三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

最後のアトリエ。

2010年11月17日 | 鑑賞
先週の「相棒」。

泣いた。

相棒って毎シーズン1作はこういう切ない話があるんよねー。
さすがです。


画家を目指した二人の男の物語。

ひとりは夭折の天才。
もうひとりは70歳を過ぎても自分の絵を画廊に持ち込む。
なんだか身につまされすぎた。
私まだそんな歳じゃないけど。
多分、私も一生諦めなんかつかないだろうし。

ライバルで友人、
そういうのって実際はそうないと思う。
友人の死から55年経っても、
彼の絵を見て、その才能に嫉妬する、
ってさらりと言えるって、かっこいいなぁ。
そんなふうに認められる相手なんて、なかなかいない。
まして、互いにそう思えるなんて奇跡みたいな幸せかもしれない。
私が嫉妬するほど認めざるをえない友人は、まだ一人しかいない。
どこかで負けてない、って思ってるから。
まぁ、そのぐらいの根性がなくてやってけないでしょ。

音楽家の幸せなところは、一緒に作品を作る仲間にもなれるところ。

音楽家の不幸は、形ある作品を残せないこと。



さて。
今日の「相棒」も楽しみだぜ。
コメント
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