楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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あまちゃん

2013年11月13日 09時11分14秒 | つれづれなるままに考えること
朝の連続ドラマ「あまちゃん」は大人気の内に終わったようです。

次の「ごちそうさん」は、これを上回る人気だそうで、

なんと言っても、主人公の芽イ子、

現代っ子で何事にもめげず、

ケロッとしているところがすくわれます。

さて、このドラマの中で大阪のお吸い物の出汁が、

昆布とカツオ節のどんな組み合わせか、

いろいろな組み合わせを、ズラリとテーブルに並べ、

味を徹底研究するシーンがありましたが、

これだけ研究するとおそらく食の専門博士になれる。



探究心=好奇心で、発明王トマス・エジソンがインタヴュウに応じて答えた、

「Inspiration is perspiration」(ひらめきは絞りだした汗だ)を思い出します。

つまり、ひらめきはあるとき突然出てくるものではなく、

努力に努力を重ねて汗をかきかき勉強したすえに、

頭の中でいろいろな知識が混ざり合って、

その中からAとB、あるいはDとZなど、を組み合わせたら、

あるいはZとB、の組み合わせにしようか、

あらゆる組み合わせから、

搾り出すようにしてできるものだ、と言ったものです。

伝記によると、彼の勉強は一日24時間中16時間を勉強に没頭したと言う。



人は誰でも生まれてきたときは、同じ才能を持って生まれてくる。

育ち方は、人それぞれ千差万別であるが、上手におだてて勉強させ、

16時間でなくとも、せめて6時間集中すれば(それも毎日)、

人間社会で上位5%くらいの中に入れると思われる。

才能は同じなのに、それを使わないで磨かなければ、

みんな同じでミーちゃんハーちゃんの仲間に入る。

そしてこの世を動かして行くのは、このミーちゃんハーちゃんの大勢であり、

ミーちゃんハーちゃんが上位5%の人を動かして、

(あるいはこの上位5%の人に動かされて)

より良い生活を作るようにしているように思えて仕方が無い。



人は生まれて天から平等に与えられたものに時間がある。

その限られた時間をどの様に使うかによって、一生がまるで変っていく。

時間は大切、上手に使った人、だらだら使った人、

子供の時はいい加減に扱い、成人してから猛烈に大切にした人、

人によっていろいろであるが、

後で後悔しない様に、無駄にしないで今を一所懸命に過ごす、

これ以上自分の能力では処理できないくらい命がけで過ごせば、

有能な人になることが出来ると思われる。

これをいち早く覚った人が成功する確率は高い。

「今を大切に使う」これが禅宗で言う「而今」だ。



しかし、人間はいつも楽をしたがる、睡眠時間を削ってまで勉強する人は少ない。

どんなことにも後悔しないよう一所懸命に行動することは、

なかなか難しいことですが、それをやって見せている、

ドラマ「ごちそうさん」に期待したい。



コメント (12)
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