楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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W.C.

2018年09月01日 04時10分22秒 | つれづれなるままに考えること
W.C.とはwater closetのこと、辞書を引くと、水洗便所。

water はご存知の通り水のことで、closetは個室。

水の個室→水洗便所となる。

日本では、WCと書いて公衆水洗便所をさす場合が多い。


人間でなくとも、あらゆる動物は生きるために食べ物を身体に入れて、

そして排泄する。

排泄するものを便と言っているが、生き物はすべて排泄する。

そして人の場合は排泄する場所を決めていて、その場所を便所と言う。


トイレほど沢山な呼び名のあるものも少ない。

トイレに始まって、便所、WC、お手洗い、洗面所、

後架(こうか)、漱石の「吾輩は猫である」に出てくる。

厠(かわや)、中国へ行ったら「男厠」「女厠」と、

男女用のトイレを分けて記してあった。

雪隠(せっちん)とも言う。将棋で言う雪隠詰めに使われる。

王将が隅に追い込まれ、身動きできなくなったことを指す。

身動きしないでしゃがみ込むからだろうか・・・・。


何処で読んだか忘れたが、天皇家では「およそよそ」と言うらしい。


日本語でもたくさんあるが英語ではどうかと思って辞書を調べたら、

先ず、トイレット(toilet)、

個人の家ではバスルームやウオッシュルーム(bathroom, washroom)、

考えてみたら、昔、アメリカ人将校の家にお邪魔した時、

借りたトイレがお風呂と一緒で驚いたことがあった。

外国旅行のトルコへ行った時は、ホテルのお風呂にトイレが共存していた。

なお驚いたことに、すぐ横にホースが伸びていたことだ。

何に使うのかと言うと、お尻を洗うのに使うらしい。

用が済んだら、ホースでお尻に水をかけ、

左手でお尻の穴を洗い清めると言うのだ。

トルコのエフェソス遺跡に、古代の公衆便所があったが、可愛いガイドさんが、

その公衆便所に座って用を足すしぐさをして見せた。


お仕事とは言え、この可愛い若いガイドさんにはお気の毒だ。

用を足し終わって、その後、足元の溝を流れる水を右手ですくって、

お尻に水をかけて、左手で洗う。

ガイドさんが座った穴を覘いてきたら、下はかなり深い穴で水が流れていた。

日本と違って溜めてあるのでは無かった。



公共の建物・ホテル・レストランなどではレストルーム

(restroom、 lavatory, lounge, water closet)、

街角や公園などではcomfort station, (public) conveniencesなどが用いられるらしい。

英語でも日本語でも呼び名は七つも八つもある様だ。






コメント (8)
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