってきました。
「嵐」の「曇りのち、快晴」というシャッフルの曲を弾こうと思います。
で、コードに強いTくんには、エレクトーンでコード伴奏をやってもらいたいと思います。
試しに、コード譜を渡して弾いてみてもらったところ、初めてなのに もう最初の流れは だいたい覚えた感じです。
「すごいじゃない!さすがだ!うまい!覚え早い!」ここぞと、先生はほめまくり。
「やれそうだ
と、Tくんの頼もしいお言葉。たのむね!

さっき、妹のTちゃんが、連弾ソナチネの練習をしていて、
「これの楽譜があったら(教室で、先生の楽譜を見て弾いているだけで、自宅用の楽譜はあげてないので)いいんだけどな~」と言います。
「そうなの?じゃ、このページ、コピーしてあげようか?」
「うん」
それを聞いていたTくんが言いました。
「『うん』じゃないだろ。そういうときは、『お願いします』だろ。そして、コピーしてもらったときは『ありがとうございます』って言うんだよっ」
おおー、さすがだ。 頼りになるおにいさんだね~

ちびっこだと思ってたTくんを、「ホホゥ・・・」と見直した 今日のレッスンでした。

ミントの曲

2010年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小3):
ルーレットを回してバーナムのどの課題を弾くか選んだら、「12番」になりました。
各チャプターの最後の曲なので、難しいんじゃないか?!と思いがちですが、12番は以外に「曲」としてまとまっていて、弾きやすいものが多いのです。
左手が 穏やかな二分音符で ポ~ン♪ ポ~ン♪ と伴奏し、右手も四分音符で淡々と弾くような シンプルな曲がほとんどです。
楽譜を見ると、ゴチャゴチャ音が混み合ってなくて すっきりシンプルな印象。
この楽譜を見て、そして弾いてみたTちゃんは、「なんかミントみたいな」と表現しました。
なるほど、すっきりしてミントみたいな曲だね!

「トトロメドレー」、ずいぶん上手になりました。
最初の「さんぽ」はリズムもはっきり出て、音にも迷いがほとんどなく 最後までぐんぐんと弾いていけます。
このまま、つぎの「風の通り道」に突入か!と思ったとたん、
「あっ」と叫んで、Tちゃんは椅子から飛び降り、バタバタと部屋の隅へ走ったかと思うと、そこに置いてあった「厚底サンダル」を履きました。
「ペダル踏むんだから、コレ履いてなきゃ!
そ、そうだったね。最初から気が付いてればよかった・・・
もしこれが、発表会の本番だったらえらいことだ。
厚底サンダルの上げ底で、楽にペダルが踏めるようになったTちゃん、「風の通り道」の右手を なめらかに弾きました。
きっと、「ミントみたい」と思いながら弾いてるんだろうな~
「Tちゃん、来週は5週目で、ピアノお休みなの。2週間もあるから、『風の通り道』まで伴奏もつけて練習してきてよ」
「え~っ、難しいよ・・・」
「できると思うけどな。試しに、左手だけ弾いてみてごらんよ」
そう言われて、Tちゃんは、左手だけ弾いてみました。
「難しい!」と言うわりには、リズムも音符も、♭も 全部確実に弾けています。
やってみれば、Tちゃんには これぐらいの楽譜は初見で弾ける力がついているのです。
「ね?できたでしょ。これを、両手で弾いてきてよ」
「うん、できるかもしれない」
Tちゃん、お休み明けには、「ミントみたいな」風の通り道を完成してくれてるかな・・・