散歩の途中にある小学校、先々週の土曜日に運動会があった。
ご両親が我が子の成長を応援に来ていた。
11/7日の土曜日には、運動場の片隅にある池で、
三人の生徒が釣り糸を垂れ、他の子供たちは見学。
女子先生は網を持って、釣り上げる獲物をすくう様子。
釣り糸の先にはイカが結びつけてあり、
どうやらアメリカザリガニを釣り上げようとしている模様。
三人のうち一人が、竿を上げて女の先生が空中でイカを掬って見せた。
中には餌以外には何も入って居ない。
見物の生徒たちからヤジが上がった。
もう一人が釣り上げたが、
これも餌になるイカだけを先生が網ですくった。
どうも先生も生徒たちも、ザリガニ釣りの経験が無さそうだ。
水中でザリガニは餌をハサミで挟んで口に持っていく、
その時に手ごたえがあり、そっと糸を引き上げると、
ザリガニは、餌をハサミで挟んで離さないように持つが、
水面に出ると餌を放し、尻びれを叩いて水中にもぐってしまう。
ザリガニを水面上に持ちあげるには、
相当食い意地の張ったザリガニで無ければ、
水面の上まで着いてこない。
だから水中でザリガニが餌を離さない内に網ですくって、
取り上げるのが、この釣りの経験ある人のやり方なのだ。
これでは、いつまで経っても吊り上がらないだろうと、
その場を離れた。
散歩が終わって、帰る時には、池の周りには誰も居なかったので、
きっと一匹も釣れなかっただろうと思った。
道路を進んで角を回り、校舎の裏側へ出ると、
今度は、どうもジャガイモを掘っているらしい。
男の先生が、クワを手に土を掘っている。
芋が出てくるらしく、生徒が土に手を出すと、
先生の罵声が飛んできて、
「手を出すな、クワで手が切れちゃうぞ!」
先生も子供たちも、農作業をしたことがなさそう。
だから教えるための芋堀りなんだろうが・・・・。
掘りだす前にきちんと説明して置くべきだと思った。
子供の好奇心はとどまることを知らないようだ。