楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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ブドウ

2015年09月23日 09時00分55秒 | 日記
武道館ではない。

食べる果物の葡萄のことだ。

我が家では、朝食時にバナナと季節の果物を最後に食べる。

その果物を買ってくる役目が、いつの間にかボクの仕事になってしまった。

バナナは毎日一本、季節の果物は、いちご、サクランボ、メロン、スイカ、桃、ブドウetc.から一品。


今の時期はもっぱらブドウであるが、ブドウも、

デラウエア、スチューベン、巨峰、ピオーネ、マスカットベリーA・・・

ボクは食べるのに面倒なものは好きではない。

魚は骨があって出さねばならないし、ブドウは皮とタネを出さなければいけないから、

どちらかと言うと好きになれない。

魚の骨なしは見当たらないが、品種改良されて果物はタネなしが目立つ。

スイカ、柿など、ブドウもその域にある。


今の時期は、巨峰やピオーネである。

うちのカミさんはブドウが特に好きである。

ボクは前述したように、ブドウは皮があるから好きとは言えない。

ブドウも粒の小さいものより大きいものの方がボクは好きだ、

皮を剥く手間が省けて口に入る量が多いからだ。


ブドウの好きなカミさんは、ボクが食べるよりはるかに多い量を早く食べる。

デラウエアのような小粒なブドウは、5~6粒一度に口に入れて、

タネと皮をまとめて出すのだ。

「そんなこと良く出来るね。」というと、

「皮の中にタネを入れて出すことも出来る。」

と手品師のようなことも出来るらしい。

どんな舌を持っているのだろうか?

いくらなんでも舌を二枚持っている訳はない。

こちらで美味しいと言って置きながら、向こうで美味しくなかったなんてことは決して言わないからだ。



大粒な巨峰など、ボクは口に入れる前に、皮を丁寧に向いてから頬張るのに、

カミさんと来たら、皮ごとポイと口に入れ、あっという間に中身だけ食べて皮を吐き出す。

ボクが一粒、皮を剥くのに手間取って食べる間に、カミさんは三粒くらい食べてしまう。

「好きこそものの上手なれ」とは言うが、これには舌を巻いた。



所が魚になると、こう要領よく行かない。

不器用なボクが小骨を取る時間より、カミさんはもっと時間がかかる。

だから我が家では小魚が食卓に上ることは少ない。

せいぜい鯖、アジくらいだ。

それでも食べるよりも、骨についている身の方が多い位だ。

骨ナシなら何でもよいが、どんなに改良しても、

骨なしの魚は開発できない。

もし出来るとしたら、その頃は人も骨抜きになっているに違いない。











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